【感想・ネタバレ】蒼い乳房のレビュー

あらすじ

身体は日ごとに成熟してゆく。胸も豊かに色づいてきた。だが、彼女は外の世界をまだ恐れていた。ロシアの血をひくその容貌が、好奇の視線を集めてしまうから。薫、あなたは恋を知らぬ少女だった。『海猫』を甦らせた表題作をはじめ、現在まで描いてきた短編より選びぬいた、オリジナル作品集。純粋さ、喪失感、静謐な喜び、癒えぬ哀しみ……。恋愛にはきっと、人生の全てがある。

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Posted by ブクログ

十作品がラインナップされた短編集。
「海猫」の主人公が大人になる前を描いた、
表題作「蒼い乳房」は、
本編を読んだ後の方がしっくりくるだろう。
色をタイトルに使った作品が多いが、
どれもサラッとしすぎていて、
私には強烈な色彩が浮かばなかった。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

著者自身が選んだ10作品からなる短編集です。
生きるってことは不自由なものですね。ひとを愛するってことも、そうかもしれません。いろんなしがらみに絡めとられて、いつしか純粋な愛を見失ってしまいます。それでもやっぱり、好きにならずにいられない。。。。。ひとそれぞれが抱える孤独は、埋めようがないのに・・・・・・。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

短編集。「海猫」の薫の少女時代を描いた表題作の他に、北海道を舞台にした作品が続く。ジンギスカンが食べたくなる。。

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2009年10月04日

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