小林よしのりのレビュー一覧
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昭和20年9月9日、昭和天皇から皇太子殿下(今上天皇)へ宛てた手紙「手紙ありがたう しっかりした精神をもつて元気で居ることを聞いて喜んで居ます 国家は多事であるが 私は丈夫で居るから 安心してください 今度のやうな決心を しなければならない事情を早く話せばよかつたけれど 先生とあまりにちがつたことをいふことになるので ひかへて居つたことを ゆすしてくれ 敗因について一言いはしてくれ 我が国人が あまりに皇国を信じすぎて英米をあなどつたことである 明治天皇の時には山縣 大山 山本等の如き陸海軍の名称があつたが 今度の時は あたかも第一次世界大戦の独国の如く軍人がバツコして大局を考へず 進むを知つ
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Posted by ブクログ
今更!?と言われたが、今更でも読んでおいた方が良かった。日本を語れない大人にならないための、思考停止を解く一冊。
授業では昭和の時代ってさらっと終わり、TVや新聞で見る戦争が全て。戦国時代や三国志とは違い、まさか50年前の歴史理解にバイアスがある可能性なんて、思い至らなかった。祖母と私の戦争観は随分ずれているのかも。
それは現在でも同じで、被例えば災地のことすら、私は一片の情報からしか理解をしてないはず。マスコミの情報が世界と全てと信じてはいけない(さすがに思わないけど)。まず知り、動き、考える。その努力を止めてはいけないと、強く感じた本。 -
Posted by ブクログ
10年前の本である。
だが、内容としては、今読んでいても、思考の古さを感じない。むしろ、リアルタイムに感じられる。
哀しいかな、それぐらい社会意識はまったく成熟していないのだな。
技術ばっかり進んで、肝心の人の意識はおいてけぼりなんだな。
いや、むしろ、技術が進むからこそ、人は置き去りにされているのかもしれない。
個と公。
発端が「戦争論」だったこともあり、まったく見当違いの方向にぶっ飛んでる阿保な知識人に流されることなく、その内実の意味をしっかりと読み取れれば、時間・時代という流れからはまったく別次元の位置で漂い続ける「人としての常識」を至極当たり前に書いていることがよくわかる。
い -
Posted by ブクログ
いまや国際的には常識となりながら、当事者である日本人が忘れている「東京裁判は法的根拠の無い、勝者による日本への復讐と見せしめのためのショーであり、そもそも裁判として成り立っていない」という事実。その裁判にいわゆる「A級戦犯」として起訴された人々はいかにして選ばれ、裁かれたのか?そもそもいわゆる「A級戦犯」とは何なのか?いわゆる「A級戦犯」となった28人一人ひとりに焦点をあて、当時の時代背景とともにその人物像や思想に光をあてた一冊。当時の日本人が何を思い、何を次の世代(我々)に伝えようとしたのかを忘れてはならない。東京裁判で判事をつとめたパール氏の「東京裁判の影響は原子爆弾の被害よりも甚大だ。」
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Posted by ブクログ
小林よしのりは見てくれがキモヲタっぽくて興味が持てなかった
でもここ最近ネットで見て興味を持った
昔ワシズムって本を買ったけど読まずに放置してたのを
読んでみたらおもすれーwwwだった。。
でもって本屋にいって買ってみた。。。
買って正解だった。。。私が間違ってた。。。
人を見た目で判断してはいけませんね。。。
つーかこの人って実はすごいんじゃないの?????
そこら辺の学者とかよりすごいんじゃないの?????
すんごい衝撃的な感じはないけどじわじわきている。。。
もう漫画なんて買わないって思ってたんだけど
買い揃えようかと思っている。。。お金が追いつかないにょー