小林よしのりのレビュー一覧
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還暦を迎えても衰えぬアイドルに対する愛を、AKB48という一アイドルムーブメントの実情と問題点を、ヲタ活(アイドルファンとしての活動)の一環として世に問うという凄まじ過ぎる作品です。
思想漫画家として国内だけでなく海外にも極右漫画家としてアジテーターのごとく報じられてしまっている小林氏が、なぜに、ま...続きを読むPosted by ブクログ -
天皇陛下あっての日本。皇室がなくなったら日本ではなくなってしまう。その危機感をもっと日本人自信が持たなくては。男系とか女系とかではなく、直系でいいではないか。Posted by ブクログ
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チェック項目6箇所。アイヌ系同士の夫婦は数%しかいないらしく、アイヌ系と「和人」(非アイヌ系)の結婚が90%超だというのだ。北海道の歴史の区分は「日本史」とは異なる、日本史では、紀元前3~4世紀頃、縄文時代から弥生時代に移行する、しかし寒冷な北海道には稲作が定着せず、ついに弥生時代が来なかった、金属...続きを読むPosted by ブクログ
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チェック項目14箇所。ダライ・ラマは共産主義に警戒が薄くて「宗教は毒だ」という毛沢東の言葉でやっと気づいたが、結局、中国にチベットは侵略され、ダライ・ラマは国外に追われてしまった。日本という国は、古代から常に「あ、そう」と言いながら、異国の文化を一旦は懐深く受容し、自家薬籠中のものとして変容し、ある...続きを読むPosted by ブクログ
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ブラジルの日経移民の話は衝撃的だった。ただ、これほど情報が氾濫している今でも自分の信じたくない情報には耳をふさいでしまう人はたくさんいるし、自分への自戒としたい。Posted by ブクログ
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読み終わって、絶望と希望、諦めと試行錯誤、とにかく、これからの日本人に突きつけられるであろう、あまりにも厳しい現実を認識させられる傑作。日中戦争やTPP、皇室問題や原発再稼動議論など、どうしてこれらのことから目を逸らしてこれからの100年を日本人が生き抜けるのか、何の問題提起もない中で、非常に失礼な...続きを読むPosted by ブクログ
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チェック項目10箇所。東条英機……「勝者の裁判はうけたくない。勝者の勝手な裁判を受けて、国民の処置を誤ったら国辱だ」、開戦当初、勝ってた時は「我らの東条さん」と、庶民にも人気だった東条だが……終戦後は日本一悪評の人だった、負けたとたんに国民は手の平を返した。東条は戦争回避のため首相になった、だがすで...続きを読むPosted by ブクログ
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古本屋で購入。著者の最大のヒット作らしい。
タイトルもタイトルだし意見に賛同するかは別として、もう本当に知らないことばかりだなぁと思わせられる1冊。多くの人が読んだほうがいいと思った。
戦争という手段は褒められないけれど、本当にその手段しかなくなったときに、故郷を守るために闘うことはできるのか。過去...続きを読むPosted by ブクログ -
昭和天皇が崩御された時、私はまだ小学生で『あ、そう』と仰るおっとりとしたおじいさま、という印象しかなかった。その後歴史を学び、天皇の政治関与の度合いにびっくりしたものだったが、この本を読んで、私の知っていたことがいかに浅いものだったのか‥今までのイメージを大きく変えた一冊でした。
終戦からサンフラン...続きを読むPosted by ブクログ -
最近の政治家の右傾化を、よしりんが憂う。良い本だった。最近の作品には以前にも増して、気迫がこもっている。
確かに右より主張が多いのが気になる。政治家もメディアもチョット前なら信じられないくらい右よりになっている、しかも言うだけ・・・。戦前の「近衛首相待望論」が盛り上がった時代と重なるという指摘にも同...続きを読むPosted by ブクログ -
最近読んだ本の中で一番おもしろかった。
教養のある大人がマジメにアイドルにハマり、政治まで絡めて議論するバカバカしさ。
エヴァンゲリオンの謎解きをサイト上で議論するのに似た、二次的な楽しみ方という感じ。Posted by ブクログ -
たった200人程度のスペイン人が何故、南米最大の帝国を滅ぼすことが出来たのか。それは帝国が内部分裂していたからです。帝国の造反分子が、「敵の敵」であるスペイン人に見方したんですね。
でも、その手引きした人たちの本当の敵はどっちだったのでしょうか。皇帝だったのか、スペインだったのか。
本当の敵...続きを読むPosted by ブクログ -
小林よしのりの著作品でいちばんの衝撃作はこれだと思うのですが、実はなぜか読むことなく、今日まできて、「天皇論」から、ハマってたどりつきました。
私自身、すっぽりと幼少時からの自虐史観にハマっていて、その洗脳たるや
恐ろしいものだと思っています。
戦争は誰もしたくはないし、行きたくはないが、特攻隊...続きを読むPosted by ブクログ