小林よしのりのレビュー一覧

  • ゴーマニズム宣言SPECIAL 反TPP論

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    今までTPPを反対する合理的理由は全く思いつかなかったんだけど、この本読んで、少しは思いつくようになった。

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    2013年01月17日
  • 新ゴーマニズム宣言SPECIAL 戦争論

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    古本屋で購入。著者の最大のヒット作らしい。
    タイトルもタイトルだし意見に賛同するかは別として、もう本当に知らないことばかりだなぁと思わせられる1冊。多くの人が読んだほうがいいと思った。
    戦争という手段は褒められないけれど、本当にその手段しかなくなったときに、故郷を守るために闘うことはできるのか。過去の歴史を悪だというのは簡単だが、今の暮らしがあるのも命をかけて守るものを守ってくれた人がいたからだ。
    いやいや、この本(漫画)はおもしろいわ。

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    2013年01月13日
  • ゴーマニズム宣言SPECIAL 昭和天皇論

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    昭和天皇が崩御された時、私はまだ小学生で『あ、そう』と仰るおっとりとしたおじいさま、という印象しかなかった。その後歴史を学び、天皇の政治関与の度合いにびっくりしたものだったが、この本を読んで、私の知っていたことがいかに浅いものだったのか‥今までのイメージを大きく変えた一冊でした。
    終戦からサンフランシスコ講和条約までの大きな役割はもちろん、特に各地での御巡幸のくだりは涙が止まらなかった。ご崩御の際、日本じゅうがものものしい雰囲気に覆われていた意味がやっと理解できた気がする。著者の強い主張を差し引いても、日本人として知っておかなければならないことが、マンガというわかりやすく親しみやすい形で表現さ

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    2013年01月05日
  • ニセモノ政治家の見分け方 ゴーマニズム宣言RISING

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    最近の政治家の右傾化を、よしりんが憂う。良い本だった。最近の作品には以前にも増して、気迫がこもっている。
    確かに右より主張が多いのが気になる。政治家もメディアもチョット前なら信じられないくらい右よりになっている、しかも言うだけ・・・。戦前の「近衛首相待望論」が盛り上がった時代と重なるという指摘にも同意できる。もう、聞こえのよい言葉、威勢のよい主張ばかりの言う「気合いだけ」政治家にだまされないよう、自分も大勢に流されていないか、日々考えながら日本の問題を考えてみようと思う。
    「あとがき」より引用
    ニセモノは個人で発言することができない。
    一人で圧倒的多数を敵に回して戦うことができない。
    仲間と群

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    2012年12月30日
  • AKB48白熱論争

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    気になった論点とかをノートにまとめていたら4ページにもなりました。本当は皆さんにも本書を読んでもらうのが一番なんですけど、宣伝も兼ねてその中のいくつかを紹介します。

    1.「ゆきりんに居場所がない」問題。優子→あっちゃんのいないAKBを守るという物語。まゆゆ→次世代センターの本命。ゆきりん→前田政権での有力閣僚だったけどナンバー2ではないので後継者にはなれない。

    2.大島優子には「嫌われる才能」がない。アンチがいるからスターが生まれる。あっちゃんと違い、優子にはアンチがほとんどいない。

    3.よしりん「AKBの選挙には同情票が膨大にある。単なる美少女コンテストで票を入れていない」

    4.総選

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    2012年12月24日
  • AKB48白熱論争

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    最近読んだ本の中で一番おもしろかった。
    教養のある大人がマジメにアイドルにハマり、政治まで絡めて議論するバカバカしさ。
    エヴァンゲリオンの謎解きをサイト上で議論するのに似た、二次的な楽しみ方という感じ。

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    2012年12月02日
  • 新ゴーマニズム宣言SPECIAL 戦争論

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    たった200人程度のスペイン人が何故、南米最大の帝国を滅ぼすことが出来たのか。それは帝国が内部分裂していたからです。帝国の造反分子が、「敵の敵」であるスペイン人に見方したんですね。

    でも、その手引きした人たちの本当の敵はどっちだったのでしょうか。皇帝だったのか、スペインだったのか。

    本当の敵が誰なのか、それは本当の味方というか守るべきものがわからないとわからないという事なのでしょうね。今、それぞれのグループは何を守ろうとしているのかっつーか。

    紅軍は、あれだけ国軍と争っていましたが、日本を追い出すのは「国共合作」で成功しました。ベトナムも、歴史的には中国とは微妙な関係だったと思いま

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    2012年11月26日
  • AKB48白熱論争

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    ネタバレ

    (印象的な箇所)
    <ソーシャルメディア時代のアイドルAKB>
    ・AKBはマスメディアに頼らず、ソーシャルメディアを駆使して、ファンとアイドルの新しい関係を作った。
    ・AKBは、おにゃんこやモーニング娘。に似ていると言われるが、ガチの度合いが全然違う。
    ・おにゃんこもモー娘も、所詮フェイク・ドキュメンタリー。楽屋の生の様子を視聴者に見せているようでいて、製作者側が何を見せるか、繊細にコントロールしていた。
    ・AKBは、もうフェイクじゃない。ガチの人気競争をファンに見せている。毎日劇場で公演して、女子たちにGoogle+やブログを好き勝手に更新させることで、アイドルの日常をソーシャルメデ

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    2012年11月04日
  • 新ゴーマニズム宣言SPECIAL 戦争論

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    小林よしのりの著作品でいちばんの衝撃作はこれだと思うのですが、実はなぜか読むことなく、今日まできて、「天皇論」から、ハマってたどりつきました。

    私自身、すっぽりと幼少時からの自虐史観にハマっていて、その洗脳たるや
    恐ろしいものだと思っています。

    戦争は誰もしたくはないし、行きたくはないが、特攻隊の死にはとても崇高な精神を感じて、先の日本軍を軽んじるのもどうなんだろうか?
    本当のところ、日本って戦争で何をしたのか?されたのか?

    これを振り返ることなく、今も未来もない・・・そんな気がしています。

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    2012年10月30日
  • 新ゴーマニズム宣言SPECIAL 「個と公」論

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    何がおもしろいか?というと、自説・持論に反論する評論家や学者への明快な回答の連発である。

    権威主義で生きる学者からの、執拗な妬みを伴った攻撃への応酬はすごい。
    小林さんがものすごく勉強しているのはよく伝わってくる。

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    2012年10月21日
  • AKB48白熱論争

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    その昔、カルトQという一般人には絶対分からないマニア向けの難問ばかりのクイズ番組がありました。わからないけど、なんかもう回答者の無駄知識がすごすぎて面白いという番組。この本の面白さはあの間隔に似ている。マニアの熱さは伝わるよ。しかも社会的にも論陣はったりする人たちだから説得力もすごい。こういう大人は楽しいだろうなぁ。

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    2012年10月11日
  • 新ゴーマニズム宣言SPECIAL 靖國論

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    自虐史観による影響が多大なのは、歴史教科書とこの靖国神社だと思う。

    韓国や中国は、靖国神社に位牌や遺骨があると思い込んでいるのだが、
    あるのは「魂」だけ。
    魂の存在を信じないなら、靖国への戦犯合祀や参拝に文句つけるな、という主張が痛快であった。

    靖国の合祀問題を考えるには、それ以前に、戦争責任や東京裁判について理解を深める必要がある。

    小林さんの「戦争論」「パール真論」「昭和天皇論」をお勧め。

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    2012年10月02日
  • 新ゴーマニズム宣言SPECIAL 台湾論

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    これは台湾の国造りの物語へとアプローチした一冊。
    元は10年以上前に描かれていますが、古びることなく読めました。

    マンガという形態ではあるものの、一つ一つの内容が濃く、
    読む解いていくのに、非常に時間かかりました。

    中でも印象的であったのは、李登輝氏が登場するシーン。
    その著書『「武士道」解題』での人柄そのままに、見えました。

    戦前に日本人として生まれて、戦後に台湾の民主化を成し遂げた人物で、
    国父ともいえる方ですが、ベースにあるのは現地の人が"日本精神"と呼ぶモノ。

    海に囲まれた国はどこか、類似性があるのでしょうか。
    大らかで多様性に富み、戦前の日本の植民地時代の

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    2012年09月10日
  • 新ゴーマニズム宣言SPECIAL 戦争論

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    7年ぐらい前に読みましたが、1998年に発行されたもの。増刷され続けもう80刷程になるとか。左寄りの方々は、やれ侵略戦争だなんだと日本の悪事については洗いざらい探し出して日本を批判するが、日本が行った善行については一切触れようとしない。あの戦争は決して侵略戦争ではなく、アメリカに仕向けられ(ハルノートで)「お前は死ね!」と言われやむなく始めたもの。日本に酷い事をされたと言われているのに台湾、パラオ、インドネシア等はなぜ親日的なのか。南京大虐殺の事実の捏造、従軍慰安婦、無茶苦茶な東京裁判等々、学校で教わったこととは違う事実・真実があります。もう自虐史観は結構です。日本人なら読むべきです。

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    2012年08月30日
  • ゴーマニズム宣言NEO 2 日本のタブー

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    これまた氏の視点から見た社会の闇が大爆発。
    いつもながらお見事。マスコミが本来の力を発揮してくれればいいのに、
    堕落しきってるから、ジャーナリズムに彼の様な人がいるのは貴重。

    彼もまた「強い」からこそ、ここまで切り込める。
    今回の問題は、「『自称』アイヌ民族」、そして「全体主義の島、沖縄!」。
    声が大きいものに従ってしまうのでなく、徹底的に議論できる
    何かを自分の力にするのも読書、そしてそこから生まれる習慣の魅力。
    漫画から取り入れたのは大きな収穫。

    今後もゴーマニズム宣言に注目していきたい。

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    2012年06月20日
  • ゴーマニズム宣言SPECIAL 反TPP論

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    漫画ってやっぱり説得力がある!アメリカが狙ってる、非関税障壁…。ほんとに恐ろしい。財界の声をバックに推し進めようとする政府も、国民にとってどれだけ有利か一切言わず、「第三の開国」とか言うだけ…。

    これじゃ、平成の不平等条約になること間違いないし、日本がアメリカの草刈り場なる。本気でつぶさないと。

    中学生以上の日本人は見るべき!どうせ漫画でしょ?
    そんなこと言ってないで…。

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    2012年05月19日
  • ゴーマニズム宣言SPECIAL 昭和天皇論

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    ネタバレ

    歴史というものは一方から見ただけでは全体像をつかめないと思う。視点をその当時の人々の立場によって変えると全然違って見えることが多い。毎度ながら読み応えがあるが、やはり目から鱗のことが多い。また同じ著者の「戦争論」を戦争を知っている父親に読ませた時、自虐史感による戦争や歴史の本ばかりしか知らなかった父が、こういう見方もあるのかと一種感動していたことを思い出す

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    2012年04月19日
  • ゴーマニズム宣言SPECIAL 反TPP論

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    自由化の美辞麗句のもと、日本の文化、コミュニティを破壊しても何とも思わず、自分達の利権、儲けだけしか考えないグローバル企業、経団連。理念など皆無、今やりくりするだけで精一杯、アメリカ追従だけの民主党。政界・財界とも、人の上に立つ資質・器のない人が上に立っている。日本の指導者層の質の劣化に愕然とする。何でこうなった…
    このままいけば、民主党と経団連は、彷徨い続ける日本に止めを刺し、後世まで汚点として語り継がれることになりそうだ。

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    2012年03月04日
  • ゴーマニズム宣言SPECIAL 昭和天皇論

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    昭和天皇のこと、何にも知らなかった。第二次大戦も、鈴木首相も阿南大将のことも知らなかった。読みながら涙が流れた。これ、ちゃんと学校で教えてもらったっけ?他の人の著書を読んでないからわからないけど、いずれにしても、もっとあの大戦のことをきちんと教育の場で伝えていくべき。戦争論や天皇論も是非読んでみたい。

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    2012年02月09日
  • ゴー宣SPECIAL いわゆるA級戦犯

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    すべてが『戦争論』につながっている。
    戦後史を深く理解するためにも必読の一冊。
    A級・B級・C級は罪の重さではない。そもそも東京裁判自体が裁判としてまったく成立していないことはこれを読めば自明のことだろう。

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    2011年12月03日