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『戦争論』ついに完結! 「自由と民主」の旗を圧倒的軍事力で掲げ世界を征服せんとするアメリカに、日本はこのまま追従していくのか? 瀬戸際の今、日本が守り抜かねばならないものは何か? それは生命よりも大切な価値ではないのか? アングロサクソンの暴走を止められるのは日本しかないことに、日本人よ、今こそ気づけ! 小林よしのりが、我が国の未来のために繰り出す、思想の最終兵器。
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Posted by ブクログ
日本国憲法の前文に「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼してわれらの安全と生存を保持しようと決意した。」と書いてあります。もしも、どこの国とも仲良くするということを実際に行うと、大変なモラリティの無い外交にならざるを得ない。どこの国とも仲良くするということは、たとえどんな酷い不正や非人間的なことが行...続きを読むわれていても、その国に対して制裁行動は起こさないで仲良くするということだ。これこそがモラリティ欠如の外交だ。抗議しても改めなかったらどうするのか。 といって、日本は武力行使はダメ、威圧もダメ・・・。 一体どうすればいいのか! 結局日本はモラリティのない外交しかできない。なんという憲法上の矛盾だろう。そこに日本国憲法の最大の欠点がある。 一切の価値判断をしない外交は、ごまかし外交です。 価値判断がないのだから何も言えない、ただ頭を叩かれてはひっこめる。 日本国憲法は、占領政策の一環で施行させられた憲法だから、サンフランシスコ講和条約締結とともに現憲法を改廃するべきではなかったのか。 日米同盟という縛りで、日本は戦争に巻き込まれることはなかったが、現在の日本に脅威は皆無とは言えない。米国の若者は、日本の為に血の汗を流してくれるのか疑問である。また、日米同盟に頼らざるを得ない日本も情けない。 「生命と財産」さえ守ることができるならば、「日本の誇り」を捨ててしまってよいのか。 悲しいことに現状は、日本の誇りを回復することなく自堕落にならざるを得ない。真の日本の復権と独立は、東京裁判の不当性を断罪し現憲法の改廃から自主憲法の制定しかないのかもしれない。 本書は、保守という名の「親米ポチ」に疑問を投げかける熱い書だった。 お薦めです。
戦争論3部作の完結編。 戦争論1,2での直接的な戦争論を足がかりに、現代も続く戦争を題材として、総括している。 強烈な表現、インパクトの強い画から、逆にこの書自身がプロパガンダの様相を呈しているように感じることもあるだろうが、そのような「表現」はあくまで導入(つまり客寄せ)と判断し、内容のみを冷静...続きを読むに見ていくと、なんのことはない、「人が社会で生きていくための道徳をちゃんと考えましょうよ」という至極当たり前なことを論じているにすぎない。 そこを誤読すると、著者の主張は、「右寄り」だの「戦争肯定論者」だのと受け取られるのだな。
戦争論最終章。 3冊読み終わると反米感情が噴出します。 危険な書です。 しかし、日本人なら読みましょう。
小林よしのり氏は、ついに結論を見いだした。 薬害エイズ、オウム真理教、歴史教科書、台湾論、戦争論1・2などの数々の問題や著作を通して小林氏は明確な結論に達したのではないでしょうか? 著書にも書いてありますが、それは、「伝統を守ること」。 日本において、戦前と戦後では歴史すなわち伝統が分断されてい...続きを読むることが、いろんな問題の根本であることを指摘しています。 私たちがここにある生命や、平和、豊かさは、決して偶然のたまものではない、先人達の命をかけた努力やその命によってかろうじて成し得たものである。 私たちはその先人達に感謝し、ありがたみを感じながら、今ある生を全うしようではないか。
誤解を恐れずに言うと、私はこの戦争論1.2.3は日本国民必読の本だと思います。 戦争だけでなく、国際問題についても考えさせられます。
また泣けました…。 すごく泣けました。 「戦争論」シリーズは泣けます。 よしりんくん…頭が良いんだろうなぁ…と言うか、勉強家なんだと思う。 今の世代が知るには難しいことを、こんなふうに伝えてくれる人、いませんでした。 おそらく賛否(わしは賛だし、否の人も一応発言は認めよう)両論あるんだろうけど、一度...続きを読む読むに値する本だ!
戦争に対して日本人は自虐的に捉えることが多いけど、この本を読んで戦ってくれた人たちを『誇り』に思えるような内容だった。日本人には長く続いた伝統・誇りがあることを再認識し、『日本に産まれてよかったな』と純粋に思えた。戦争から学ぶことは本当に多いと痛感した
立て続けに読んでいる且つ、読み終わってから数日たってしまったので、なんだかわからなくなっちゃっている…。はて、何と書いたらよいものか…。 戦争論の3巻。シリーズはこれで完結。 序盤は、あれ?ちょっとトーンダウンしたかなぁ?という印象だったけど、そこを過ぎると、次から次へとページをめくってしまいます...続きを読む。この本でそうなるということは、そんだけ無知ってことなんだと思いますが…。 以下、印象的なところをピックアップ。 日本は豊かである。それはアメリカのおかげ…のような印象があるんだけど、そうではないこと。 独裁という抑圧と、無秩序という自由はどちらが怖いか? 日本の戦後は秩序が乱れなかった。それは天皇の存在や、「公」の意識があったから。(このシリーズには度々「公」という概念が出てきますが、ここの解釈がなかなか難しい…。わかりそうでわからない、でも感覚ではわかる的な…) アメリカが解放したと言っているアフガン、イラクでは無秩序状態になっている。 国際法について。(戦争にはルールがあるが、破られまくっている。日本はルールを守ってきた方だが、負けたことによってあたかもルールを破ってきたかのように言われ続けている、など。 集団自決の真実について。(軍の命令があったのか?そうじゃないものも沢山あった) キリスト教による動物の扱い方(動物は食べるために存在、有色人種にも同等に近い扱いをする感覚が潜んでいる?) 大英博物館は侵略と歴史と成果。 世界の歴史は、差別の歴史。 特攻隊は無駄死にではない。(その背景事実) など。んー、もっかい読まないとダメかも…。
先の2冊の総括。前2作に比べ情緒的な描き方がされているように思う。私が海外で知り合った方たちに「あなたの国で一番すばらしい場所は?」と聞くと「自分の生まれた街」とほぼ100%返ってきたあの衝撃は忘れられないけれど、日本人って私も含めそうはなかなか回答できないですね。語学ができるようになってもこの自信...続きを読むのなさはまだまだ続くんだろうか?
ここまできたら3も読まねばなーと。相変わらず長いが2よりはまだマシかな。カタカナのサヨクのお話とか一読する価値はあるのではないでしょうか。
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