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圧倒的な称讃と共感、轟々たる非難と嫌悪で日本中を騒然とさせた史上空前の衝撃作『戦争論』の続編にしてさらなる問題作。日本はなぜ戦争をしたのか? 世界はなぜ戦争を繰り返すのか? そもそも戦争とは何か? 日本の戦争は本当に終わっているといえるのか? そして日本および日本人とは何なのか? 日本の行く末を変えた1冊。
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Posted by ブクログ
著者の全ての意見に賛成なわけではないが、これは面白い。やっぱり漫画は分かりやすいし伝わりやすいな。戦争論1が出版されたとき、左翼の反論が、漫画で伝えるのはずるい!プロパガンダ本だ!畜生!っていうしょうもないレッテル張りだった笑 第1部 戦争と現在の歴史観 第2部 歪められた戦後言論空間 第3部 情報...続きを読む戦争・冤罪対策 第4部 大東亜戦争・歴史検証 最終章 カミの国は死者の国でもある 著者のテーマとする所が、この戦争論2で大方固まったように思える 自分としては歪められた戦後言論空間に著者がこの本が発売された2021年にくさびを打ち込んだことと、第3部 情報戦争・冤罪対策を評価したい。著者も言っているがこのときはほぼ孤軍奮闘だった。それまでは左翼・共産主義者がやりたい放題嘘つき放題だったのだ。13章と14章で南京大虐殺が堂々と批判される。中国側の証言など何の信憑性もないこと。ジョン・ラーベは伝聞しか聞いておらず、私怨から反日虐殺話をでっち上げたこと。虐殺されたはずの南京で人口が増えること。数が問題だったがそれを論破されると話をすり替える左翼のこと。略奪や殺害や強姦を行ったのは中国兵や共産党員であること。百人斬りの話は捏造だったこと。ソ連兵がドイツ女性を強姦して妊婦が大量に発生したが、南京でそのような妊婦が出現しなかったこと等々現在では常識になってる南京のことについて初めて世に拡散した著者の功績は認めないわけにはいかないだろう 14章は南京虐殺の証拠と言われている写真をすべてではないが検証している。まず前提として証拠写真と呼ばれるものはいつどこで誰が撮ったのか不明の4次史料以下の何のために撮られたのかも分からない5次史料であること。生首ごろごろの写真を持ってきてこれが証拠だ!と息巻かれても何の証拠にもならない。それどころか中国側は日本側の写真を盗用しキャプションを捏造していることを指摘される。トリミングや塗りつぶしの技術も暴露される。ポルノ写真も何の証拠にもならない。中国娘が小遣い稼ぎで撮影OK出したんだなとしか思えない。当時の中国ではこのようなエロ写真を販売する闇業者が多数いたことは証明済みである。そして日本を悪に仕立て上げた元祖ニセ写真の話もある。線路に幼児が一人でいて泣いてる写真だ。これは当時アメリカのライフ誌に載せられ中国可哀そう、日本ゆるせねえ!の世論醸成の元凶となった。戦後の自分の歴史の資料集にも載ってたと思う。皇国史観の反省から歴史を厳密に精査する歴史学者(笑)ですわ。ニセ写真と嘘話を堂々と教科書に載せてんだもん。神武東征の話は捏造だと一蹴して載せないくせに。このような捏造空間の構築を著者は「中国はとにかく被害者である!」という神話を強化するためと、共産主義イデオロギー存続のために中国とその眷属である日本の左翼たちの合作であると喝破する。何しろ中共は選挙もしないで数十年も与党をやってる独裁者である。大躍進や文革、天安門事件で中国人を虐殺してきたが、その責任など何も取っていない。民意を問うたら惨敗すると分かってるから独裁してるわけだが、そうすると民意以外の理由を探さなければならない。それが悪の日本を倒した俺らは偉いから中国を統治するということに繋がる(実際は日本軍は共産党と戦闘などしてない、毛沢東も漁夫の利を得て天下を取れたことを日本に感謝するぐらいだった)。この神話がゆらぐと自分らが過去の虐殺の責任取らされるので、日本が何回謝ろうとどれだけ金をやろうと反日を止めない。民主化はなりふり構わず潰す。南京の捏造のほかに731部隊の捏造もあるが、そのニセ写真も紹介されている。これも南京捏造と同じく日本側の写真を盗用した上でキャプションを改竄するという信じがたい犯罪行為。済南事件で虐殺された日本人の被害者の検死をしてる写真を、731部隊の人体実験()とか捏造してる。被害者は日本人なのに逆に捏造してるのだ。南京の場合は女性や子どもを日本軍が護衛してるほほえましい写真を、売り飛ばすためにかき集めたとか本多どもが捏造した。嘘をつく独裁国の情報など全く信用ならないし、こっちが信じてやらなきゃいけない義理などない。中国も日本の左翼も嘘を甘く見たな。だから著者が指摘してるように、嘘はおいといて残虐行為があったかどうかが問題なんだ!と話をすり替える。が嘘をつく人間など誰も信用しない。これが一番重要なのだ。もうテロリストの手法が分かるだろう、まずセンセーショナルな虐殺やレイプの嘘をでっち上げて人々を思考停止させ同情を集め、虐殺を既成事実化する。嘘がばれ始めたらそれは問題じゃない、非道行為があったことが重要なんだ!と話を逸らす 話しが逸れたが、こういうわけでウソをついてる連中のいうことなど何で日本が聞いて信じてやらなきゃいけないんだという話。独裁者は証拠もなく好き勝手発言できるが、その代償としてその発言は何も言ってないに等しくなる。このぐらいのリスクは負うべきだ。中共のやってることはあまりにも都合がよすぎる。銃口を突き付けて対話相手の口を封じてる奴の言うことなど誰が信じられるか。戦争論2発売の4年後に、東中野修道氏を中心とする南京研究者らにより「南京事件「証拠写真」を検証する」が発売された。この本は証拠写真の全てを証拠たりうるか検証した労作だ。小林よしのりの写真検証が先駆けになったとみることもできよう。2003年には台湾で国民党がナチス顔負けのプロパガンダ組織を構築していたことも発覚した。南京事件は国民党による戦時プロパガンダという説ほぼ確定している 今は戦争論2発売から24年後ということで、テロリストの国民党と共産党にすり寄り、ソ連まで延命させ、つまりテロリストを延命させ、自由と民主主義を重んじていた日本潰しに奔走したアメリカがその後どうなったか見てみよう。LGBTだのBLMだの新手の共産主義思想に国を蝕まれ、それと手を組んだイスラム過激派の移民・難民によりキリスト教的伝統が攻撃され排撃されている。カナダや欧州でも教会への放火事件が増加中である。子どもに性転換手術したり、女性用ロッカーに自称女の男が侵入しても逮捕されず、女性スポーツが自称女の男に乗っ取られ酷いありさまだ。左翼により大量の偽装難民が流入するイギリスではレイプ事件が多発するが左翼もフェミニストも何年も沈黙している。今欧米は第二次世界大戦を引き起こした元凶の一つ共産主義国ソ連を支援し正義の味方にして、延命措置を施した共産主義によって蝕まれるというツケを支払わされている。テロ国家の中国に同情し14億人の市場に目がくらんで、本当に原爆で虐殺を起こしたため利害が一致して日本叩きをしていたアメリカは、今背後から自分が助けた中国と共産主義者に刺されている。彼らは自分で育てた果実を今摘み取っている。共産主義などナチズムと同時に葬りさるべきだった。また自称WW2のヒーローであり日本帝国主義の被害者()ロシアが滅茶苦茶が侵略戦争を始めたことで、それに味方する中国・北朝鮮なども、東アジアの歴史に疎い欧米人からこいつらこそ帝国主義で軍国主義で嘘つきのファシスト国じゃないかとみなされるようになった。せっかく日本を性犯罪者に仕立て上げようとしたら、中国の自由の敵の仲間であるロシアがウクライナ人を虐殺しレイプし始めたのだ。小林よしのりが危惧したような、日本だけが相変わらず悪として叩かれている状況ではなくなっている これは余談だが、ガザのテロリストがニセ写真や飢餓やらイスラエルのジェノサイド話をでっち上げ、それに世界が騙される構図を見て、かつて中国の嘘に世界が騙され反日に傾いた構図にそっくりだと思った。世界は全く進歩していない。残酷な写真を見ただけで顔をそむけてしまうナイーブが騙されるのだ
日本人が、先の大戦を理解するためには最良の漫画だと思います。決して右翼漫画ではありません。 大東亜戦争までの経緯をを正しく理解することは、東京裁判がいかに不当裁判であったことを証明するものです。 毛嫌いせずに読んでみませんか、日本の未来と自分のために・・・。
今更!?と言われたが、今更でも読んでおいた方が良かった。日本を語れない大人にならないための、思考停止を解く一冊。 授業では昭和の時代ってさらっと終わり、TVや新聞で見る戦争が全て。戦国時代や三国志とは違い、まさか50年前の歴史理解にバイアスがある可能性なんて、思い至らなかった。祖母と私の戦争観は随...続きを読む分ずれているのかも。 それは現在でも同じで、被例えば災地のことすら、私は一片の情報からしか理解をしてないはず。マスコミの情報が世界と全てと信じてはいけない(さすがに思わないけど)。まず知り、動き、考える。その努力を止めてはいけないと、強く感じた本。
人は生きる時代を選べない。 だからこそ生きる時代について学ぶ必要がある。 本書は9.11後に描かれた2作目です。 国際社会対テロリズムというアメリカが主張する構図ではなく 文明対文明のアイデンティティウォーの開戦としています。 また本書では 日露戦争からアメリカとの開戦に至るまでの 当時の国...続きを読む際的な背景を描き 戦後の日本の歩みに再考を促しています。
Kodama's review 『新・ゴーマニズム宣言SPECIAL 靖國論』に続き、3冊目となりました小林よしのり氏の著作。500ページ以上の大作です。色々な意見はあるとは思いますが、日本人として一度は読んでも良いかと思われる一冊です。 (08.2.15) お勧め度 ★★★★★
戦争に対する別の視点を考えさせられます。 今の戦争教育のあり方がいかに偏っていたのか、その偏った教育が私たちに与える影響などを気づかされます。小林よしのりが好き、嫌いにかかわらず読んでほしい。
人がまじめに殺せるよ、この厚さ! そんなこおとはさておき、本書とても勉強になります。 時々お便りが抜粋して載せてありますが、その人達も深い考えの持ち主だな、と思うんです。
『戦争論』と並んでおすすめの一冊。知らない昭和史や議論がたくさん詰まっています。 今の日本を考えさせられる本です。
1巻よりさらにボリューム増加。過去の写真検証、BC級戦犯の裁判など普段「戦争責任」の話題にのぼらない側面が紹介されています。戦争責任の話題を語る際、どういう見解だとしてもこの二冊を読破している事が最低ラインだと考えます。
日本がなぜ戦争したのか?なぜ負けたのか? 今の国際情勢はなぜこうなってるのか? 歴史を学ぶと今がわかる。私たちは近現代の歴史をより深く学んでこなかったことを実感します。 75年前、本当にあったことなんだ!と考えるだけで本当に良い機会
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