小林よしのりのレビュー一覧

  • ゴーマニズム戦歴

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    学生の頃、背伸びしたくて読んだゴー宣。小林よしのりといえば一世を風靡したギャグ漫画「おぼっちゃまくん」のイメージしか無かったので、当時はそのギャップも含めて夢中になった読んだ記憶がある。その後は全く興味を持たなくなってしまったゴー宣だが、久々に思い出して手に取ってみた一冊。小林よしのりが歩んできた言論と表現の戦いの軌跡を、時系列に沿って知ることができる。思想に対する賛否はさておき、単純に左右に分ける事の出来ない彼のような考え方に触れておくのも損はないと思う。過去の漫画作品の名場面も収録されているのも良い。

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    2018年06月26日
  • ゴーマニズム宣言SPECIAL 民主主義という病い

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    フレンチ旅行記を合わせての構成は技ありだが、今までの言説の再構築、つまり使いまわし。エピキュリズムと平和の希求は一体のはずだがどうにもリンクせず、相変わらずの好戦を打ち出すのはどうかと。新しい薀蓄も単に薀蓄にとどまっており、引用感が。「民主主義は最悪の政治といえる。 これまで試みられてきた、民主主義以外の全ての政治体制を除けばだが」とのウィンストン・チャーチルの言葉ですでに半世紀前に民主主義の脆弱は言及されており、これは現在共通理解だ。その先をどう言うかを期待していたのだが。

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    2018年04月23日
  • 日本人なら知っておきたい天皇論

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    このところ多忙につき、読感を書いている時間がない。
    とりあえず読みましたが、
    ふーん。。。ということくらいしか書けん。

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    2018年03月25日
  • ゴーマニズム宣言SPECIAL 新戦争論 1

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    しっかり読むのは初めて。
    表情の描き分けはじめ絵が意外とうまい。ちゃんとした漫画家なんだな。
    そして、アジテーションとして漫画という表現形態は非常に効果的だ。極論でも、絵がつくと勢いでごまかせる。ただ、その分、外してしまうとこれほど寒々しいこともないのだが。戯画的という言葉に、若干の侮蔑が含まれるのは、致し方ないことなのだ。

    内容は相対主義に立った穏健な保守主義が彼の立場で、サヨクウヨクをどちらにも与していない(というか=で観ている)。それ自体のバランス感覚は大賛成なのだが
    どうしても時代性を帯びるから、2年経つと興奮も少ない。そして、あまり深みは感じられない。
    彼はあえてやっているのだろう

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    2017年11月26日
  • ゴーマニズム宣言SPECIAL 反TPP論

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    レイモンド・チャンドラー『プレイバック』 本能が壊れた猿 辛酸を舐めて 養育費をデートに充て 衰弱死 オナニーを覚えた猿 情けは人の為ならず 弱肉強食の経済 「自己責任」の観念 多くのインフラの恩恵を受けて アメリカニズム 「トリクルダウン」理論が破綻 家計の貯蓄も政府の貯蓄も減っているのに企業の貯蓄だけが増加している 更にデフレは進行 企業だけは派遣とバイトと工場の海外脱出でコストを削減して儲けるからGDPだけが上がる 1%程度の企業家と株主だけがどんどん豊かになる 経済成長が国民を豊かにする時代は終わった マスコミは1%の富裕層のために嘘を垂れ流すデマ拡声器に過ぎない 悪徳商法そっくり ど

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    2017年09月19日
  • ゴーマニズム宣言SPECIAL AKB48論

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    アイドルなんて思春期の若者の擬似恋愛の対象でさしかないと思われてる まゆゆ(渡辺麻友) 破顔した笑顔 慈愛の笑顔 菩薩の笑顔 ニコニコ生放送で自分でギターを弾き語り 神推しメンは大島優子 山本彩さやか 「妄想ガールフレンド」 推し変 峯岸みなみ丸刈り事件 浦島太郎効果 宝塚のように世代を超えて 田原総一郎 高橋みなみ 篠田麻里子 ジャカルタのJKT48 上海のSNH48 侮蔑語 後世に伝説となる 旧世代が理解できず 焚書ふんしょ 「制服ロリコン」という偏見を、完全に打破した楽曲だった。 柏木由紀 小嶋陽菜 歌謡曲の歴史が終了する寸前 秋元康の作詞能力には本当に舌を巻く 宮脇咲良さくら 掌てのひ

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    2017年08月31日
  • ゴーマニズム宣言 差別論スペシャル

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    部落解放同盟の組坂繁之との対談の記録のほか、『ゴーマニズム宣言』から表現の自由と言葉狩りをテーマにしたものをまとめ、それらに対する読者からの反響の手紙を収録しています。

    さらに巻頭には「差別もキャベツもみじん斬り」と題した描き下ろし作品も収録されていますが、その表現について著者と編集者の間で意見の対立が生じ、両者の主張を併記することで、読者一人ひとりがこの問題について考えることを促すような構成になっています。これは、表現の自由と抗議の自由はともに保障されなければならないという筒井康隆や著者自身の考えをまさに実現したものとなっており、興味深く感じました。

    ただし私自身は、この問題に関しては絓

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    2017年08月06日
  • ゴーマニズム宣言3

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    皇室という日本における最大のタブーに抵触したために『週刊SPA!』でボツになった「カバ焼きの日」を特別編として収録し、さらにその事件をめぐって右翼の鈴木邦夫との間で交わされた対談も収められています。

    また、差別と表現の自由をめぐる問題は、本作が引き起こした多くの問題提起のうちでも最初の大きなテーマだったと言えるように思います。

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    2017年08月03日
  • ゴーマニズム宣言2

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    「ゴーマニズム宣言」といえば、オウム真理教との戦いや薬害HIV訴訟へのかかわりといったことがよく知られていますが、本巻では金丸信の汚職事件やテレビのドキュメンタリー番組におけるやらせ事件、霊感商法やヘア・ヌード写真集の流行など、さまざまな事件に著者がゴーマンに意見を申し述べています。

    途中に「けんきょかましてよかですか?」というコーナーが置かれて、保守の立場を積極的にえらびとった後年の著者の立場から、この当時の考えかたの甘さを著者みずから批判することがおこなわれているのですが、その後さらに著者がAKBオタクになったことを思うと、当時の芸能界におけるプロフェッショナリズムの欠如を批判していたこ

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    2017年08月03日
  • ゴーマニズム宣言1

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    人気マンガ家の著者が、政治や思想などの領域に殴り込みをかけ大きな反響を呼んだ『ゴーマニズム宣言』と、その前身となった『おこっちゃまくん』を収録しています。

    差別問題やHIV訴訟など、その後著者が真剣に取り組むことになる問題も扱われています。なお、「個人主義からの出発」というタイトルが付された「まえがき」で、著者自身がその後保守の立場を明確にとるようになった経緯について語り、本編の思想的立場から相当にへだたったところまで進んでしまったことを説明しています。著者の思想の変遷をたどってみたいという読者には興味深い内容なのではないかと思います。

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    2017年08月03日
  • 小林よしのりのゴーマンガ大事典

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    『小林よしのりの異常天才図鑑』(幻冬舎文庫)に続くアンソロジー第2弾です。今回は、著者自身による全作品解説があり、それぞれの作品の背景について知ることができます。

    著者の生み出した「茶魔語」が評論家の江国滋の批判を浴びたことは知っていましたが、「パープリン」や「パーペキ」も著者が流行らせた言葉だったことは、今回初めて知りました。改めてこの著者の影響力の大きさを実感しました。

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    2017年08月01日
  • 小林よしのりの異常天才図鑑

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    『東大一直線』や『おぼっちゃまくん』といった代表作から、比較的マイナーな一話完結ものまで、著者の23作を集めたアンソロジーです。さらに、それぞれの作品に登場するキャラクターを紹介している「異常天才名簿」も収められています。

    著者の生み出したどぎついキャラクターたちが一堂に集結していて、ひたすら圧倒されます。

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    2017年08月03日
  • 厳格に訊け!

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    16歳の村田達也は、3歳のときに父親が家を出て以来、母と2人で暮らしています。ところがそんな彼らのもとに、とつぜん父親の村田厳格が帰ってきて、人々の悩みに耳を傾け、ときに優しく、ときに厳しく、しかし多くの場合はいい加減なアドヴァイスを授けていきます。

    やがて厳格は、大資産家である煩野家のブレーンである「御安心軍団」や、強権的な教育をおこなう教師の江呂井と戦っていくことになります。

    「ゴーマニズム宣言」の連載の中ではっきりと保守の立場を取ることになった後年の著者が見たらどう感じるのだろう、と思ってしまうようなところもあり、もちろん「ゴー宣」にも一貫しているような考えが表明されているところもあ

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    2017年08月01日
  • 素晴らしき哉、常識!

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    2016年1月~10月のブログからピックアップされた文章ですが読んだらボリュームありました。
    漫画が40ページしかなかったけど、そっちのほうが面白かった。

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    2017年07月25日
  • ゴーマニズム戦歴

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    保守系の『ゴーマニズム宣言』という本を書いてる、朝ナマに出てるワシって話す漫画家さんという認識でした。
    『ゴーマニズム宣言』を読んだことがないので「小林よしのりは何者か」ということで読んでみた。

    小林よしのりさんの立場、考え方を知ることができました。漫画を通じて主張することが小林さんの凄いところなのかな。


    序章 わしのすべてを教えよう
    第1章 「ゴーマニズム」の誕生 〜『東大一直線』から『差別論スペシャルまで
    第2章 「個」から「公」へ 〜オウム真理教と薬害エイズ
    第3章 自虐史観との戦い 〜従軍慰安婦問題から『戦争論』へ
    第4章 親米保守との決裂 〜『台湾論』から『戦争論3』まで
    第5

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    2017年05月09日
  • 新ゴーマニズム宣言SPECIAL 「個と公」論

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    色々叩かれていたみたいだが、戦争論のその後の売れ行きを見ると、どちらが正しいものの見方であったかがよくわかるような内容であった。

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    2016年11月09日
  • 卑怯者の島 戦後70年特別企画

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    夜中に一気読み。

    著者のあとがきにもあるが、戦争の話は重くて、美談話、泣かせる話にもっていくことも多いかとおもうが、現実にその場にいた人の立場になるといろいろあるだろう。
    そして、そのことはそう遠い話ではなく、私の叔父も戦争で亡くなり、叔父の母である私の祖母は最愛の息子を亡くした人で94歳の人生を終えるまで激動の人生であったといえるだろう。。。。

    本はとにかくすごい。

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    2016年10月04日
  • ゴーマニズム宣言SPECIAL 新戦争論 1

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    ネタバレ

    靖国神社は"不戦を誓う"ところではなく英霊を称えるところという著者の考えには頷けず。
    慰安婦問題は国レベルでは解決済みというのは、そういうことだったのかと今までわからなかったことが少し見えた。

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    2016年08月23日
  • ゴーマニズム宣言SPECIAL 新戦争論 1

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    戦後70年、イラク戦争を支持する光景に疑問を感じ、覚悟なきナショナリズム感拡散に辟易。日本人の当事者意識と覚悟を問う。

    分類していて、コミックというのは表現であって内容的なカテゴリーじゃないことに気付く。それだけ、コミックが市民権を得て、表現できることの幅が広がったのだなと。

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    2016年05月07日
  • ゴーマニズム宣言SPECIAL 新戦争論 1

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    刊行直後に読み、忘れている箇所もある上で書くことを、ご容赦願いたい。
    ISや集団的自衛権等ホットな話題にも触れられているが、どちらかと言うと靖国関係やイラク戦争等よしりんの「オハコ」の話題が多かった。もっとも、解説ではっきり書いているように「新戦争論2」を出すようだから、この本は「おさらい」の位置付けになるのは仕方ない所がある。
    この本が刊行された直後に後藤さん、湯川さんの殺害があった。パリでもISによるテロがあった。国内では安保法制が可決された。少し見渡しただけでも、「新戦争論2」で書くべきことは山ほどある。座して待つべきであろう。
    最後に。ブラジルの必勝派について書かれた章は、必読である。

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    2016年01月12日