小林よしのりのレビュー一覧
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よしりんは好きだけど、やはりどうしても経済関係の主張は理論的な裏付けがなさ過ぎて、同意できない。
何故TPPになったらアメリカだけ独り勝ちできるのだろうか?生産性はそんなに変わらないと思うし、日本のようなきめ細かいサービスは提供できないから、仮にがちんこで戦っても完敗するとは思えない。
また、日本は内需国家だから、貿易を促進するのではなく、公共投資で需要を掘り起こすべきという主張だが、一体どこにそんな需要があるんだ?少子高齢化という日本の現状を踏まえて、もうちょっと身のある主張をするべきなんじゃないか。
また、再三再四経団連等の大企業が批判されているが、別に擁護する気もわかないけど、現実問題、TPPなんかとは全く関係なく、目の前にある国際競争を勝ち抜かなきゃいけない企業に、鎖国だどうだなんて空虚な批判にしか感じられない。
もちろん攘夷の気持ちや国を愛する気持ちはわかるが、それと経済というのは本当に両立しないのか?
なんかネトウヨと共産党の主張が混ざった奇妙な言論を見た思いがした。この件についてはもうちょっと勉強してから主張してほしかったな。 -
Posted by ブクログ
昭和末期に生まれ事もあり昭和天皇への印象というのは殆ど存在しなかった。むしろ、昭和天皇崩御よりも小渕総理が平成を発表した事の方が強い印象に残っているくらい。
その後、大東亜戦争周辺の歴史を知るにつれ昭和天皇の印象もできあがってはいくのだが、如何せんあの時代は天皇よりも政治家が目立っていたと思うのでそれらへの印象が強く、昭和天皇の印象はあまり残らなかった。
この本によって昭和天皇の行った「聖断」や「行幸」等の概要が知れた事は非常に有用であった。これらの行為は「天皇とは日本国家にとっていかなる存在であるか?」という疑問に応える為の一つのファクターであると言える。天皇とは一体何なのか?という疑問を持つ人には漫画という体裁上(字数は多めだが)読みやすく、うってつけなのではないかと思う。 -
Posted by ブクログ
ネタバレかなり右的なタイトルですが。。。
会社で「右翼みたいですね」って言われましたが、私は別に右でも左でもないですw
小林よしのり氏のゴーマニズム宣言のSpecialである。
私はあまりこのシリーズが好きでは無い。
タイトルの通り、小林氏の「ゴーマン」がかまされている本なので、内容について行けないことが多いので読まないことにしていた。
でも、私は、「天皇陛下」が結構好きである。
何度も言うが右では無いw
ただ、その何とも言えない魅力と言うか私心なき謙虚さと言うか、不思議と胸うつ優しい雰囲気が好きなのである。
その天皇の中でも印象が強いのは、なぜか「昭和天皇」。
「平成」が人生の3分の2以上を占めているのだが、昭和生まれのせいか、「昭和」と言う時代に思い入れが強い。
激動の昭和の日本の象徴、昭和天皇に関して知りたいと思ってこの本を手に取った。
この本では、終戦期の昭和天皇に関して書かれている。
昭和天皇が終戦のためにどの様に尽力したのか、保身せず、私心無く、日本の国体を守り、国民を守るため努力した姿が書かれている。
そして、人間宣言や沖縄を見捨てた等、現在、一面だけを見てとらえられている内容に関して、勅旨の全文を載せることや沖縄を取り囲む世情等を詳らかにし、昭和天皇の真意を読み解いている。
この本を読み、「反戦」の思いが強かった昭和天皇がいて、なぜ日本が第二次世界大戦に突入して行ったのか、そして、なぜ日本は敗戦国でありながら皇室を残し、国体と独立を維持出来たのかを知ることが出来た。
そう言った意味で非常に面白い内容であった。
もちろん、この本に書かれている全ての史資が真実であるかは分からないが、真実である部分は多いと思う。
そして、昭和天皇の真意もこの本の内容に近しいものだったのでは無いだろうか?
教科書には載らない歴史、激動の昭和史の一面を知ることの出来る1冊。
昭和や終戦期に興味のある方はご一読頂きたい -
Posted by ブクログ
「保守」視点からの靖国論を学ぼうと、読んだ。
筆者はA級戦犯を生みだした東京裁判そのものに異を唱えており、
日本のために命を差し出した英霊を祀る靖国に敬意を払う立場。
その立場から、主に首相の靖国参拝をめぐる騒動に対し議論を展開。
筆者の論理には共感する面も多い。一様に日本の戦争を悪ととらえるサヨクの言い分には、私も大いに違和感を持つ。自虐史観は大嫌い。
しかし、当時には当時なりの考え方があったと尊重するだけで、別に今より優れているとか劣っているとか、そんな風には捉えない。筆者は過去を美化することが保守と思っているきらいがある。
GHQに洗脳された?今の日本人にはエートスがない?そんなものは、寝言にしか聞こえない。 -
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ゴー宣も、広がりすぎて、今、どれが連載続いていて、どれが終わったのかわからなくなってきました。
この「EXTRA」も、1巻とかかれていて2004年に出ていますが、2巻って出てないですよねぇ。これは、「わしズム」に連載されていたもので、「わしズム」自体も、なくなってしばらくたっているので、もう、2巻は出ないかな。
まあ、全部まとめて、まぁゴー宣なんだろうなぁ。でも、その広がっていくものを全部拾い上げて見ていくのは、無理ですな。
常に、自分を矢面に立たせてかいていく姿勢は、けっこう好きです。思想的なものは、まあ脇においといて。
「食から滅ぶ」なんかは、なっとくできるけど、変えるのは難しい。 -
Posted by ブクログ
最近妙にわーわー言われている小林よしのり。この人、実は僕の大学の先輩にあたるらしい。もともとコロコロコミックのおぼっちゃまくんの時に知ったので、東大一直線とは時代がずれる。この人がごーまんかましてよかですか?と言ったために一躍有名になりました。
小林先輩の論評は非常に明快でナショナリズムの復活ですよね。
ただこれだけのことを勝手気ままにいってるのが、左翼やら右翼やらなんやらかんやらに良く思われず、しまいには台湾出 入り禁止なんて言われちゃったりして。
大きな勘違いがあるとすれば、よしりんはそんな大げさなこと言ってないと思います。日本人なんだから日本人を日本を誇りに思えよ。外国と対等に話のできる日本人であろうよ。そんな馬鹿みたいに自分を卑下するのはやめようよ。てなことを主張しているのであって、北方領土を取り返そうとしている右翼の方達のような愛国心とは違うと思う。
でも日本人らしさって実のところなんなんだろう。
GHQのせいにしてもいいんだけど、日本はアメリカナイズされてますよね。でもいつもまにか日本文化はSONYやアニメーションやおたく文化も含め、海外に輸出されてますよね。アメリカさんの方が日本びいきで、台湾や韓国などでも日本の若者文化が流入してきている状況です。
時代なのかもしれないけど、サブカルチャーが日本の本質なのかもしれないです。これは大塚英志の受け売りではなく、本当にそう思うわけですよ。
よしりんたちが力んでナショナリズムを主張しなくても、日本の若者たちは十分海外で評価され、真似されるところにあるんですよね。そういった海外の目に映る日本人が日本人らしさの本質でしかないわけで、いまさら十二単着て、いろはにほへとなんて言ってられないじゃん。
小林先輩の作品を読むにつけ、そう考える今日この頃でした。