小林よしのりのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
過去に刊行された『天皇論』を全部読んでいたので、購入しました。表紙にあるとおり、男系継承を批判しています。論点は、旧宮家の人々が皇室に入るのは、憲法違反か否か、皇室は男系の血統を本当に維持してきたのか、女系天皇になることは易姓革命であり、別王朝になるのか、そもそも旧宮家の、愛子さんと同年代の男性はいるのか、というところである。2つ目から4つ目までは筆者の主張は論理的に納得できるところはある。問題は、一つ目の、旧宮家の人々が皇室に入るのは、憲法十四条の門地による差別にあたるのかどうかである。筆者の主張は理解できるものの、この憲法解釈は本当に正しいのか、他の解釈があるのか、判断がつかなかった。本書の主張だけを鵜呑みにせず、他の学説も調べた上で判断したい。ただ、皇室典範にある、男系男子という規定は、かなり厳しい条件である。私自身は、過去に女性天皇は何人もいたのだから、せめて男子という規定ははずし、愛子さんも天皇になれるようにはするべきだと思っていた。あえて皇室消滅のリスクをとりながら、男系男子維持を目指すのか、女系天皇も認め、イギリス王室のような形で、皇室維持をしやすい方向に進めていくのか、日本国民全体が向き合っていくテーマだと思います。皇室について考えを深めたい人におすすめです。
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Posted by ブクログ
【あらすじ】
1990年代終わりに、国論を二分する大論争を巻き起こした90万部突破のベストセラー『戦争論』から25年――。「国家」とは何か?「正義」とは何か?漫画家・小林よしのりが「お花畑国家」・日本に再び警告する。
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『ゴー宣』を初めて読んだのは確か高校生のときでした。そのときに「意見をはっきり述べる」というエネルギーにあてられたのをよく覚えています。あれから20年経ちましたが、この人のエネルギーの強さ(言葉選びの過激さ、とも言えますが)は全然変わっていないなと思いました。意見の良し悪しを問わず、この勢いで意見を述べられたら、確固たる自分の意思がない人はぐいっと流されてしまうのではないかと思います。私自身も盲目的に受け入れないように気をつけなくちゃなぁ…汗
とはいうものの、確かに筆者の言う通りだと思うところもあります。私が特にそう感じたのは「日本人の当事者意識の無さ」です。私は筆者の毛嫌いする「どっちもどっち」派の人間ですが、それはロシアの行為を是としているというよりは、善悪二限論になるとどちらかが完全に消滅するまで問題が解決しないからです。つまり、核戦争→先進国滅亡の未来でしか終わらないということです。それを避けるためには妥協点を見つけて問題を落ち着ける必要があり、互いに「言いたいことはあるが、相手の言い分もある程度認めよう」と考える必要があると思います。でも、自分の住む国に他国が理不尽に攻め込んできたら同じことが言えるか?と問われると「うーん…」となってしまいます。つまり、自分事でないから、安全な立場からお利口さんな物言いができるんだなぁ…と感じたわけです。
日本は海を挟んで中国・ロシア・北朝鮮という国と対峙しています。また、韓国とも決して関係が良いとは言えません。縦に長い日本の領土を3国ないし4国から一斉に攻められたら、日本国民は戦って国土を、そして家族を守ることができるのでしょうか。不必要に他国を刺激する必要はないものの、そういうことをリアルに考える雰囲気を作っていくことは大事だと思いました。 -
Posted by ブクログ
前作に引き続き、購入しました。前作同様、どっちもどっち論に与せず、どこから見てもロシアが圧倒的に悪いと主張しています。ロシアは現在も、学校、病院、原発など、インフラをミサイル攻撃し、市民を虐殺し、子供を拉致し、市民の財産を強奪しています。理解できないのは、そのロシアを擁護する日本の政治家、知識人がいることです。本書では、平和ボケ日本人を五つに分類しています。親ロ派、反米主義者、平和主義の人々、陰謀論者、操作論的な人です。面白い分析だと思いました。また、NATO加盟を決定したフィンランドについて記述がありました。主要な建物では全て地下シェルターの設置が義務づけられていて、全人口の八割、440万を収容できるとのことです。フィンランドの歴史も丁寧に描かれており、日本の防衛に参考になると感じました。その一方で、共感できない記述もありました。筆者は、武力によらない、外国勢力の権力中枢への浸透を、ステルス侵略と呼び、それをしているのが統一協会だと言っています。これについては、自民党も反省すべきですが、看過できないのは、『山上容疑者の犯行は、私憤による復讐である』『もしも山上容疑者が私憤ではなく、安倍と統一協会の関係を暴き、自民党を恐怖に陥れてやろうという目的のもと、確信をもってテロとして犯行に及んでいたら、同情できるテロであり、反日カルトに侵略を受けていた日本を救った国士だと評価できただろう』と言ってることです。本書に収録されているテロ研究については、理解できます。しかし、安倍さんに、テロ攻撃を受けても仕方ないほど、国家の進路を誤る失政があったのか。私はそう思いません。協会幹部を狙うなら、まだ同情できますが、安倍さんは協会の会員ではありません。選挙の票を差配していたからと言って、殺害してよい理由にはなりません。山上容疑者がやったのは、復讐でもテロでもなく、ただの人殺しです。筆者が統一協会に恨みをもつ理由は理解できますが、だからといって、安倍さんが殺害されたのは安倍さんにも非があるみたいな描き方はしないで欲しかったです。それでも、ロシアの侵略戦争は完全に悪であるという一貫した主張は支持します。ウクライナ情勢に関心がある人におすすめです。
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Posted by ブクログ
これを書いている時点でロシアによるウクライナ侵略から半年とちょっとが経過している。
開戦当初ははロシアが数日で首都キーウを陥落させるだろうと言われていたのに、ウクライナ軍の大健闘によって、今では完全にロシア劣勢、侵略された地域の奪還が進んでいるというニュースが毎日流れている状況だ。
いい意味で大方の戦局予測が外れた理由は色々あるんだろうけど、やっぱり一番大きいのはウクライナの予想以上の士気の高さだと思う。
士気の高さはもちろんナショナリズムに由来しているのだけど、本書ではウクライナでそのナショナリズムが芽生えた経緯、根底にあった数百年にわたるロシアとの対峙の歴史が詳しく描かれており、やっぱり国家を守るためには歴史を知ることが大事なんだということがよく分かった。
またロシアという国家およびロシア軍についての分析もよくできており、彼らの非道さ・残虐さに怒りを覚える読者も多いだろう。
製作者が勉強不足なのか圧力を恐れて深入りしないスタンスなのかよく分からないけど、こういうことをテレビのニュースではやらないんだよね。そういった明日は我が身という意識が全くない日本人に対して痛烈な批判を行っているのも印象深い。
核も十分な戦力も持たない日本が国際社会の中で生き抜くためには、国際法の遵守を基盤とした世界秩序を守り抜くことが必要であるという著者の指摘は非常に重要であると思う。
国際法を踏みにじることを厭わず、帝国主義時代のような弱肉強食の論理を振りかざすロシアは国際社会から排除されて然るべきであろう。
それにしても今回の戦争?はロシアのデタラメっぷりが際立っており、分かりやすい善悪二元論の形に落とし込めるので、ゴー宣の風刺が最大限に生きた作品になっているように思う。
後半の特別鼎談に関しては深い内容が語られていて勉強になったけど、漫画部分の連続性が損なわれるような感じがしたのでここは唯一のマイナスポイントかな。「別冊」とか「副読本」のような形で本編とは別の書籍として出したほうが良かったように思う。
ところで本作、海外展開はしないのだろうか。
日本人にしか分からない章(W徹の章とか)を除いた形で出版すれば、日本以上に危機が迫っている台湾やヨーロッパでは売れると思うんだけどな。 -
Posted by ブクログ
少し古い内容になってしまいましたが、納得の内容になっています。
細菌とウィルスの違い。改めて確認できてよかったです。
1.細胞とウィルスの違い
細菌は自身で増殖できる。
ウィルスは細胞と一緒でなければ増殖できない。(生体と一緒でなければ減少していく。)
放置しておいても減少します。過度な消毒はどこまで意味があるの? 何千万もかけて抗ウィルス加工してますよね? つり革舐めるなら別だけど。というようなことです。
2.政府からの情報しか流通を認めないのは中国共産党と同じ(位置No.375)。
そうだ、そうだ。
3.口の中や鼻の奥や肺の内側って、体の外側なんですよ(位置No.915)。
ウィルスは血液中に簡単には入ってこない。入ってくるなら検査はPCRではなくて血液検査でできるよね? なのに、ワクチンは筋肉注射。そうではなくて守るべきは外側(=粘膜側)だろう、と言っています。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ今回はワクチン接種について。こんなにワクチン後の死亡者が出ていたとは。もうすぐ3回目しなきゃなのに怖くなったよ。園児にもマスクさせるとかほんと馬鹿かと思う。ほんと子供たちはかわいそうだよな。姪っ子ちゃんの話を聞いてもそう思う。あの母親はコロナ脳な感じだし。ほんと早く5類にしてほしい。今日夏のライブの申し込みをしたけど、いやーマスクしなきゃだったなと思っちゃった。夏までにマスクなしって日本はならないだろうなと諦めてしまってる。せめて屋外はなしで歩きたいわー。私が人の目を気にせずこれができるかどうかだな。しかしレビュー数が少なすぎじゃね。
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Posted by ブクログ
ネタバレゴーマニズム宣言スペシャル AKB48論 単行本 – 2013/9/26
AKB48は新しいアイドル像を創りだした
2016年3月3日記述
小林よしのり氏による著作。
2013年発売。
自分の中ではゴー宣、戦争論、戦争論2、戦争論3
天皇論シリーズをはじめとして現代社会、政治に鋭く切り込む小林よしのり氏には大きく影響を受けた自覚がある。
中学生くらいからよく読んでいた。
影響を受けた人物の1人に違いない。
それだけに近年、AKB48に嵌っていると知った時は意外な思いがした。
ただそれは著者のアイドルにハマっていた個人史を本書で知るとなるほどなと納得感もあった。
小林氏は2009年10月のRIVERのPVを見て衝撃を受けたとのこと。
*とは言え、自分にとってはやはり何枚もCDを買う事になるシステムに対して肯定的にはなれない。
大島優子氏の指摘する票数は愛ですとの指摘に納得できるかどうかが分岐点のようにも思う。
神対応・・NMB48の渡辺美優紀(みるきー)握手、釣りの名人
塩対応・・島崎遥香(ぱるる)
AKB内の激しい競争。
劇場や握手会で会えるアイドル像を作り上げたこと。
ファンを巻き込んだ人気投票。
新しいアイドルの姿を作り上げたのは間違いないだろう。