梶井基次郎のレビュー一覧

  • 檸檬

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    あれ?小説なのに内容が頭に入ってこないしページも進まない...
    たまらず途中で他のレビューを読んだら、やはりみなさん「難しい」「読みづらい」の感想が。

    情景の描写がこれでもかと言うほど細かい。いつもみたいにぱーっと読んでいると追えなくなって、気づいたら他のこと考えてた...の繰り返し。
    がんばって集中すると、情景がふんわり浮かび上がってくる感覚はある。

    最近本を読むのもスピード重視になっていたのを反省した読書体験でした。

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    2024年11月18日
  • 檸檬

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    一つ一つの情景や事柄に対しての説明が綺麗で細かい。
    だからこそ自分の語彙力の無さ、感受性の無さが原因なんだろうけど、非常に難しい。

    一回では全てを理解できないので、いつか再読する時が来たらもう少し作品に近づく事ができるんだろうか。

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    2024年10月04日
  • 乙女の本棚4 檸檬

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    うーむと思う。病気が今までワクワクしていたものを暗くさせて、今まで大切に思っていた物を爆破させたいぐらいに存在感を消し去りたいのだなぁ
    少し気が重くなる作品だった。

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    2024年08月16日
  • 檸檬

    購入済み

    全く時代を感じさせない。

    作者梶井基次郎の代表作、あらすじだけを書けば何ていうことはない日常のいちエピソードなのだが、鮮烈な文章によって読者に強くその場面を印象づける。100年近く前の作品なのだが言葉遣いなどに全く時代を感じさせない。丸善は100年にわたって無償で宣伝してもらっているようなものだと思う。

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    2024年08月07日
  • 檸檬

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    「檸檬」をはじめとする作品20編を収録した短編集。比較的読みやすく、印象に残るようなフレーズもあり、良かった。表題作である「檸檬」はストーリーとしては希薄だが、想像力に富んでいて、表現が面白かった。「檸檬」と「桜の樹の下には」「のんきな患者」が印象強く、桜の樹の下には屍体が埋まっている!というフレーズが面白く、またのんきな患者は作者自身と重ねたのかなと考えると趣きを感じた。

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    2024年08月06日
  • 檸檬

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    短編集だったからサクサク読み終わるかと思っていたけどなかなか進まなかった
    理由はわかっています

    ん?どういうこと?

    と思うことが多かったから
    何回同じところを読んだことか

    そういう人達ばかりではないのは知っているけれど、どうしてこう昔の文豪たちは苦労人が多いのだろう

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    2024年07月23日
  • 檸檬

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    表題作の「檸檬」は馴染み深いけれど、個人的には「桜の樹の下には」がぶっ飛んでいて好きかもしれない。他にも、「冬の蝿」「愛撫」などの描写が想像がしやすくて楽しめた。梶井基次郎短編集を読むのは2度目だけれど、まだ理解しきれない自分なので表現をじっくり味わえるように年を重ねていきたい。

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    2024年07月14日
  • 檸檬

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    自分には読みづらく読み終わるのに時間がかかった。ただ何気ない日常を文学的に、何でもないものをここまで言語化して描写する表現力は素晴らしいと思った。
    個人的に好きなのはKの昇天とある崖上の感情。どちらも自分的には読みやすく、登場人物の感情もストンと理解できた。

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    2024年07月02日
  • 乙女の本棚4 檸檬

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    ネタバレ

    話が簡潔にまとめられていて読みやすかった。
    イラストレーターによる絵が本文のように、繊細で美しく描かれていたため、情景をイメージしやすかった。
    近代文学を最後まで読み切ることは、今まで大変だったが、これは短時間で読めるため、シリーズになっている他の本も読んでみたいと思った。

    気持ちに余裕がない時、何となく現実逃避したくなったり、妄想が止まらなくなったり…
    また現実から引き戻された時の胸が苦しくなる感じが、細かく表現されていた。
    画集の上に檸檬を置き、因縁の場所が爆発されるという妄想(?)は、うんざりしている現実が吹き飛んでしまえばいいのにという主人公の思いを表現していてすごいなと思った。

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    2024年04月29日
  • Kの昇天(乙女の本棚)

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    乙女の本棚3連発、の一つ目。

    正直、よくわからんかった!

    純文学と言われるものを桃ちゃん読むと、本当に昔はすぐ隣に死があったのだな、とよく思うのですが、今回もそこに着地しました。

    2024.3.24
    51

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    2024年03月24日
  • 檸檬

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    梶井基次郎の短編集。
    著者の肺病や実生活によるものだろうか、陰鬱で退廃的な話が多かった。夜や闇に対する恐れ、肉体と影の分離、などいくつかのモチーフは複数の話で登場しており、著者の抱える悩みが伝わってくる。
    表題作の檸檬は、主人公の行動だけ改めて振り返ると意味がわからないが、心情描写を踏まえると何故か納得してしまった。古い時代の作品のため文章表現は難解な部分は多いがそれを超える説得力がある。

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    2024年02月28日
  • 乙女の本棚4 檸檬

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    ネタバレ

    病気になると趣が変わることはとても共感できました。
    ほんの些細な小さなモノに感動や美しさを感じる事ができるようになること、つまりそれは、それだけ自分も儚く小さな存在になってしまった事を自覚したときではないかと個人的に考察します。それまで好きなものは、自分に自信があるからこそ、まだまだ自分が健在だからこそ扱えるものばかりで、命短くなった今、それらを扱える力がもうなく、むしろ、無機質なモノや儚く綺麗なモノに感動を覚えるようになったと感じました。
    追求されたことは「無」。その無の頂点が主人公にとっては爆破であったから、ああいった想像をしたのかもしれないです。

    個人的には、額に檸檬をあて檸檬の存在を

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    2024年01月06日
  • 乙女の本棚4 檸檬

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    乙女の本棚シリーズ3冊目。
    物語というより、どちらかというと絵に惹かれて読む。
    学生と思われる若い男性の鬱々とした気分と、描かれている絵がしっくりくる。
    「檸檬」は初めて読破。

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    2023年12月30日
  • Kの昇天(乙女の本棚)

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    病に冒されているKという青年が海に入水し、溺死して亡くなる。
    彼と直前親しくしていた謎の人物によって、その不可解な死の真相が明かされていく。
    「K君はとうとう月世界へ行った」という言葉が孕む意味が分かったとき、死ぬのは怖くないかもしれない、とむやみに思った。
    満月の夜、影とドッペルゲンゲルに導かれて旅立ったさきの世界は、きっと海のように広々として、光と静けさに満ちた心地好いところだろう。
    『Kの昇天 或はKの溺死』というタイトルも、それを言い表しているよう。実体がどちらなのかはもう分からない。

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    2023年09月25日
  • 乙女の本棚4 檸檬

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    乙女の本棚シリーズ♪
    有名だけど読んだ事なかった「檸檬」。
    げみさんとのコラボ作品でした。

    まず、げみさんのイラストの色使いや雰囲気がとても素敵だった!
    どこか懐かしい様な、あたたかい様な。
    お話自体はちょっと解釈が難しく感じるとこもあったけど、イラストがすごくマッチしてたのもあって、私なりに理解してこの世界に入り込めたと思う。

    得体の知れない不安に苛まれている主人公。
    人は心の持ち様で良くも悪くもなるもんだな〜。

    もう場所も変わってるけど、京都の丸善本店には何度か行った事があります。
    その時、檸檬コーナーには気づかなかったけど(--;)、今度は重い気持ちの時にぜひ立ち寄ってみたい!

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    2023年08月08日
  • Kの昇天(乙女の本棚)

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     乙女の本棚シリーズから、梶井基次郎さんとしらこさんのコラボ作品「Kの昇天」です。全体的に青を基調としたイラストは、この作品にぴったりです。

     私はK君と満月の夜、療養で訪れた地の砂浜で出会った…。K君は自身の影に魅せられていた…。K君が他界したと知ったとき、「K君はとうとう月世界へ行った」と…。直接の死因は溺死だったとしても、月へと昇天したんだと私は語る…。

     K君は何を思って月を影を見ていたのかな…。月と影に一筋ならない思いを抱いていたんだろうなって…。私もこんな風に月を見て自身の影に魅せられる日がくるのかもしれない…色々と考えさせられらた1冊になりました。

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    2023年07月24日
  • Kの昇天(乙女の本棚)

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    溺死したKの死の謎を問われたわたし。

    わたしは「K君は月へ登ってしまったのだ」と感じた。
    それほどにK君は月光による影に魅入っていた。

    短いけれど印象に残る話だった。

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    2023年03月31日
  • 梶井基次郎全集 全一巻

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    桜の樹の下には、
    屍がうまっている。はずだ。
    そうでなければあの美しさの説明がつかない。
    生と死
    美と醜というような対比なのか?
    命という尊さがないと美しいものを生み出せないということなのか?

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    2021年01月20日
  • 冬の蠅

    購入済み

    相も変らず病んでいる

    この人の『檸檬』は傑作だ。紛れもなく傑作だと思う。それは、病み果てた主人公の心理が克明に描写され、絶望的な風景に終始しながらも、彼がすがっているささやかな癒しや明日への希望が、檸檬その他の小道具でもって象徴されているからだ。
    が、この作品にはそれがない。代わりに蝿。主人公は自分自身の病いと陰鬱に戯れながら、ますます自分を傷つけて、死に向かって堕ちて行く。その自分が蝿に思える……。これは、何と言うか、ただの甘えである。とうてい『檸檬』には及ぶべくもない。作者の関係者からしたら「折角療養に出してやったのに、歩き回ったり酒飲んだり女郎買いしたり、治る気があるのか!」と言いたくなる事必定であろう。

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    2014年12月07日
  • 闇の書

    購入済み

    母もの

    母との道行を、夢幻的なタッチで綴った小品。これと似た心持ちで、母と歩いたことが一度は有ったような気がする。が、拙者なら気恥ずかしくて書けない。

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    2014年06月16日