梶井基次郎のレビュー一覧
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この「ちくま文庫」が個人全集刊行を始めた、わりあい早い時期のものだったはず。「全集全1巻」なら、私も「梶井、読んだよ」なんて言えるなあ、と、そういう浅はかな思いが過ったことを告白します。檸檬と丸善があまりにも有名で、だからなんとなく知ったような気になっていた夭折の梶井基次郎、習作や遺稿や解説も含めたものを文庫で手にすることができるなんて、と欣喜したことも憶えています。ちょうどそのころ、梶井基次郎を偏愛していて「あんた、檸檬以外を知らないの?」と言う先輩がいたので、ともかくも、との意地もあって手に入れたフシもあり。ただしそれだけではなくて、「断片の迫力」に気圧されたことは鮮明です。断片だから、「
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Posted by ブクログ
息子へ)
お父さんには珍しく、文学小説を読んだ。
同級生の作家、万城目学がなんかの小説に、本書の内容をもじった話を書いていたので興味をもった。
文学ということで読むのに一苦労するとおもいきや、、、。たった8ページの超短編小説だ。
お父さんがもった感想は、まさに芸術作品といったところだ。
京都のなんでもない店の鮮やかな描写。
主人公の感情のみずみずしさ。
芸術のことは、ちっともわからないお父さんだが、直感的、感覚的に、本書の芸術性は感じることができた。
もっと、若いうちに、こういった本に接していれば、感性豊かな人間になれていたのかもしれない。
君には若いうちに読むことをおすすめしたい。
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Posted by ブクログ
人間の完全な等身大のように感じた
鬱病になり昔と感覚が変わって苦手意識すら持つようになってしまった
鬱病になったということにおいていけなかったのは、過程ではなく鬱病という事実が感覚を変えてしまった
そんな好みが変わった自分に麻薬のような快楽を与えてくれる存在だったのがこの人は檸檬で、昔の感覚を懐かしながら神格化されていて本当に今の人と思考が同じだと感じた
私達もお金が入ったら少しだけ贅沢して質のいいものを買ったりして、昔好きだったものを嘲笑してまた成長したら可愛いって思い始めたり。
散歩しながら色んなことを想像したり、歩いて疲れたら気持ち悪くなったり。
体調が悪い時に周りの子に手を当てて熱があ