阿部共実のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
昔読んだけど、登録してなかったわ。
名作。
でも閲覧注意。決して元気のない時には読んではいけない。
鬱マンガの金字塔ではなかろうか。
鬱マンガ数あれど、ただ酷いこと、センセーショナルなことを並べたてるだけの作品が大半。
そんな中、短編集「空が灰色だから」で異彩を放つ阿部共実の初期作品は表層だけではなく心に染み込んでくる暗いものが読者のハートを潰しにくる。
阿部共実にしては長尺ながら、一般的なマンガとしては超短編な全1巻という尺がちょうどよく、エッセンスがギュッと詰まったオススメ作品かと。
ちょっと古い作品だけど、楽しい以外のマンガも読みたいと思ったら「タコピー」とかに手を出す前にこちらを読んで -
Posted by ブクログ
ネタバレ悲しい漫画だった。
特にナツの視点から考えると、救いがない。
最後だってちーを道連れにしただけだ。
ちーだけは人を頼れるから変われそうだったのに、ちーはナツとの約束は絶対守るから、ずっとこの町にいて、公園で砂場遊びして無邪気に二人で日が暮れるまで遊ぶ。
そして悩みは無視し続ける。
一緒にいて特に楽しかったこともなく、ナツの利己的な気持ちだけで関係が続いてしまう。
作中で何度も言われている
「みんな満足はしていない。けどそれを理解して受け入れている。
それを理解できていないからちょっと足りていない」
ということ。
たしかにそれもあるだろうけれど、それ以前に持って生まれたものに明らかな違いがあ