公手成幸のレビュー一覧

  • スナイパー・エリート

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    アメリカンスナイパー以来、たくさんでているスナイパーものの一つ。ただこれは完全にエンターテイメントなので、安心して読めます。映画化しやすそうな話です。SEALやDEVGRUについてのエピソードや描写が細かくて、初め実話かと思いました。

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    2016年01月10日
  • 瘢痕

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    西欧ミステリ地味に読んでるんだが『瘢痕』が読み辛い。事件の奇抜さから派生する事案がよく解らない。これが自分がノルウェーの背景を知らなさすぎるからなのか、単純に主人公の記者に感情移入がしにくいからか…火事で子供を失い自分も顔に瘢痕を負っている事に根ざすものが伝わってこないと言うか。
    ラストで、彼が子供を失った後から精神が停止していた、と言う描写があり、ここから瘢痕を負った事から来る彼の葛藤はこれ以降の作品に描かれて行くのだろうが…ノルウェーの作品なのだが、日本と同じ様に「アメリカかぶれ」と言うか、アメリカの文化が普通に入って来ている国の様で、その点で「北欧」の作品を読み、北欧の国の文化に触れる、と言う鮮度があまり感じられなかった。

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    2016年01月04日
  • 狙撃手の使命

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    ネタバレ

    スナイパー カイル・スワンソン シリーズ第3作目。

    多岐にわたるスナイパー任務のうち、航空機への
    目標指示が見どころ。
    公式には「戦死」したとされているはずなのに、
    誰彼構わずカイル・スワンソンと名乗りまくるのは
    いかがなものかと思われる。

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    2015年11月11日
  • スナイパーの誇り(下)

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    前作「第三の銃弾」が好評だったからか、今回も過去の狙撃事件とのクロスオーバー。JFK暗殺と比べるとスケールとしては見劣りするものの、ストーリーは緊張感に溢れている。またドイツ軍内にも誇り高き武人がいたという設定は目新しいものではないが好感が持てる。とはいうものの、その分現代のストーリーでのボブの活躍が少なく不満は残る。しかも最後の最後に直接的明記はないものの勝手に個人的判断でスナイプしちゃってますけど、立派な犯罪ですよ!?ということで少々評価は低め。

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    2015年07月21日
  • スナイパーの誇り(下)

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    ネタバレ

    スワガーサーガ、久しぶり!
    でもさすがにちょっと質が落ちてるなぁって感じします。

    70年前の武器、使えるか?錆びるやろ湿気るやろ。どんだけの保存状態やねん、とか
    ウクライナなんとか谷の村人たち、その伏線使ってないやん、とか

    映画かドラマを狙ってるっぽい演出だろうなぁ、確かにそれはそれで良いのだけど、WW2当時の話に特化させて、ボブが出てくる現代劇はなしで良かったんじゃないかなぁ。

    カメオ的に最後だけちょっとオーストラリアで…とか、そんなんの方がファン心理くすぐられたように思うけどなぁ。

    良くも悪くも大味なアクション小説です。

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    2015年05月24日
  • スナイパーの誇り(下)

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    過去の戦争と現在の事件とのかかわりで物語を紡ぎだしているので、そもそも今の調査が何故、このタイミングで今の陰謀に繋がるのかという意味合いで、強引な展開ではあるが、それがないと物語が成立しないので、強引過ぎるとは思いながらも目をつぶって読んでいただきたい。一番、肝要なのは、主人公が記者に女スナイパーに惚れたのかと問われるシーンがあるが、一番、惚れたのは作者だろう。

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    2015年03月11日
  • スナイパーの誇り(上)

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    流石にもうアクションは無理だということで過去のスナイパーがかかわった事件に現代のスナイパーたる主人公が挑むという形式に前作あたりから変わった感があるが、前作は実話に対し、本作は創作と思われる。それでも過去と現在が絡み合って話が展開されるので十分に楽しめる。

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    2015年03月11日
  • 瘢痕

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    ネタバレ

    舞台はノルウェー
    主人公は息子を事故で亡くしたメディア記者
    死体の状況は異常で登場人物があっちこっちから出てきて、エンディングまで引っ張り続けてあっさり終わる
    普通の外国小説

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    2015年02月25日
  • スナイパーの誇り(下)

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    ネタバレ

    上巻は銃器関係の薀蓄が多くて読み辛い部分がありましたが、下巻からストーリーの流れは良くなります。

    しかし、この手の小説では、ある程度のご都合主義があるのはしかたのないところですが、流石に今回はちょっと酷すぎますし(野外に残された70年前の銃器が完璧に使えるとか)、毒ガス製造を企む悪人とその末路のエピソードは物語に本当に必要だったのかさえ疑わしいです。
    また、オチにしても、そこまでしてハッピーエンドにする必要ないんじゃないか?と思いました。

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    2015年01月17日
  • スナイパーの誇り(上)

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    ネタバレ

    ボブ・リー・スワガーシリーズの最新作。第二次大戦の独ソ戦で活躍した赤軍の女性スナイパーをめぐる物語。60代になったスワガーが事件に絡んでゆく過程などがもうけっこう雑になってるし、いつも同じパターンだし、今回はどうも適役も腑抜けだし、せっかく出てきたモサドも何もしないしで、けっこうゆるい内容ですが、それでも面白いのでついつい読んでしまいます。まぁ娯楽作品なんでこんなもんでもいいのですが、次はもっとハラハラさせて欲しいなぁ。

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    2015年01月03日
  • 第三の銃弾(下)

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    ネタバレ

    JFK暗殺事件と主人公の過去をうまく組み合わせた話を紡いだものではあるが、アメリカ人ほど、思い入れはないことと、予備知識並びに過去の作品における脇役たちの立ち位置を覚えていないことと、黒幕のモノローグが何故はさまれているのかわからず、謎の答えが最初から用意された上巻ではど正直、どうかなと思っていたが、下巻からは何とか盛り返した感があるが、やはり実話を下敷きにしたため、あまりに無茶はできず、主人公も老いて、あまりに何度も幸運にも尻の金属に助けられるということで、いつものアクション感は乏しい。また、最後には何故、モノローグをはさむ必要があったのかがよくわかるのだが、そうでなければ結末に至らない物語の作り方にはやはり無理が多かったと思う。

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    2014年06月14日
  • 第三の銃弾(上)

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    ネタバレ

    いつもと違って、過去の実際の暗殺の話を追う話であり、それに対する予備知識の在り方と、過去の話を覚えていなければ、少々、読むのがつらい作品となっている。特に多く承認のごとく登場する人物たちの立地位置を理解することが困難であり、それに伴う暗殺の黒幕のモノローグ部分が読んでいてつらい。

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    2014年06月07日
  • 第三の銃弾(下)

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    スワガー・サーガ以降のシリーズはイマイチだという巷の評判に惑わされて長らく手を出していなかったが、本作品の完成度は全盛期に匹敵するということで期待して読んでみた。結果的にはフツーの評価に落ち着いたが、なんとも言えぬ歯痒い読後感が後を引く作品ではある。

    上巻は吸引力が強い。ボブ・リーが老いたという軽いショックはあるにしても、サーガで経験した緊張感が蘇ってきてわくわくしながら読める。JFK暗殺という手垢のついた王道ネタの扱い方に、この作者のこだわりのスタンスが見て取れる。CIAやマフィアなどのザ・陰謀説には目もくれず、狙撃という観点のみで、あの日あの現場で何が起こっていたのかに迫っていく。この着眼点は斬新で新鮮。シューターの目線から公式報告の矛盾を突き、角度や速度の細かなポイントを検証していくシーンは読み応え抜群。そこに作家事故死の捜査が加わり、ボリュームのある展開にどんどん入り込んでしまう。

    がしかし、黒幕の回顧録の開始と共に、ストーリーは二手に分かれ、それぞれ独走していく。回顧録は冗長で飽きやすいかも。狙撃に対するボブ・リーの推論を裏付ける形で、小さな伏線や手掛かりがひとつに繋がっていく様は面白いが、よくよく考えるとやっぱり無理がある。歴史的事件の謎のピースに、自作のシリーズ・キャラを当てはめるのって頓珍漢よね。フィクションとノン・フィションが入り乱れ、もはやSFの範疇じゃないかとさえ思えてくる。

    多分、ボブ・リー・シリーズだと認識して読むことが正解なのでしょう。あくまでもシリーズ優先のストーリーなので、その意味での決着には納得できる。でもなあ。黒幕との対峙は別の機会にした方がよかったんじゃないの。JFKネタだけを堪能したかった。

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    2014年02月22日
  • 第三の銃弾(上)

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    ボブ・リー・スワガーがJK暗殺の真相に迫る。基本的に「極大射程」の続編なのでこちらを読んでいないとストーリーを追えないかも。日本人にとってはJK暗殺は外国のひとつの事件だけど米国人にとっては自国の運命を変えるような重大事だったんだね。日本だと井伊直弼暗殺がこれに近いのかな (^◇^;)

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    2014年02月21日
  • ダーティホワイトボーイズ

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    ボブ・リー・スワガーシリーズの外伝ということで『ブラックライト』を読む前に読んでみた。序盤はなんだかだらだらそれほど緊張感のない逃走劇という感じを受けたが、後半になるにつれ気付けば引き込まれていた。
    不倫をやめられないパドのだめっぷりに腹が立ち、反面ラマーの仲間思い(?)な所になんだかほっとする。でも悪役なんだよなと思う。愛着が沸くわけでもないし、頑張れとも思えない。ただパドもそうとも思えない。複雑な気持のまま最後まで読んで、結果としてはまぁ楽しめた。
    ボブ・リー・スワガーに関しては本当に2~3行、彼の父親がラマーの親父を殺したとか何とかで出てくるだけ。この作品が『ブラックライト』にどうつながるか楽しみ。

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    2014年02月10日
  • 狩りのとき(上)

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    骨っぽい作品です。ある日、乗馬で散策中に家族が狙撃されるところから、この狙撃に関しての謎解きがはじまり、その謎解きが伝説のスナイパーとベトナム戦争時に彼のスポッターとそのフィアンセであり現在の彼の妻のそれぞれの過去を浮き上がらせていく。狙撃手は誰か?誰を狙ったのか?その目的は?目の前の謎を一つずつ解いてパズルを紐解く先にあるのは?スリリングな展開に知らず知らずに引きずりこまれる。

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    2014年01月18日
  • 狩りのとき(下)

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    遂に因縁のスナイパー同士の戦いの火蓋が暁に染まる雪山を舞台に切って落とされる。眼下には、ターゲットとなっている妻が隠れる山小屋があり、一刻も猶予が許されない。スティーブ・ハンターならではの硬質な文章が読み手を引き付ける。

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    2014年01月13日
  • ダーティホワイトボーイズ

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    スティーブン・ハンター著「ボブ・リー・スワガー」シリーズの2作目。といってもスワガー自身は本作には登場しない。1作目の「極大射程」で少し語られるスワガーの父の死がこれまた間接的に関わる人物が主人公。殺人犯罪者ラマーとこれに深く関わってしまうハイウェイパトロール隊員バドが対決する。犯罪者ラマーの人物像が丹念に描かれ読み進む内にラマーに感情移入させられるのが面白い。銃撃戦のリアリティは相変わらずで銃器を知り尽くしているのだろうハンターならでは。

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    2013年09月07日
  • 狩りのとき(下)

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    『極大射程』、『ブラックライト』でもちらっと触れていた、ベトナム戦争でのある事件の詳細がやっと語られる。

    上巻はダニーが主人公のような展開。彼の正義感やボブとの師弟関係など、読み応えはあるが、アプローチ部分が長すぎる(後々ここが重要になってくるのだが)のと、ベトナムでのパートがくどく感じたので、退屈のあまり飛ばし読みすることもしばしば。

    下巻に入ると一気に展開が加速する。背後に隠された策略と、それに迫るボブ。この辺りのプロセスはいつもわくわくしながら読んでしまう。事件の骨格が二転三転する時のハンドルさばきがスムーズなのは、読者にとって非常に有難い。

    そして大きな見どころは、スナイパー同士の攻防だろう。今までもボブを狙うスナイパーは登場してきたが、今回はレベルが違う感じ。静寂の中で相手を追い詰める狩りの緊張感は、本シリーズでしか味わえない醍醐味のひとつ。静と動のコントラストが抜群で、スローモーションで映像をイメージできる作者の描写もまた素晴らしい。

    クライマックスのインパクトが大きいので、ラストが余計ドタバタしてるように見えた。少ないスペースに詰め込んで、無理矢理押さえつけたような印象を持ってしまったのが残念だが、骨太の秀作シリーズという評価は変わらず。

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    2011年07月07日
  • 狩りのとき(下)

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    ボブ・リー・スワガーシリーズ(最後?)
    敵のロシア人がなんだか切ないです。
    でもなんかブラックライトより面白くなかったです。
    なんでかわかんないけど。

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    2010年10月21日