公手成幸のレビュー一覧

  • 第三の銃弾(下)

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    今回も相変わらずカッコ良い、主人公。どんな相手も狩ってしまう、ボブザネイラー。
    男の子なら確実に心惹かれます。

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    2014年01月01日
  • 第三の銃弾(上)

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    ケネディ大統領暗殺の謎をとく、ボブリースワガー。
    大好きなシリーズ、大好きな主人公だけに、これは反則です。

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    2013年12月27日
  • 第三の銃弾(下)

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    ネタバレ

    ボブ・リー・スワガーの最新作は、何とJFK暗殺の謎に迫ります。
    何で今更JFKなのかというと、今年は暗殺後50周年だから、ということのようです。
    日本人にとってはあまりピンと来ない事件でしたが、アメリカ人にとってはトラウマとも言える出来事だったのでしょう。
    丁度日本人にとっての赤穂浪士討ち入りのようなものでしょうか。
    (そういえばスワガー・シリーズには赤穂浪士を題材にしたような作品もありましたw)

    実は本作の大きな部分を、暗殺の真犯人の独白手記が占めます。
    謎を犯人自らがバラすのってミステリとしてどうよ?と思って、前編を読んだ時点での星は2つにしました。

    しかし後編になると真犯人vsボブの構図が鮮明になって、単にJFK暗殺の謎解きだけに終わらないところが、流石と言うべきでしょう。

    とはいえ、見所のアクションシーンは最後の最後にチョロっと出てくるだけなので、アクションシーンを期待する向きには不満かもしれません。
    (そしてミステリとしては、先に書いたように真犯人が謎をバラしちゃうので・・・・)

    シリーズのファンとしてはこんな作品があっても許せる気はしますが、小説自体としては若干低調な出来という気もします。

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    2014年04月08日
  • ハバナの男たち(上)

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    ネタバレ

    スナイパーとしてのアールが見られる作品。そしてフレンチーショートが帰ってきた。
    さらにさらに、スペスネフというソ連のエージェントがこれまた渋い渋い。それぞれにキャラが立っていてとても面白かった。いつものような銃撃戦もばっちりだったし。カストロがちょっと情けない男になっているところもいい。ヘミングウェイもしょうもない男として描かれていた。
    もう、アールが主役の話は書かれないのだろうか?
    ブラックライトを読み直したくなった。

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    2012年03月14日
  • 最も危険な場所(上)

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    ネタバレ

    アール・スワガーの第二弾。地獄の黙示録とランボー2を見ているような感じ
    だった。アールはとにかくタフ、の一言に尽きる。今回のバックストーリーは
    黒人差別、細菌兵器の開発などだが、もうそんなことよりも上巻でどれだけ怒
    りが蓄積して、下巻の最後にドバッと弾けるかだ。
    サムとアールが利用されまくりなのは、ちょっと気の毒だが。

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    2012年02月25日
  • 悪徳の都(上)

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    ネタバレ

    さすがにボブ・リーの親父さんだ。やることのスケールがでかい。ボブ・リーよりもずっと戦闘的で破滅的。自分の周りの人がどんどん不幸になっていくのはたまらないだろうな。しかし、フレンチーショートが憎めない。摘発チームの壊滅の原因はまさしくフレンチーなのだが、次回作以降でまたアールと絡んできて欲しいな、と思う。最後にチラッと出てきた、ジミーとバブのパイたちも同じく、次回作以降でも出演して欲しい。

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    2012年02月04日
  • ブラックライト(下)

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    芯の通った緊張感をベースに展開されるのが、父と息子の物語である。複雑な関係が悲しい結果に終わってしまった父子たちの家族ドラマの間に、事件の背後関係が見え隠れする。

    上巻は40年前の“その日”から始まり、ボブ・リー・スワガーが過去の真実と向き合う決心をする現在パートと、アール・リー・スワガーが殉職する銃撃戦までが交互に描かれる。この銃撃シーンが臨場感抜群で、暗く静かな現場という設定が逆に、張り詰めた緊迫感を増幅させているようで、すごく印象に残った。

    下巻はアクションシーンが多くなる。陰謀と謎が浮き沈みしながら、徐々に事件全容が浮かび上がってくる。ここにきて一気に、銃とスナイプに関するマニアック的な目線が増えてくる。スワガー・シリーズに惹かれる理由がそれなので、待ってましたとばかりに更に読書ペースが加速する。(ガラガラヘビの理由については鳥肌モノ)

    ラストのサプライズの必要性は正直疑問だが、全体的にいい構成だと思う。過去と向き合う展開に家族ドラマを持ってくるのはありがちだが、少し斜めから捉えた視点に、作中で展開される以上の膨らみを感じて満腹感この上ない読書となった。まだ二作目ではあるが、完成度の高いシリーズという実感は揺るぎないなあ。

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    2011年07月07日
  • ダーティホワイトボーイズ

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    ボブ四部作の中では、外伝扱いかもしれないこの作品が一番好き。
    倫理的にどうかは抜きにして、魅力的な悪役の話は面白い。

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    2010年11月29日
  • ブラックライト(下)

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    面白かった。
    昔、田舎町の警官で殉職した男の事件を調べると意外な事実が。
    田舎町の警官ということで、スチュアート・ウッズの「警察署長」を思わせるが、あれは、大河ドラマ的な要素が大きかったのに対し、本作では、事件を調べる二人の現在と、カットバック的に入る当時の状況の書き方がうまい。

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    2010年11月09日
  • ブラックライト(下)

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    ボブ・リー・スワガーシリーズ
    ダーティ・ホワイト・ボーイズを先に読んでた方がよかったみたいだけど充分に面白かった。
    銃の描写が細かくてかっこいいです。父ちゃんもかっこいいな!

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    2010年10月20日
  • ダーティホワイトボーイズ

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    バドをどうしても好きになれない。
    対するラマー。彼を全肯定する事はできないけど、バドと対比して非常に男らしく見える。個人的にはラマーに軍配を挙げたい

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    2011年09月30日
  • ダーティホワイトボーイズ

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    ラマーパイはワルなんだけど、なかなか魅力があり、あまりの運の悪さに、そこまでいじめなくても、と同情すら覚えてしまう。ピューティーといったいどっちが主役なのかわからなくなるほどで、実はラマーのほうがスワガーなのかと思ってしまったくらいだ。でも面白かった。

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    2010年05月04日
  • シャーロック・ホームズ殺人事件 下

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    ★3.5

    純粋な小説というより、ドラマを小説化したノベライズ本を読んている様な気がするのは、作者が、元々脚本家であるという事と無関係ではないかもしれません。でも、中身は面白くないという事では無く、1900年代と2010年代の話がリズミカルに繰り返されるので、むしろスムーズに読めたかもしれません。

    話としては、事実も取りまぜながら書き上げられたフィクション。シャーロキアンなら一目瞭然(一読瞭然)なのかもしれませんが、若かりし頃、シャーロック・ホームズを多数読んではいるものの、シャーロキアンという訳では無いので、描かれている背景とか、意味合いをつかむのがちょっと難しかったかも。でも、ホームズ作品の知識が皆無でも、この本を読み進めることは出来ます。

    この次の作品もある様です。読んでみたいと思います。

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    2025年10月12日
  • シャーロック・ホームズ殺人事件 上

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    ネタバレ

    ★3.5

    作品中で描かれているのは、現代のシャーロキアンと、ホームズ作品を創作していたコナン・ドイルその人。コナン・ドイル以外の者の手によるシャーロック・ホームズ作品の事をパスティーシュと言ったりしますが、これは、パスティーシュなんですかね?どうなんだろ?

    作者は、映画やテレビの脚本家なので、描き方は映像的な感じもします。現代と、過去(コナン・ドイル時代)が行ったり来たりしますが、読みにくいという事は無く、意外にスムーズに読み進めました。

    上巻は、まぁ、どの作品でもそうですが、ほんの序章。下巻で謎が明かされます。

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    2025年10月05日
  • ブラックライト(上)

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    「ダーティーホワイトボーイズ」で登場した人物たちがキーマンとして再登場。これから読む人は、「ダーティーホワイトボーイズ」を読んでからの方がより楽しめますよ。
    とはいえ、過去と現在が入り組んで語られるので、状況を把握するのに時間がかかるのも事実。一度状況や人間関係が理解できれば、面白さは倍化してゆきます。
    下巻も楽しみです。
    PS.
    警察本部と警官が無線で連絡し合う場面で使われる「Negative」を「否定的だ」と不自然な日本語に訳しているが(P93他)、これは航空管制官なども言い間違いや聞き間違いを防ぐために、「No」の代わりに使われているのも知らない(⁉)翻訳者って…ここは素直に「ダメだ」でOKでしょう。

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    2024年07月26日
  • Gマン 宿命の銃弾(上)

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    ひさびさの海外の小説でまだ頭が海外小説なれせずになかなか登場人物の名前に付いていけなかったりするが、面白い。
    ストーリーの構成の仕方がとても秀逸です。
    下巻が楽しみ!

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    2024年07月15日
  • ダーティホワイトボーイズ

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    「極大射程」以来のスティーヴン・ハンター。
    以下はネタバレありの感想。

    文庫本32章700ページを超える分量にも度肝を抜かれるが、6章(150ページ)あたりで正義側の主要登場人物のほとんどが殺される。(と、思わされる)
    罪悪感を持たぬ殺人者と罪悪感に苛まれる刑事が出会うという設定もナイス。
    そして本書の魅力は、トンデモナイ悪人を描きながらもリアリティぎりぎりの人物造形と彼らの内なる心の葛藤や気持ちがなぜか共感もしくは理解出来るという作者の職人技にある。

    本書の主人公、悪の権化ラマーは凶暴だがバカではない。無理矢理脱走犯仲間にされたリチャードは彼を以下の様に狡猾な無秩序の天才と称する。「ラマーは常に考えている。何か課題を与えたら、彼は真っ先に、しかも正しくそれを解決するだろう。とはいっても、それは普通の人間のやり方ではない。他人より自分が多くを得られる様に解決するのだ。それが彼の唯一の道徳律であり、何の後ろめたさも疑問も持っていない。彼は情熱的かつ揺るぎない確信を持ってその道徳律を行使する」
    解説の鵜條芳流氏の言葉。「悪い男に限って人の心を捕らえて離さない。華麗な悪の前では、正義さえも霞んで見える時がある。アメリカンヒーローを描いて来た男は、どうやらそれに気付いてしまったようだ。悪が栄えた試しなし。だが、栄えないからこそ刹那で美しい」
    一方の正義側キャラは48歳のハイウェイパトロールの巡査部長パド。妻子がありながら部下の奥さんと不倫、再び良き家庭を取り戻したいと願いながらも、目先の欲望に負けて自己嫌悪に陥る日々。
    そして、前半の魅力的キャラは人質となった老夫婦。リタイアして狩猟が趣味だった夫は、悪にも怯まない。巨悪に対して卑屈にならず勇敢にも対峙しようとする。

    分厚い文庫本を終始飽きさせることなく引き付ける筆力は流石です。

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    2024年06月20日
  • Gマン 宿命の銃弾(下)

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    2024.03.10
    アメリカの1930年代の風景がわかっていないと読みにくいのかもしれない。
    なぜ、銀行強盗を犯した者たちがヒーローのようにおもわれていたのかがよくわからない。

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    2024年03月10日
  • エンド・オブ・オクトーバー 下

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    あれよと陰謀論まがいな展開になってしまい凡庸なディストピアに突入していくのは如何なものか。そうではなくパンデミックにおける医科学の献身を通して社会のあるべき姿を日常に落とし込んで欲しかった。風呂敷広げるのは上手かったけど尻すぼみしてしまった典型であろう。惜しい。

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    2024年02月29日
  • ブラックライト(下)

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    ネタバレ

    4分の3ぐらいまで何も起きない。スティーブンハンターの戦闘シーンの描写はやっぱりいい。緊迫感あって一気に読める。極大射程はそういったアクションが多くてミステリー要素しっかりしてた。今作はアクションが少なくて残念。ボブの射撃をもっとみたかった。3部作の最後に期待。

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    2023年06月01日