あらすじ
1946年、酒浸りの日々を送っていた元海兵隊専任曹長アール・スワガーは硫黄島の戦功により名誉勲章を授与された。式の後、彼の前に二人の男が現れる。野心満々のガーラント郡検察官フレッド・C・ベッカーと伝説的な英雄である元FBIエージェントのD・A・パーカーだった。二人はギャングの牛耳る歓楽の街ホットスプリングズの浄化をもくろみ、その為に摘発部隊の編成を計画していた。彼らはその隊員を軍隊並に鍛え上げる役をアールに依頼してきたのだ。彼は承知する。だが、妻からは子供が出来たことを知らされた。
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Posted by ブクログ
親子揃って戦闘マシーンだな。どちらというと父親(アール)の方が狂っている気がする。だって最初は指示して遠目から見守っていたけど、我慢できないから何かと理由つけて戦闘に行ってめっちゃ充実感味わっている風だからね。
そういう戦闘へ行く理由が色々ありそうで下巻が楽しみだ。
しかしこれだけの親父が未来ではあんな終わり方かあと思うと切ない。
フレンチーショートさんが好きだなぁ。謎が多いし他作品での絡みもありそうで。
Posted by ブクログ
「極大射程」の主人公ボブ・リー・スワガーの父のアール・スワガーの物語。ハンターの物語は、大河小説のようです。
さて、小説の舞台は実在の事件をもとに書かれていますが、随所に作家のアメリカンダンディズムが色濃く出てます。
中味には関係ないが、第一刷は随所に誤植があり、珍しい・・・