ブリキのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
“なんだ、ちゃんと水着を用意してたのか。……なんでそれでワニかなー、勿体ない。
「あんまりジロジロ見ないでほしいな……」
前川さんが目を瞑りながら、唇を尖らせるようにして咎めてくる。弱っているせいか、普段の調子ではなく子供っぽさが表面に出ている。こういう前川さんも素敵だと思います。
「恥ずかしいって、ワニの方がよっぽど……とか感じない?」
「どうしてだい?」
「え、どうしてって、んー……あ、水着が嫌いとか?それじゃあ着ないか」
「……恥ずかしいからじゃないか、水着なんて。露出が、下着と大差ないのに」
身を捩って水着の生地を引っ張りながら、前川さんがワニを脱ぐのを渋った理由を恥ずかしげに語る。じ -
Posted by ブクログ
“(ねぇ、宇宙人くん)
(なにかな、地球おねーさん)
(ここのなぞの地下施設にいる予定の宇宙人はお茶のみ仲間とかだったりするの?)
(良く肉じゃがとか作ってお裾分けに来てくれますよ)
(マジで。ちゅーか、ジャガイモって宇宙でも大活躍なのか、見直しちったい)
(……あのさ)
(んー?)
(宇宙人って、本当にいると思ってる?)
あたしが尋ねても違和感ない事柄を、まず相手から口にしてきた。思いの外真剣っぽく。
階段の中腹であたしは立ち止まり、男の子を見上げる。男の子は神妙な顔つきで、潤んだ瞳がアクエリアスの水溜まりみたいに飲み応えありそうな揺れ方だった。
(んむ、そうだなぁ……いる、って信じてるよ。 -
Posted by ブクログ
“藤和家に、エリオより先に入る。サンダルを脱いで廊下に上がり、エリオに「待て」と手の平で制する。「うー」と唸るエリオを無視して台所に向かった。奴に濡れ布巾を渡さなければいけない、足を拭かせる為に。今日は裸足での外出を注意したら、全力疾走で外に出て行ってしまったのだ。十代の反抗期とは異なる、子供の意地っ張りみたいなものである。
台所で顔を洗っている女々さんと「借ります」「うぃ」短いやり取りを交わして布巾を濡らして絞り、玄関に戻る。「ほれ」とエリオに布巾を放った。エリオはそれを摑んで、渋々といった態度を隠さないまま、足の裏を拭く。二回ぐらい撫でるように布巾を足に当ててから「キレイキレイ」「出来てな -
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物語のおおまかな流れは、パレードの警護をすることになった新米騎士・ロウは国王を暗殺しようとした不埒者を奇跡的に捕まえる。その功績を讃えられ第三王女・レアイナ姫の護衛を命じられるのだが、当の姫様は男で新米のロウをなかなかに信用しない。なれない王宮暮らしに疲れていたロウは、あれやこれな事情でメイド長・ディアナで精通してしまう。それを皮切りに、幼馴染のメイド・カレンやレアイナ姫の義妹になる第四王女・アン姫とも関係を持ってしまうのだが、レアイナ姫への憧れは止まらないのだった……的な(詰め込みすぎ)
属性的には、タイトルになっているツン(言わずもがなツンデレですが)がレアイナ姫とカレンに入ってます -
Posted by ブクログ
“握り拳をがむしゃらに降り下ろし、その前屈みの勢いで喉から声を絞り出した。
「働く!」
「ああ?」最後の文字が『け』じゃなくてホッと胸を撫で下ろ、しはせずに。
「わたし、社会、復帰?する……かも……って、思って、る、かな」
用水路に浮かべた笹の葉のように、語尾と決意が気弱に流れた宣言だった。
……まぁ、意欲はあるということで。初回故甘めに、エリオの社会復帰ポイント、+3。”
布団離れをした美少女エリオが社会復帰にむけて頑張ったり四十歳を向かえた女々さんがなんか色々する話。
りゅうしさん可愛いすぎ。
前川さんもキャラが好き。
しかし、なんだってこの町の人は前かごに人を乗せるんだ。
“「ど -
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