ブリキのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
“(ねぇ、宇宙人くん)
(なにかな、地球おねーさん)
(ここのなぞの地下施設にいる予定の宇宙人はお茶のみ仲間とかだったりするの?)
(良く肉じゃがとか作ってお裾分けに来てくれますよ)
(マジで。ちゅーか、ジャガイモって宇宙でも大活躍なのか、見直しちったい)
(……あのさ)
(んー?)
(宇宙人って、本当にいると思ってる?)
あたしが尋ねても違和感ない事柄を、まず相手から口にしてきた。思いの外真剣っぽく。
階段の中腹であたしは立ち止まり、男の子を見上げる。男の子は神妙な顔つきで、潤んだ瞳がアクエリアスの水溜まりみたいに飲み応えありそうな揺れ方だった。
(んむ、そうだなぁ……いる、って信じてるよ。 -
Posted by ブクログ
“藤和家に、エリオより先に入る。サンダルを脱いで廊下に上がり、エリオに「待て」と手の平で制する。「うー」と唸るエリオを無視して台所に向かった。奴に濡れ布巾を渡さなければいけない、足を拭かせる為に。今日は裸足での外出を注意したら、全力疾走で外に出て行ってしまったのだ。十代の反抗期とは異なる、子供の意地っ張りみたいなものである。
台所で顔を洗っている女々さんと「借ります」「うぃ」短いやり取りを交わして布巾を濡らして絞り、玄関に戻る。「ほれ」とエリオに布巾を放った。エリオはそれを摑んで、渋々といった態度を隠さないまま、足の裏を拭く。二回ぐらい撫でるように布巾を足に当ててから「キレイキレイ」「出来てな -
Posted by ブクログ
“握り拳をがむしゃらに降り下ろし、その前屈みの勢いで喉から声を絞り出した。
「働く!」
「ああ?」最後の文字が『け』じゃなくてホッと胸を撫で下ろ、しはせずに。
「わたし、社会、復帰?する……かも……って、思って、る、かな」
用水路に浮かべた笹の葉のように、語尾と決意が気弱に流れた宣言だった。
……まぁ、意欲はあるということで。初回故甘めに、エリオの社会復帰ポイント、+3。”
布団離れをした美少女エリオが社会復帰にむけて頑張ったり四十歳を向かえた女々さんがなんか色々する話。
りゅうしさん可愛いすぎ。
前川さんもキャラが好き。
しかし、なんだってこの町の人は前かごに人を乗せるんだ。
“「ど -
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