富野由悠季のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ルウム戦役前の御前会議にてなかなか注目すべき発言が。
ギレン曰く、
「公王陛下の下に全軍一体となり、公国の興廃を賭けて戦ってのみ、勝利は可能となる!」
日本人である僕達は、ここは”皇国”と読み替えなければ。
そしてドズル中将。
「忘れるな、負ければ我々はみな戦犯だ。絞首刑だぞ」
これは東京空襲を始めとした日本焦土化作戦を立案したカーチス・ルメイの言葉が元ネタ。
別のページではギレンも”戦争犯罪人として訴追されたくなければ、勝利者になればいい”ということを言わせている。まあ、敗戦国である日本にとってはこれは真実以外の何者でもない。
この巻を描いているとき、安彦良和は「フォッグ・オブ・ウォー」を -
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