富野由悠季のレビュー一覧

  • 新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 敗者たちの栄光(2)

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    大体本編3話後半から7話の最初までの話。
    最も秀逸なのはTV本編以外のGW関連の作品にあったエピソードを絡めながら本編を紡いでいく点である。語り足りない印象のある本編よりもGW世界全体が分かりやすく、今後の展開如何ではGWの集大成と言えるようになるかもしれないと期待させられる。
    五飛の過去の正義に対する問答は「戦争を真剣に考える」というGWの特徴に合い、非常に考えさせられる。
    メカ描写としてはサンドロックの追加装甲が非常に熱い。本編でのサンドロックの特徴の薄さに比べてこの作品では非常に派手なアクションを見せてくれて今後にも期待できる。またデスサイズのスラスター、シェンロンの鉈もとても良い。

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    2011年10月27日
  • 機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還(3)

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    正しいAMBAC機動! コア・ブースターの見事な用法! 美しいギャプラン! メカ描写がとにかく秀逸。レッドのコア・ファイター評が泣かせる。

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    2011年10月27日
  • 新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 敗者たちの栄光(2)

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     OVAや萬画などの、TV本編以外のところからの繋がりも描かれているので、ガンダムW全体がよく視える。それぞれの作品で描かれたものが所々に出てくる。この漫画を読むだけでOVA、TVアニメ、萬画などの幾つかのガンダムW作品を感じられる。
     ガンダム各機の追加武装が描かれている点に注目。カトキハジメ氏のデザインしたガンダムは、キャラクターとしての特徴がよく出ている代わりに、武装が減っているものがあったが、それを追加武装で補いつつ、さらに機体に新しい個性を与えている。ここが僕の素晴らしい・面白いと感じたところだ。

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    2011年10月25日
  • 新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 敗者たちの栄光(2)

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     TVシリーズから省略されたシーンがいくつかあるため、TVシリーズを知っている者からすると少々ぶつ切り感があるのは否めないが、ストーリーは丁寧に構成していることが様々な面から伺えた。特に張五飛の過去は小説版ENDLESS WALTZからの引用を含めた上でさらに掘り下げられ、なぜ正義にこだわるのかという部分がより明確になっていた。
     次巻はいよいよニューエドワーズ基地。TVシリーズでもここから大きく物語が動いたが、コミックではどのような再構成がなされるか楽しみだ。

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    2011年10月22日
  • 機動戦士ガンダム THE ORIGIN(7)

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    原作21~24話といった辺りだが、展開は原作とは大きく離れている。しかしそのアレンジの仕方がまた技巧をこらしていると思う。中立地帯クスコでの補給シーンを入れることで黒い三連星と接触させ、三連星の出番を原作より増やしているのが大人の魅力を増している。ハモンの復讐が原作とは違うタイミングで来る点は一概に良いとは言えないが三連星に繋いだのは素晴らしいアイデアだと思う。ハモンを助けたタチ中尉の描写にもこだわりが見える。
    なお、初登場のドムの描写はあまりにも格好よすぎてドム好きの私は思わず涙腺を刺激されてしまうレベルだった。また、カイのレビル批判やキャノンザク(ザクキャノンではない)も見物。

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    2011年09月29日
  • 超級!機動武闘伝Gガンダム(6)

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    原作9・10話。VSジョンブルガンダムのアレンジはとても良いと思う。島本テイストのギャグを取り入れながらも全体的な悲壮感は失ってない。むしろ絵柄の迫力で引き込まれる。マノンとチャップマンのそれぞれの考えも原作より強調されている印象でわかりやすい。ラストシーンにキョウジを持ってきたのがまた良いね。VSファラオガンダムに関してもサイシーの決意、ファラオガンダム再生の迫力、ドモンの怒りと原作よりも勢いが凄まじくて良かった。

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    2011年09月26日
  • 機動戦士ガンダム ジオンの再興

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    『AFTER CLIP』

    『WITHDRAWAL』

    『ESCAPE』

    『BREAK TROUGH』

    『RETURN OF THE COSMOS』

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    2011年09月23日
  • 超級!機動武闘伝Gガンダム(4)

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    前巻から続く原作6話を更に大幅に伸ばした巻。それまでの島本アレンジには想像も付かないほどのシリアスさで、ドモンがガンダムファイターとなった経緯を深めているのはGガン好きには面白くてたまらない。特に「怒りの素質」を実際にウルベとミカムラが見たものとして描いている点の説得力が素晴らしい。シェイディングガンダム戦の展開も原作の幻覚デビル戦の良いところをしっかり継承しているようで最高の出来だった。欲を言えばフィンガーソードは欲しかったが。

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    2011年09月21日
  • 機動戦士ガンダム THE ORIGIN(6)

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    ホワイトベースクルーが分裂していく過程がTV版より格段に丁寧に描かれている。TV版のときはアムロだけの暴走という面が強かったように思えるが、ORIGINでは本当に全員が極限状態の中バラバラになっていくように感じられ、この方が正しい認識なのだろうと感じさせられる点は素晴らしいの一言に尽きる。

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    2011年09月10日
  • 超級!機動武闘伝Gガンダム(3)

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    作者はアニメ版の原作デザイン等を手掛けている方だけあって、ドモン達がすごくいきいきと描かれている。アニメ見た方には是非読んで欲しいです。

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    2011年09月08日
  • 機動戦士ガンダムZZ 第二部 ニュータイプ

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    アニメ、機動戦士ガンダムZZ のノベライズ作品。

    アニメ版との一番の違いは何と言ってのアムロ・レイとの絡みだろうと思う。
    しかし一番私が嬉しかったのは、本作のほうがジュドーがプルがなくなったことを悲しんでいるように感じられたことだった。

    今作を読んだ後に『サイレント・ヴォイス』を聴き直してみて欲しい。
    心に来るものがあると思う。

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    2011年08月29日
  • 密会 アムロとララァ

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    他の小説版やアニメ版とも設定の違う作品。
    アムロの性癖が書かれていたり登場人物の設定というか人格が少し異なっているよう。
    この一冊でファーストの世界をしっかり表現しているのは流石としか言い様がない。
    富野由悠季の小説が好きなら是非読んでみてはいかがだろうか。

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    2011年08月29日
  • 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(下)

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    普通の小説の感覚で読もうとしたら、軍事的な言葉やガンダム用語に戸惑いました。
    「ベースジャバーって何?」とか「エプロンって?」とか。
    難しい単語も多く、何度も辞書で調べたことか・・・。

    ただ、この作品を読んだことで、他の作品でのシャアやブライトさんの考えにすんなり納得できました。
    たとえやり方が極端だとしても筋が通っているというか、そんな感じがします。

    実はまだ映画版、小説版ともに『逆襲のシャア』は未見なので、どちらとも観たり読んだりしたあとで再読したいです。

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    2011年07月21日
  • 機動戦士ガンダム 第08MS小隊(下)

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    TV版と若干違うものの基本的にはハッピーエンドに近い終わり方.

    ギニアスの死に様としてはこっちの方がふさわしい気がする

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    2011年07月20日
  • 機動戦士ガンダム 第08MS小隊(上)

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    アニメ版に比べストーリーが重たくなっている.

    ガンダムの小説の中でもかなりしっかりした話の部類だと思う.

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    2011年07月18日
  • 機動戦士ガンダム THE ORIGIN(1)

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    安彦良和が再構成したガンダムの世界を描いた作品。
    話の大まかな流れはTV版とあまり変わらないが要所要所で異なってくる。ガンダムはシナリオと台詞を暗記できるくらいTVで何度も見ているが、思わず惹き込まれてしまう漫画を描く安彦良和の才能に驚嘆する。

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    2011年07月04日
  • トニーたけざきのガンダム漫画III

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    完全にファーストガンダムのパロディ。『機動戦士ガンダム』が好きだった人には確実にウケル、と思う。そのほかのファンにはちんぷんかんぷんかもしれない。特に最近のやつしか知らない人には…

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    2011年06月26日
  • 超級!機動武闘伝Gガンダム(4)

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    何でこんなに面白いのだろう?
    多分、それは、島本和彦先生の、完成させた面白さがシッカリ生きているからだと思う。
    先日、たまたま、アニメのGガンダムの一話を見たのだが、漫画と結構違って驚いた。
    逆に、アニメを見るまで差異に気が付かなかった‼

    昔、チャンと見たハズなのに.........

    これぞ島本和彦先生の大魔術ダ‼

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    2011年06月03日
  • 機動戦士ガンダムSEED 5 終わらない明日へ

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    終わってもーーーたーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!イザークかわゆすo(^▽^)oo(^▽^)oムウとナタルが切なかったです。私は永遠のアスラン派です

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    2011年06月03日
  • 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(上)

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    このレビューに辿り着くということは、貴方はよほど熱心なガンダムファンか、あるいは熱心な富野信者でしょうか。
    であるなら、本作のストーリー・面白さ・悲劇性・あるいは富野成分の濃さ(笑)については、今更解説する必要はありませんね。

    本当に、誰も救われない話です。登場人物がその無慈悲な運命に翻弄され蹂躙されるような話は、私の好みですが、この「閃光のハサウェイ」はかなりキツい。下巻にてハサウェイが捕縛されてから処刑執行までの展開には、辛くなって何度も本を閉じてしまいました(結局また開いてしまいますが)。

    ハサウェイが辿る人生の軌跡は、かつてのシャア・アズナブルを彷彿とさせます。恵まれたニュータイプ

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    2011年05月23日