水城せとなのレビュー一覧
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ネタバレサエコって病んでるよなーと、しみじみ感じた第4巻でした。
爽太の駆け引き(もしくはビビリ)による拒絶、線引きに対して、サエコが必ずやり返すところが、まず凄い!
また、この巻では、専業主婦として家に縛り付けられ、モラハラ気味な夫に、不満が募っている様子が割とリアルに描かれています。後半では、主婦業を「お仕事」と割り切る様子も見せますが、この先どうなっちゃうの?って感じです。
一方、まつりは、不毛な恋を切り捨て、それを知ったオリヴィエから熱烈アプローチを受け、交際スタート。付き合ってるけど、片想いって感じのオリヴィエがちょっと不憫になりました。まつりも、人としてはオリヴィエの事が好きなんだろう -
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ネタバレみんなが片想いの深みにどっぷりハマっている第3巻です。
相変わらずサエコに絶賛片思い中の爽太。ちょっと突き放したり、冷たくしたりと、悪い男のフリに磨きをかけています。
そして、そんな爽太を、天性のテクニックで、惑わすサエコが怖い!
この巻では、サエコがそれほど幸せな結婚生活をおくっているわけじゃないんだなーというのが見えてきます。この人って、ものすごーく計算高く生きてるように見えるのですが、人生そううまくいかないってところなんでしょうか。
それにしても、爽太に片想い中の薫子、友人の恋人と浮気中のまつり(爽太の妹)、そんなまつりに片想い中のオリヴィエ、爽太の片想い仲間兼セフレのえれなと、片 -
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ネタバレショコラティエとしても、店主としても、男としても、爽太がどんどん成長していく第2巻です。
時々、ゾクッとするほど色気があったり、キュートなヘタレ妄想モードに突入してたり、本っ当っっに爽太のキャラが大好きです♪
まぁ、相変わらずサエコさんのことで、ぐるぐるしてるあたり、どうなのよ…と冷静にツッコミたくなる瞬間は多々ありますけど…。
この巻では、爽太の妹のまつりも、同僚の薫子もオリヴィエも、そして新キャラえれなも、みんながそれぞれ片想いの気持ちを抱えています。
好きになった人に、好きになって貰える奇跡って、実はそうそう簡単には起こらなかったりするんだよね~、なんて、切なくなってしまいました。 -
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電車で食い入るように読んでしまった。いやーびっくり。そうきたかびっくり。
この話は何がどっちに転ぶかがまったくみえない。
長年の想いをふっきるべくバレンタインデーにサエコさんに告白することにしたソータ。
スッキリ振られてエレナと新しい関係を築くつもりが、サエコさんの意外な反応に…。
エレナに期待させすぎでかわいそう、ネガティブがむくむく膨れた挙句、衝撃の場面に出くわした薫子さんもかわいそう。そしていつもほわほわに見えてその実、確固とした計算で動いてたサエコさんの涙には、生のココロが垣間見えて。
恋愛って、なんて不安定で不自由なんだろう、なんて思い通りにならないんだろう。。
恋愛中は誰もが、相 -
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ちょっとこれ落ち着いてからじゃないと書けないレベルだ……とんでもないやつだ……
こんなに濃いBL……ボーイズでもないけどさあ…同性愛を扱った話は初めてだなあ。まあ単純に話の長さもあるんだけど。
今ヶ瀬がどんどん最初の余裕なんかどっかいっちゃってダメな男になっていくところがもー、だめだよ引き返せよって思って。
再会して恭一の家で二人で口論する場面の恭一の目の冷たさがつらい。引き返せなくなった今ヶ瀬もつらい。なんだもーーーーほんとダメ人間二人じゃん…
でもその後普通……普通にじゃないな、抱き合って結局普通に喋ってるところで、エッさっきまであんなに冷たいやりとりしてたのにこんな会話してていいの?と思 -
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BLに本格的に手を出し始めた頃から知ってはいたものの結局読んでなかったコレ。多分あの頃読んでも好みではなかったと思う。今読んですごい衝撃受けてる。
ウワーーーーもうなんか…すげえなーーーーー
久々にこういう、なんていうんだろう、ちゃんと順序立てて心を掴まれる漫画読んだ気がする。感性に従ってとりあえずふわっと手っ取り早く感動ないし萌えを貪ってたわ最近。
美人はとりあえず受けって固定しちゃうもんで、今ヶ瀬攻めか~うーんとか最初は思ってたけど違った、これ受けとか攻めとかそんな問題じゃない。
恭一のダメ人間っぷりがすごい。お前何人傷つければ気が済むんだ…流されに流されて本当に格好悪い。でも今ヶ瀬は愛す