あらすじ
憧れのサエコにあっけなくふられた爽太(ソータ)は、パリで5年間修業してショコラティエとして帰ってきた。マスコミで王子と騒がれ華やかなスタートを切ったが、それもすべてチョコレートが何より好きな彼女を振り向かせるため。たとえ相手が人妻でも!ライバル店がオープンし、爽太の心境に変化が…!?
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甘いけど、ほろ苦い。まさにチョコレートのような恋愛模様を堪能できる作品です。
オンナの可愛さの裏にあるしたたかさ。それが分かっていても落とされるオトコの性。水城せとな先生は、ヒリヒリするような恋愛を描くのが本当に上手い!
人妻になったサエコを諦めきれずに、押したり引いたりして彼女の気を惹こうとする主人公・爽太に呆れることがありつつも、常識や理屈ではどうしようもないのが恋愛か…としみじみ(´-`) 一見幸せそうなサエコの満ち足りなさや、陰ながら爽太を想う薫子の踏み出せない気持ち、セレブ王子なオリヴィエでさえままならない恋…。その人が幸せか不幸かなんて、他人からは本当のところは分からないものですね。
片想いだらけのこのお話も、巻を追うごとにそれぞれの心境に変化が。最終巻まで一気読み間違いなしです。(書店員・鮭)
感情タグBEST3
匿名
すごい
最初はさえこさんに振り回されてるそーたが可哀想だなあとかって思いながら読んでたけど、2回3回読んでると振り回されるのが好きなだけなんだと納得
新キャラ六道さんもキャラが濃くて好きですが、何しろ薫さんの反応がいちいち乙女で可愛いです。漫画的に成就はしないと思うのですが応援したくなってしまいます。2巻では1巻より周りのキャラの恋愛感情も見えてきてますます面白いです。続きが気になります。
気まぐれな彼女
大好きな年上の女性といい雰囲気になったものの彼女にはそもそも付き合っている相手がいて自分は浮気相手でもなんでもない友人の一人だと気づかされた青年が彼女を見返すために一流のショコラティエとしてパリから凱旋帰国し、自分の店を持ち始めることから始まる恋の駆け引きの第二巻。
サエコと再会したものの彼女の結婚式のためにケーキをつくるはめになった爽太。
その後実家のパティスリーをショコラティエに変えて店をオープンし父やかつての従業員の協力のもとオーナーシェフとして店を切り盛りしていく。
しかしショコラ王子の異名をとる爽太のライバルとしてチョコレートの貴公子と呼ばれる男の店にサヨコが買い物に行ったことから敵情視察に行く。
そこのオーナーが自分の世界を構築してそれをショコラで表現していることに気づかされる。
ライバルは自分自身という前に他人と戦って勝ち抜かないといけない現実を突きつけられた。
そして勢いではなく確実にサエコを落とすことを決意するのだった。
相変わらずさわやかな顔をしてドロドロな事を考えている爽太のギャップがかっこいいし面白い。
Posted by ブクログ
【あらすじ】
憧れのサエコにあっけなくふられた爽太(ソータ)は、パリで5年間修業してショコラティエとして帰ってきた。マスコミで王子と騒がれ華やかなスタートを切ったが、それもすべてチョコレートが何より好きな彼女を振り向かせるため。たとえ相手が人妻でも!ライバル店がオープンし、爽太の心境に変化が…!?
【感想】
Posted by ブクログ
ショコラティエとしても、店主としても、男としても、爽太がどんどん成長していく第2巻です。
時々、ゾクッとするほど色気があったり、キュートなヘタレ妄想モードに突入してたり、本っ当っっに爽太のキャラが大好きです♪
まぁ、相変わらずサエコさんのことで、ぐるぐるしてるあたり、どうなのよ…と冷静にツッコミたくなる瞬間は多々ありますけど…。
この巻では、爽太の妹のまつりも、同僚の薫子もオリヴィエも、そして新キャラえれなも、みんながそれぞれ片想いの気持ちを抱えています。
好きになった人に、好きになって貰える奇跡って、実はそうそう簡単には起こらなかったりするんだよね~、なんて、切なくなってしまいました。
Posted by ブクログ
片思いは苦しい。ほんとに他の誰かを好きになれたらどんなにいいかと思う。
それでも諦めきれない切ない感じかいい。
薫子もオリヴィエもみんな良く、ソータが悪い男になろうとしてるもまた良い。
Posted by ブクログ
六道さんの言葉が好きです。
59億9千万人に嫌われても、1千万人に好かれたらいい・・・って
とっても独りよがりにみえるけど、
でも1千万人には好きって思ってもらえるっていう自信があるんだよね。
自分のやりたいことは、誰かに夢を与えるだろう、って思っているっていうのは、なんというか、最高じゃないですか?社会人として。
そんな風に働けたら素敵だろうな。
Posted by ブクログ
この漫画読んでるとどうーしてもチョコが食べたくなる。
読み応えがあって面白かった。ただかわいいだけの少女漫画ではなく骨のある、濃くて深いお話だと思った。
Posted by ブクログ
片想い一方通行で誰も報われない泥沼状態が更に酷くなっております。矢印何本あるんだこの世界。
一途な片想いをしていたって、明確なアクションを起こさなければ相手にその気持ちなんて微塵も伝わりません。当たり前です。
そして片想いの相手がいるからと永遠に操をたてるなんて無理です。ありえません。
この現実のなんと残酷なことよ。
ドロドロするほど面白くなっていくのが水城マンガの常なので、1巻より面白くなってます。
ショコラティエ爽太の葛藤や成長もしっかりあるので燃えますしね。
モデルのえれなちゃんが清涼剤でした。
Posted by ブクログ
1巻が面白かったので即2巻を買ってしまった。
ソータが着々と悪い男になりつつあります。
みんなが駆け引きをしている感じがする。登場人物が大人だからこそか。
サエコさんしたたかな女だなあ・・・
Posted by ブクログ
ライバル店がオープンし、初めは気にしなかったが
サエコさんが並んでその店へ行ったと聞いて
気になり市価調へ出かける爽太。
六道さんのキャラクターは非常に好きだ。
自分の考えをしっかり持っていて、
それで人から嫌われてもゼロでマイナスにはならない
という考え方は素敵だと思う。
自分はついマイナスに考えてしまいがちだ。
爽太も、ペーペーはまず他人と戦って
傷ついてへこんで悔しがらなきゃ、と考えるところが偉い。
”クリエイティブ魂を一番刺激してくれるのは「哀」だよ
悲しくて傷ついた心は必死で幸福を引き寄せようとするもんね”
というのがなるほど、と思った。
自分ではお店へ行かなかったのに、人づてに
自分が食べたことのないミント味のトリュフのことを聞いて
浮気できない、と切なそうにするサエコ、
わからない人にはわからない感情かもしれないが
ちょっと共感してしまうところがある。
爽太は華やかな場所にいて、一方自分は平凡な主婦で、
折角作った晩ご飯も連絡もくれず帰ってこない旦那、
どんどん冷めていくというのは本当に澱が溜まっていく日々だと思う。
パーティで場違いと感じる薫子さん、もっと自己評価が高くでも良いのにと思う反面
気持ちはわかる。大人なだけに、浮いていると思ってしまうのだろう。
リクドーの従業員は「よくしつけられている」というのが六道さんぽくもあり
そういった感想を抱くところが薫子さんっぽいとも思う。
加藤えれなはこの作品で多分一番好きなキャラクターだ。
さっぱりしていて気持ちが良いところがあって、
とてもキュートな女性だ。
叶わない不毛な片思いをしている間、
男は遊ぶけど女は一人でいなきゃいけないというのも
変な話だと思うけれど、世間にはそういった目で見られがちだと思う。
さっき手を繋いでて幸せだって思ったの、という言葉が切なかったしきゅんとしたし
それなのに断られたらわかったそーだねってすぐ引き下がって
爽太が寝てしまったら起こさない様にヘッドホンをして一人で映画を見て自分のことをしてほっといてくれて
最高に良い女だと思うのだが。
爽太みたいな人にはこういう人の方が合うと思う。
朝帰りした爽太に怒る薫子さん。
帰ると言わずに帰った薫子さんもどうかとは思うが
心情的に爽太に腹が立ってしまうのはよくわかる。
今からでもやってないってフォローしろというオリヴィエはとても賢い。
薫子さんがたとえ爽太のことを好きでないとしても
正しいフォローだろう。
他の女の子にインスパイアされて作り上げたショコラをサエコさんに捧げるんだね
というオリヴィエの指摘がいかにも彼らしく、
色んな子と付き合った方がいいとも言うのが、
二人は共犯みたいな関係だと思う。
主人公が好きな胸糞悪くなる女の子がちょっと痛い目(というほどではないけどあてつけ?)にあってせいせいしていたら別の理解できない女の子がでてきた〜!!
女の子は正直職場の子以外好けない。。
ショコラティエ2
描かれているチョコレートが、本当に美味しそうでヤバい~♪この作品に出逢ってから、チョコレートの美味しさとか、奥深さとか、一粒一粒の価値とかを学べたような気がします♪
Posted by ブクログ
チョコレートの貴公子六道さん登場。まさかのオネエでいいキャラだった。六道さんの考え方ステキだった。薫子さん切ないなーとは思うんだけど何故かあまり好きになれない。オリヴィエの恋も切ない。まつりが明らかに間違ってるの分かってるけど、すごく大人な対応で見守ってて苦しい。相変わらずサエコとの関係は変わらないけど、悪い男になろうとする爽太はそれはそれでいい。えれなとヤっちゃうところ個人的には結構好きだった。
Posted by ブクログ
ドラマから興味がわいて借り始めて2巻
正直これからの展開があまり読めない。特にサエコ。この女性は何がしたいのかな。。まあ、だからこそ面白いんだが。
少女漫画として最終的にはハッピーエンドになるのかな?でも、この作品は誰かが幸せになると必ず別の誰かが幸せになれない。
Posted by ブクログ
爽太にライバルみたいな男が出来て、自分にとってチョコレートってなんなのか?という疑問を突きつけられて。
悩む。
実は、爽太だって、サエコ以外の人間を好きになりたいって思ってるんだってわかって一安心したというか、なんというか、いやー、普通に女々しいんすねって思った。
でも、こういうところが、女子の共感をえられてるのかな?って思ったりもするので、爽太は爽太でよいのだと思います。
つか、これでチョコレート作る方に目覚めちゃって、サエコをすっぱり諦めたら、ただの熱血少女漫画だよなぁって思うので、爽太にサエコを諦めてほしくないような気はするけど、サエコはまさしく女の敵みたいな性格してるから、このままくっついても爽太がもったいない気しかしないので、あんまりくっついてほしくない気もする。
何はともあれ、そもそもが人妻ってところから、詰んでる爽太の恋愛話の続きが楽しみです。
Posted by ブクログ
ネットカフェで読みました。
ライバル登場?!と思いきや、実はむしろオネエだった六道さん。いいキャラしてます。
今後もピンポイントで出てきそう。
いいキャラと言えば、オリヴィエくんもいい。
爽太くんの妹ちゃんへの恋は叶うのかな……。
いい意味でも悪い意味でもキャラ立ちしてて、その登場人物の人間関係が常時変わってる感じで、次の巻どうなってるか想像もつかないや。
この精神的なドロドロっぷりが作者さんの真骨頂な感じで、すごい好きな人もいるし苦手な人もいるだろうなあ、とか思いました。
個人的には、面白いんだけど精神的に結構きついかも。
続きどうなるのかは知りたいけど、爽太くんはサエコさんにまだまだ振り回され、薫子さんは爽太くんに振り回されるのかしらん。
Posted by ブクログ
なんとなく二巻だけ再読。
「俺のが10年若いからまだいいんだって思った時点で既に負けじゃん(うろおぼえ)」・・いい男になってくねーソウタ。でも腹黒くもならないと、あの徐s時には勝てない。六道さんが好きです。ブレない生き方がかっこいい。
pas mal 早く4巻出ないかなー。
Posted by ブクログ
失恋ショコラティエ第2巻。
今巻は、色んなところで恋が動きましたよ~。
駆け引きしたり、他の女抱いちゃったり、それでも相変わらず、サエコさんサエコさんサエコさんな爽太くん。
サエコの上目遣いは、こりゃも~才能ですよね!
思わせぶり、思わせぶり、思わせぶりだけど、思わせるのが目的であって、責任はとらない、と。
見事な美味しいとこどり、チョコレート食べてる感覚なんでしょうねー。
それにしても、水城さんの描く男性って、やたら色気ありますね。
個人的に、オリヴィエ最高。
「カレシが向こうと別れてまつりちゃんを選んでくれるならよかったじゃない」「でも気をつけてね。男はそーゆー約束あんまり守らないから」
「手を差し伸べるんなら他の男にムチューになってるときよりも、転んでちょっと痛い目にあった時の方が手を取ってもらえるでしょ」
「他の女の子にインスパイアされて作り上げたショコラを、サエコさんにささげるんだね」
深い!きれいな顔して、ブラックで素敵。
Posted by ブクログ
ヒロインが結婚してても動じず奪ってやろうと発想する昼ドラ的なドロドロさと、
初恋のひとが結婚してまで引きずって追いかける
ファンタジーさがさっぱり同居してて、
少女漫画ってすごい!て思った。
脇役キャラの描き方のザックリ具合(絵のタッチでなく)と、メインストーリーのロジカルさの落差。
偏見になるかもだけど、
「楽しみたいものだけ楽しむの!」って、
女性特有のパワーみたいなのを感じて、
すっごくおもしろいけど、
「おもしろいけど好きじゃない作品」にならないといいな、と思った。
薫子さんがいいように使われてる気がして、
もっとメインに出てきてドンパチやらないかなぁ、と(笑)
Posted by ブクログ
リアリティがあるんだかないんだかわかんないマンガですが、こころの動きや思ってることはとても筋が通ってて、共感できて、ドキドキする。
1巻ほどではない小悪魔ちゃんにちょっと共感…あれれ
Posted by ブクログ
見ててイライラしないキャラが増えてよかった!!(笑
えれなには思わず共感しちゃったな~
六道さんは店も作るものも性格もゴテゴテだな~とは思うけど、仕事への思いにリスぺクトです。
って本筋関係ないけど。
サエコさんも小悪魔テクニックに本音が垣間見えてきてるよね。
でも爽太気づかないよね。
男ってバカだな~と思いながら次を楽しみにしてる自分がいます。
Posted by ブクログ
六道さんが好きだ!そして薫子さん頑張れ!六道さんとこの従業員さんとくっつけ!
表情の描き方とかうまいとは思わないんだけれど、それでも伝わる情念とかがすごい。私が好きなこゆさv