高橋克徳のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレこれは様々なところに応用がきくんじゃないかな。
人ってね、認められることを欲するの。
特に他人に認められることをね。
そのつながりがないとね、やんでしまうの。
何でSNSにそれを求めるかは…
どうすれば職場を改善できるかの手法が
書かれていますがただやみくもに
コミュニティを広めたって
風通しが良くなければ絶対に通用しないのね。
一人でも無碍もなく拒絶するような
非協力的な人がいると
どうにもなりません。
なので本当に時間がかかるものです。
それは欠点ね。
ただし、それがきちんと成立するようになると
歯車がうまく回っていくのです。
これはいろいろなところで応用されてほしいね。 -
Posted by ブクログ
○部下への苛立ちのほとんどは、相手の考えや状況が見えないことが原因。→コミュニケーションを取っていれば対応できる
○成長段階に合わせた関わり方をする。→実際には本人の能力でなく、単にそれができる段階にきてないだけかもしれない
○成長の段階は5段階ある
「学ぶ」…仕事の基本をみにつける段階→つきっきりで教える
「やりきる」…自分で仕事をやりとげる段階→何かあったら助ける
「伝える」…経験をノウハウ化し周りに伝える段階→後輩指導を任せる
「越える」…新しい領域へ挑戦する→励ましや後押し
○大切なのは、他者ではなく「その人自身の変化」に焦点を当てる
○レベルの高低は口で説明するのではなく、雛型を見せ -
Posted by ブクログ
職場で協力関係が築けなくなった原因と対策について。
原因を
・終身雇用の崩壊による業務の専門化(タコツボ化)
・インフォーマルコミュニケーションの消滅と人となりについての情報共有の不足
・協力し合うインセンティブの欠如
とし、これらの解消を対策とする。
考察や事例はどれも納得感がある。
特に重要なのはこれらを可能にする具体的で有効なアクションの実行である。ミッションやクレドを決めている会社は多いと思うが、それだけでは絵に描いた餅で終わってしまう。人事部自ら社内ポスターをデザインしたり、サンクスカードのようなものを効果的な形で実践することがKFSと言える。
その意味で、従業員にとっての体験 -
Posted by ブクログ
ワクワクする職場をつくる。-「良い感情の連鎖」が空気を変える
2015/2/28 著:高橋 克徳、 重光 直之
高橋 克徳氏は㈱ジェイフィール代表取締役社長。野村総合研究所、ワトソンワイアットにて、組織開発、人材開発に関するコンサルティングに一貫して従事。会社設立後、「感情とつながりの再生が、人組織を強くする」と主張し多くの活動に従事している。
重光 直之氏は㈱ジェイフィール取締役。同社節理と後、H・ミンツバーグ教授との出会いからリフレクション・ラウンドテーブルを日本に導入。
本当はもっと、楽しく仕事がしたい、仕事にワクワクしたい。
本当はもっと、上司も同僚も大切な仲間だと思えるようになり -
Posted by ブクログ
これもbookoffでふと。
つぶれないためのポイントが、丁寧に、ほんと丁寧に、ほんっとに丁寧に、いろんな角度で書いてある本。
著者さんの思いやりを感じてしまいます(勝手にw)。
しんどくなったら読み返してみよう。
*「悪いのは私じゃない症候群」香山リカ を同時に読んだんですが、味わい深い。自分が潰れないために、他者を攻撃する人もいる。。でも、もうちょいいいやり方があると思うんだよなぁ、この本みたいな。
ただし、やはり、「潰れかけ(または潰れ済み)」の人は、「五体満足」という感じの状態ではない。「五体満足」ではない人の、「悪いのは私じゃない」なら理解できる。「五体満足」の幸せ者なら、他罰な -
Posted by ブクログ
まさに今、職場の雰囲気を変えよう、ギスギス職場を変えよう、という取り組みをしている最中だったので、心底腹落ちしました。
みんな自分を守ろうとして、無関心を決め込んだり、今の状況では良くないと思いつつも、誰も変えようとしないあるいは自分に変えられるような能力はない、と決めつけている雰囲気がありました。
新入社員を部全体で歓迎するような動きもなかったり(歓迎会はするにせよ、その後の接触があまりなかったり)、プライベートについてランチがてらに聞いたり、というようなことも減っていました。
この本で言われているような悪い状況であった部署が、全員で自分の感情や過去を話すことによって少しずつ変わってき -
Posted by ブクログ
著者自身の長年にわたる組織開発、人材開発に関するコンサルティング経験を踏まえつつ、
経営や職場環境に関する研究によって得られた数々の知見に基づきながら、
2025年3月現在における
日本の職場の現状と課題を紐解き、その解決策を経営者から管理職、一般社員まで職責に関わらず取り組むべきこと
として幅広く呼びかける一冊。
理論や研究成果を引用しつつも、
著者自身の反省や熱い思いがメッセージとして込められていて、とても人間性が感じられる。
語り口は温かく平易なので、
少なからず会社員経験や経営経験のある人なら誰でも読みやすく、
参考になる指摘が散りばめられた、示唆に富んだ内容になるのではないかと思う