ワクワクする職場をつくる。-「良い感情の連鎖」が空気を変える
2015/2/28 著:高橋 克徳、 重光 直之
高橋 克徳氏は㈱ジェイフィール代表取締役社長。野村総合研究所、ワトソンワイアットにて、組織開発、人材開発に関するコンサルティングに一貫して従事。会社設立後、「感情とつながりの再生が、人組
...続きを読む織を強くする」と主張し多くの活動に従事している。
重光 直之氏は㈱ジェイフィール取締役。同社節理と後、H・ミンツバーグ教授との出会いからリフレクション・ラウンドテーブルを日本に導入。
本当はもっと、楽しく仕事がしたい、仕事にワクワクしたい。
本当はもっと、上司も同僚も大切な仲間だと思えるようになりたい。
本当はもっと、自分たちがやっていることに夢と誇りを持ちたい。
そんな気持ちが、どこかで溢れ出すと、それが大きな力とあって周囲に連鎖反応を起こしていく。
そんなワクワクする職場をつくるメソッドについて以下の7章により説明している。
①あきらめ職場が増えている
②私たちは何を見失っているのか
③組織を変えるカギはどこにあるのか
④関係革新~感情とつながりを再生する
⑤仕事革新~働く喜びを取り戻す
⑥未来革新~夢や志を持って、未来を拓く
ワクワクする職場を目指す。
途方もなく労力も時間を要する。しかし、完璧ではないにしろ少しでもその状態に近づけたい。誰しもがそんな思いを持って業務に取り組んでいるだろう。しかし、一人が思っても変わらない。同じ思いを共有しそして共有するだけではなく、共にそのワクワクする職場に向かって問題を認識し課題を乗り越える必要がある。
短い時間軸で考えればそれよりは自己の評価があがる、業績があがることにその力と時間を費やしがちである。しかし、誰かがどこかで長い時間軸でこれに取り組む必要がある。そのためには自分を変える必要もあり、人の協力はなくてはならない。それを繰り返すことにより周りが変わり、少しずつ組織が変わる。そうなれば転勤等で職場が変わっても引き続きワクワクした職場での仕事を行うことが出来、文化として根付き企業にとっても大きなプラスとして認識される。
難しい。難しいが必ず必要なことである。
気づいていればワクワクする職場に変わるなんてことは絶対にない。
大きなうねりをもってこの問題に対処しなければ一切変化は訪れない。
小さなうねりからでも身の回りから起こしていきたい。
そう思ってこれからは業務に勤しもう。行動に移し継続したい。