高橋克徳のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ[ 内容 ]
なぜ、人間関係に振り回されてしまうのか。
『不機嫌な職場』の著者が考える、自分を壊さない自分のつくり方。
[ 目次 ]
第1章 不機嫌な職場で潰れる人々
第2章 潰れない人は何が違うのか
第3章 あなたを追いつめるものの正体
第4章 潰れないための対処法
第5章 感情力を磨く四つのステップ
第6章 潰れない生き方とは
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度( -
Posted by ブクログ
確かに。余計な雑談や踏み込んだ圧力や誘いは避け、発言に気をつけ、コンプラ重視でクリーンな職場になっていく。一方で能力を査定する人事面では最適解がないまま、クリーン化で牙を抜かれたベテラン層も、新しいツールに詳しいが変革の仕方を熟知せず身動き取れない若年層も、こうした軋轢は共通。あらゆる“自分以外の責任“を言い訳に心は静かに離れていく。
伊丹敬之氏の引用が多く、私は伊丹氏の本を好んで読むために本著の論理も共感しやすかった。だが、目新しさがないとも言える。伊丹氏の「人本主義」とは以下の内容。かつての日本企業における強みとして分析された。
ー 人が経済活動の最も本源的かつ希少な資源であり、その資 -
Posted by ブクログ
私が働いている会社でも、まさに当てはまっていると感じてしまう。
当社は2019年に元々分散していたグループ会社7社が合併してできた会社だ。
それぞれの会社が、別々の事業を営んでいて、横の接点はほとんどなかった。
それが合併により、会社規模も大きくなったということだが、2019年4月に会社が合併にてスタート、同年11月に新本社へ移転し、社員のほとんどが一同に集まった。
お互いに初めましての人も多く、社員が一丸となって新会社のスタートを切ろうと年が明けた2020年、突然のコロナ禍である。
全員が出勤停止を余儀なくされ、テレワークが当たり前になってしまった。
当社の場合は、「静かに分断」ではなく、「 -
Posted by ブクログ
後半に進むにつれて徐々に面白くなっていく珍しい本。
アフターコロナの現代社会では、繋がりを生むことが大事であり、どのように繋がりを生むべきなのかを考察している。
愛着や思い入れなどの個々人の心のなかから生まれる感情より、つながりから生まれる感情(エンゲージメント)に着目して、良い感情を生むべき。
タイトルにある「静かなる分断」とは、背景や前提が違う、価値観や考え方が異なる人材との対話を避け、距離をおいている状態である。
▼静かなる分断のループ
1)感情 背景や前提が違う、価値観や考え方が違う、わからない
2)行動 余計なことを言えない、下手に聞けない、踏み込めない
3)結果 表面的なやりとり -
Posted by ブクログ
上手くいっている会社の例があるが、これは経営者の考え方にもよります。
一般的な会社では感謝と認知から始めていかなければならないと感じた。
いきなりは難しいが、まずは感謝を声に出してありがとう。認知でお疲れ様から始めてみようと思う。
内容
あなたの職場がギスギスしている本当の理由。社内の人間関係を改善する具体的な方法をグーグルなどの事例もあげて教えます。何となくいつもイライラ・ギスギス……。そんな職場になっていませんか? 多くの会社で陥っている「負の構造」を明らかにし、その解決策を実例とともに紹介。社内活性化に必須の書。(講談社現代新書)