渡辺航のレビュー一覧
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6人全員が合流した箱根学園は王者としての貫禄を見せる。そして、追い上げてきた総北。ゴールを狙う強い意志がチームをここまで引き上げてきた。疲れきった小野田を支えるように皆が代わる代わるチームを引っ張る。それぞれの想いを繋ぐように。そして、エースとそのアシストが飛び出す中、新海がその最速な速さで福富のアシストにつく。ゴール前の攻防。1番早く仕掛けたのは京都伏見。石垣の勝利に懸ける強い想いを受け、御堂筋が飛び出す。
三つ巴のすごい攻防戦。どこも一歩も譲らない。今泉の決意と石垣の想いに胸が熱くなり、御堂筋が石垣を助けたことに本当に驚いた(笑)彼も変わってきてる?2日目の勝者は誰?? -
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怖い表紙の巻がきた(笑)2日目スプリントリザルトを制したのは御堂筋。その勢いのまま京都伏見が先行を走る。今だ全員がそろわないチーム総北。けれど徐々にその差が近づいてきていた。小野田と共に走ることで「走る楽しさ」を実感する田所。そしてついにチーム総北が揃う!追撃の体制は整った。そんな中、王者箱根学園が崩れ始める。
むかつく御堂筋がリザルトを取ってしまった。ただ登場からブレん奴やけどね。チーム総北が揃った時感動した。やっとだ!ここから始まる!そしてやっぱり王者箱学は強い。あれだけの部員数の頂点に立つにはやはり実力がものを言う。どうなるんやろ、2日目のゴール。 -
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箱学の次に6人全員揃ったのは京都伏見。御堂筋にメンタルを揺さぶられ失速する今泉。そんな中、IH2日目のスプリントリザルトを獲るために箱学のエーススプリンター新海が飛び出る。新海とスプリント対決をする御堂筋は彼の過去をほじり出しトラウマを目の前に突きつける。辛い過去を克服し、かつての姿を取り戻す新海。どちらが2日目のリザルトラインを先に超えるのか?!
新海の過去は悲しい。けれど、それでも新海ならその過去を乗り越えてまた走り出すと信じていた箱学のメンバーの友情も熱い。キモいを連発する御堂筋は1人で闘っているようなもの。いつか彼もそれを知ることになるのだろう。 -
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自転車部に入部して早々、一年生対抗ウェルカムレースに参加することになった小野田。周りはロードレーサーだらけの中、一人ママチャリで参加する小野田は得意の坂道でロードレーサーの圧倒的な力を実感することになる。そんな中届いた小野田のロードレーサ。走ること専門に作られた自転車が小野田の秘めた力を引き出していく。先を走る今泉と鳴子に追いつくために小野田はペダルを回す。
熱い展開になってきた。レースが始まってからの展開がスピード感があって堪らない。一緒に走ることが楽しくて仕方がない小野田の気持ちが伝わってくるよう。坂道を制するのは誰なのか気になる。 -
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ネタバレアニメオタクな主人公・小野田が激坂を越え往復90キロの距離を秋葉原までママチャリで通い続ける。それはひたすらアニメにかける情熱が成せる業。アニメに対する愛のためなら激坂なんて何のその(笑)ママチャリで楽々激坂を爆走しする。そんな日々の中、彼に目をつけた同級生・今泉が坂道での勝負を小野田に挑む。
前から気にはなっていたけれど読むには続きすぎてる巻数だったから今まで我慢していたけれど、とうとう手を出してしまった(笑)最初は絵柄が慣れなかったけれど、今泉が登場して坂道勝負が始まったあたりから面白くなってきた。自転車漫画読むのはシャカリキ以来だ。久しぶり~。 -
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ネタバレ既に漫画が描かれている部分も多く含んでいるのでボリューム不足を若干感じるものの、原作者さんがストーリーを考えているお話なので漫画との違和感はほとんど感じませんでした。立ち位置的に「余談」な話なので気軽に読めます。
作中で武蔵川くん(小説オリジナルキャラ)もツッコミを入れていたけど、巻島・東堂は「チームを組んでる」としか思えない程のつるみっぷり。この二人、こんなに仲良かったっけ…?アイコンタクトとかやたらとしてるし。読んでいてちょっと恥かしくなったところもしばしば。
ウザイやら何やらと云いながらも、東堂との勝負に胸を熱くする巻ちゃんの心情がよく分かった(こういうところが小説の強みだと思う)のが一