梨とりこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
23年間彼女ナシで生きてきた澄が、AIによってみつかったという「運命の相手」を突然押し付けられ、心乱される話。
そのお相手である妙な男の楡は、しれっとなれなれしく近づいてきたかと思ったら、突然嵐のように去っていき…
かなーり自分勝手な攻様だなと思っちゃいました。失礼な気が。澄は彼のどこに魅かれたのかな?
楡の目的は運命の人じゃなかったわけで、タイトルそのもの。なんだか澄はただ利用されてしまったようなかんじで。まあ、それがきっかけでラブが芽生えたわけだから最終的にはめでたしめでたしですよね。
まさに瓢箪から駒みたいな二人の関係だけど恋愛下手同士(笑)、案外相性も良さそうで長続きしそうだなと思えま -
Posted by ブクログ
邪神に祟られている受と、彼を守る山犬の攻。受を守ることで攻もまた傷を負うことを知った受は、彼を遠ざけようとする。
こういう主従関係、王道だけどときめく…と思いながら読んでいましたが、攻の想い人と思われる女性の弟が登場してからは、物語の本筋がちょっとずつずれていったように感じられてしまった。
攻や受、攻の使い魔的な雀や、攻の幼馴染の姉と弟、謎めいた攻の上司に、受の親友、曰くありげな占い師…魅力的なキャラもいたけど、多すぎて散漫な印象。最後に明かされた攻の受への溺愛エピは良かったけど、作中で匂わせてくれてたらもっと良かったのに。雰囲気やキャラ、挿絵は○ -
ネタバレ 購入済み
ですよね。
BLの薔薇シリーズを読んでいたので、こっちも読んでみました。
乙女シリーズもわくわくして面白いですね。
しかし結末は好みじゃなかった…
クリスに恋心を抱いていたというものの同情心にしか思えなかったから、最終的には守護者のどちらかと本気で恋愛するんだと思ってたら(特に昇とか)、どっちつかずか!!!
乙ゲーの小説化みたいじゃないですか(笑)
この後リアンは誰ルートに進むんだろうみたいな。
もっとドキドキな場面がたくさん出てきてほしかったよー。
だけど、乙女だし、このくらいでいいのかもしれませんね(笑)
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購入済み
うーん
主人公の性格は少しはよくなったかなぁ
ストーリーはまあまあ好きですが主人公はあまり好きじゃない、まあ今までの生活が影響してるからしょうがないか
誰とくっつくんだろう
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Posted by ブクログ
ネタバレええっと……。
ドSだと思ってた自分の職場の塾講師が実は、ドMだったと判明したことからくる戸惑い……というのがテーマだったと思ったのだけれど……。
どうやら、私が思っていたのとまったく違う話が展開されていた!!
塾の事務員を務める南雲は、鬼軍曹とあだ名される数学講師の本郷が苦手。
どうやら本郷は、他の人間には優しいのに、南雲にだけ厳しいようなのだ。
けれど、どういうわけだか南雲は本郷との遭遇率が高い。
避けよう、避けようと思っているのにも関わらず、喫煙室でばったりあってしまったり、おまけに自宅まで近かったり……そうこうしているうちに、少しずつ本郷との距離が近くなり、一緒に帰るよ -
Posted by ブクログ
ネタバレ朝のゴミ集積所で死体然として倒れているところをホームレスに発見されるというスリリングな出だし。
ファンタスマゴリア(走馬灯)をモチーフにして、時間軸を交差させながら過去の出来事が走馬灯のように巡っていく手法は見事。
子供時代、人気子役として名を馳せた束井。
自分に群がっていた人間達はほんの些細な出来事で手のひらを返して牙をむく。自分自身は何ひとつ変わっていないのに。言われもなく自分に向けられる憎悪。
チヤホヤしていた世間の論調が一転バッシングに転じるその呆気なさを、束井はなすすべもなく受け止めるしかなかった。
元人気子役は街金の社長へ。はたから見たら、束井の人生は面白おかしい転落人生だ。
アイ -
Posted by ブクログ
評価は4に近い3かな。
攻め:柚原桂一
受け:里見彰
父が入院・手術後、一人息子である彰はそれを機に大学から就職まで過ごした東京を離れて故郷に戻ってきた。
地元では昔から何かに付けて里見家と張り合っていた柚原家があり、柚原家の長男とは同じ学年なのに接点が無かった。しかしその頃から彰は桂一にほのかな思いを抱いていて…。
ロミオとジュリエット的な要素はあるものの、そうでも無かった。受け側で意識し過ぎていただけだった。
それにしても、四分の3くらいまで二人のシーンは少なく、受け側の思いの羅列…。それをえんえんぐるぐる書いてる。すごい。←ほめてる(^_^;)
最後の最後でやっとエチ場面。あ -
Posted by ブクログ
ネタバレなに、このイキモノかわい過ぎて凶悪っ!!
工場作業服ものといえば、鳥城あきらさんの『許可証をください!』なのだけど、あそこまでお仕事色は強くなくて、比較的ラブ多めな感じです。
中三の夏休み土砂崩れの事故で家族すべて失った幸弥。
引き取られた先の叔父の元から逃げるように、中卒で工場に就職を決めた。
独りひたむきに生きている幸弥を見守る周りの目も温かい。
だたひとり、華奢で小動物みたいな幸弥に何かとセクハラを仕掛けている工務部長の大谷を除いては。
幸弥には憧れの人がいる。同じ工場の組立一課で班長をしている関目だ。
長身で精悍な顔立ち。面倒見がよい兄貴肌。
年下だけど同期入社の幸弥を何かと気にかけて