隈研吾のレビュー一覧

  • けんちくってたのしい! たてものとそざいのぼうけん

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    プラスチックや布、土などの人間が作ったものと自然から取り入れたものが組み合わせてできているけんちくがあったりしておもしろかった。

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    2025年11月14日
  • 建築家になりたい君へ

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    ネタバレ

    読みやすいのに得るものが多い。著書もっと読みたい。建築家になりたいわけではもちろんないが、建築に興味があるだけの私にも建築を中心にすえた文化論という感じですごく面白かった。

    難しくて入り組んでると思われる歴史的出来事を平易に説明してくれてわかりやすいし、はやる建築の背景には特定の思想がある、というのもなるほどと思った。





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    2025年05月14日
  • 建築家、走る

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    そういう人だったのか。隈研吾をみる目がまったく変わってしまった。
    2013年刊。5年間のインタビューをもとにして、隈研吾の人となり、その軌跡、その思想、そのしたたかさがよくわかるように構成されている。構成者は清野由美。
    とくに20世紀の建築について述べた第3章、災害と建築について述べた第5章が興味深い。前者では、住宅ローンが発明されたことや安藤忠雄とのエンカウンター、後者では、リスボン大地震やフランク・ロイド・ライトの人生と建築の話が印象に残る。

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    2025年05月06日
  • 建築家になりたい君へ

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    私は建築士の資格取得を目指している大学1年生です。この本を読んで、建築家とはどのような職業なのか、また隈研吾さんの考えや生き方を知ることができ、参考になりました。

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    2024年07月05日
  • なぜぼくが新国立競技場をつくるのか 建築家・隈研吾の覚悟

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    (2017/4/13)
    あのヘルメットみたいな、牡蠣みたいなザハ・ハディド案から、
    神宮の森と調和する木が基調の隈案になって、
    まずはほっとした新国立競技場。

    しかし昨今の豊洲問題、国有地払い下げ問題を知るにつけ、
    利権の甘い汁を吸おうという国賊がやたらばっこしていることに気づく。
    いろんな思惑でとっとと取り壊されてしまったもとの国立競技場。
    あれを壊さず改修する、というのが一番無難だったと今でも思う。

    そうすれば、2019年のラグビーワールドカップにも当然間に合ったのに。
    自然に優しい国立競技場になれたのに。

    まあたられ場を言っても仕方ない。
    隈さんの考えはとても自然なので、
    いい競技

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    2024年06月11日
  • 日本の建築

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    単なる二項対立でない建築史観は、近年の複眼的な歴史の再構築といった流れと重なるものであり、まさに今だからこそ生まれた本だと感じた。

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    2024年05月24日
  • 日本の建築

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    読前にはタイトルを見て「日本の建築」ね、と軽く考えていた読者ではあるが、著者が「エッセイのようなものですませたくはなかった」と書いているだけに、深く心に迫る新書であると思います。まさに「日本の」とは何かを、国際的な時代の動きも含めて立体的に描かれている一冊。

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    2023年12月24日
  • 建築家、走る

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    ネタバレ

    読みやすく、舞台も国内・海外と様々なので飽きることがなかった。

    現代の建築と、以前の建築の違いも面白いし
    地域を活かす手法も楽しめた。

    中でもアフリカ集落での
    レンガで円形に囲むだけの家から
    プライバシーとセキュリティに特化した
    今の「家」が貧しいものだと思えたのはいい発見だった。

    この本を読んで、何より彼が携わった建築に触れてみたい・体験したいと感じた。

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    2023年09月17日
  • ひとの住処―1964-2020―(新潮新書)

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    建築士というと、斬新で奇抜なデザインとお洒落の極みの印象があった。
    本書によれば、実際そのように思考する物もいて経済システムの一部としての割り切りでいることも確かなようだ。
    それはどこか窮屈さを感じることもある。

    そのような中でビジネスとは違い、その時、その場所に最も適した建築を思考してきた著者のスタイルにすごく共感した。
    その源泉は幼き日の原風景であったり、地域の大工との語らいであったりと肌で感じた経験に基づいている。

    日本は歴史ある古い国であり、多くの自然災害から学んだ建築技術がある。その極みは余す所なく使い倒す木造技術だ。
    残念ながら、文明開花によって古くさいものとして扱われた。

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    2023年08月27日
  • ひとの住処―1964-2020―(新潮新書)

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    建築のことはよくわからないけれど、建築物を見るのが好きな私にとって、めちゃくちゃ面白かった。
    隈研吾さんの建築に対する考え方、大きなプロジェクトを成功に導く極意、建築史を垣間見ることができた気がします。
    ナラティブな語り口なので知識のない私にも読みやすかったです。

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    2023年04月20日
  • 建築家になりたい君へ

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    面白かった
    決して好きな建築家というわけではないが、石の美術館や広重美術館の頃の隈さんは好きだ。
    隈さんのスタンスは変わらないのだろうが、今の和の建築家みたいな世間の扱いやルーバーの多様はちょっと

    隈さんの自叙伝的なものは初めて読んだ。
    M2をどう書いてるか、ドキドキしたが、とても素直に触れられていた。
    建築に対する考え方を含め少し好きになった。
    隈さんの建築を知る、あるいは建築の世界を知るとてもよい本だと思う。

    サヴォワ邸に対する低評価は少し意外だった。お祭り広場への低評価、住吉の長屋に対する低評価(現役なのにすごい!)も意外。
    ミースのファンズワース邸やシーグラムビルなどに対する高評価

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    2023年01月13日
  • 建築家になりたい君へ

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    建築家、という自分自身がこれまで抱いていたアーティスティックでどこかスマートな印象がいい意味で書き換えされた。
    建築物は建築家がデザインしたものがそのまま、期間を経て完成されるのではなく、そこにはクライアントやチーム員などの多数の人が関与しており、隈さんはそこに重きを置いており、良い建物は、良い人間関係なしでは作れないと語っている。
    東京オリンピックで使用された国立競技場なども、完成に至るまでには甚大な人手や労力、コストがあったのは確かだろうが、連携や協働上、信頼関係なしには到底作りえないのだと感じた。

    隈さんは小学生のときに代々木競技場を見て、設計者の丹下健三さんに感銘を受け建築家を志す

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    2022年08月18日
  • 建築家になりたい君へ

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    紙の書籍にて。
    隈研吾、講演会を聴きに行って以来大ファンなのでとても面白かった。
    コンペ慣れしているだけあって本当にお話が面白い。
    本書でそのルーツや考え方がわかってとても興味深かった。

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    2022年06月19日
  • 建築家、走る

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    すごい建築家の隈研吾氏、すごい経歴で挫折なんてなかったんだろう、と勝手に思ってたけど、失敗や葛藤を繰り返し、文化を守り新しい文化を作っていこうと奮闘してる隈研吾氏だった。宮城の復興を建築の力で支えてくれています。隈研吾氏の建築物、みて回りたくなります。TEDもおすすめです。

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    2022年02月11日
  • 建築家になりたい君へ

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    少年少女たちに向けて隈研吾さんが書いた本ですが、40代半ばのおじさんが読んでも胸に刺さる言葉がたくさんある本です。私自身は建築家になりたいと思ったことはないですし、アラフォーになって美術館に行くのを趣味としてから、やっと名建築なるものに目を向けるようになったくらいです。当然のことながら建築をベースに文章は綴られますが、本質的な部分ではどの仕事にも当てはまることばかりです。仕事だけではありません。家族や友人との関係性においても身につまされる話もありました。建築家の仕事は、特に隈さんにとっては、それを長距離走者に例えていました。あの国立競技場の建設にしても、それまでの実績と信頼関係などの積み重ねの

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    2022年01月26日
  • 建築家になりたい君へ

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    14歳前後の若者だけでなく、すべての人にオススメ。情報量が多く、読み応えアリ。
    最近は何でも隈研吾だよなぁと辟易ぎみだったのですが、この本を読んでみて、隈研吾建築をきちんと見に行きたい、と思いました。
    普通の人であればしたくないような苦労でも、隈さんは「あの経験があってよかった」と自分の糧に出来る方なんだなと。
    子ども時代、欲しいものがあるときは父親にプレゼンしなくてはならず、それが後々役立ったそうです。しかし、妹はすぐに買ってもらえていて、世の中の不公平を実感した…というフレーズには笑いました。
    プロテスタントが、資本主義経済の社会システムのベースになっていて、それがどのように建築にも影響を

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    2021年12月17日
  • 建築家になりたい君へ

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    隈研吾が、14歳の読者を想定して書いた本なのでとても分かりやすい。
    東京オリンピックの競技場などで有名な建築家だし、東京大学出身なので、エリートコースのど真ん中を歩いているのかと思ったが、実際は紆余曲折があったことが書いている。
    個人的には、アフリカに興味を持った背景や、大学院時代に自分で企業と交渉してプレゼンをして資金援助してもらいアフリカに調査した話、アメリカ留学時代に、自分でインタビュー企画を出し世界的に有名な建築家にインタビューした話などは、感銘を受けた。
    14歳を想定読者としているのでわかりやすい言葉で書かれていたので読みやすいが、大人の仕事の進め方としてとても勉強になる

    気に入っ

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    2021年10月09日
  • 建築家になりたい君へ

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    元々、隈研吾さんのデザインが好きでしたが、この本を読んで隈研吾さんの人柄・考え方も好きになりました。
    色々な人と関わる中で謙虚であること、柔軟性の大切さを考えさせられました。
    建築家になりたい人以外にもオススメ。

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    2021年06月29日
  • 建築家になりたい君へ

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    素晴らしかった。多分中高生向けに書かれたかも知れないが世代を超えて共感を覚えたり、反省を促したりするのでは、と思う。考え方の柔軟性、多様性相手への傾聴と、教わる事ばかり。建築だけでなく広範囲にわたり参考になると思う。益々隈氏が好きになった。

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    2021年05月10日
  • 建築家、走る

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    隈研吾さんの自伝的な仕事論。大変面白いし、彼の真摯で柔軟な、そしてパワフルな姿勢に感動する。
    海外に飛び出すんだ!という叱咤激励も身にしみる。
    そこにどうやって行くか、だと思う。

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    2021年01月15日