雲田はるこのレビュー一覧

  • 昭和元禄落語心中(4)

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    まさに因果応報。
    先代にもあった助六VS菊のバトル。
    そして、やっと小夏が登場。旅館の二人会がどうなるか楽しみ。

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    2013年07月26日
  • 昭和元禄落語心中(4)

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    過去編で、どんどん面白くなってきて、
    絵柄があんまり趣味じゃないなぁ〜…なんて思ってたけど、気付いたらそんなことなくなってた(笑)!

    菊さん、色っぽ過ぎてポーッとなってしまう。

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    2013年07月23日
  • Citron VOL.19 雲田はるこ「いとしの猫っ毛」特集2

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    巻頭の猫っ毛特集のご褒美感。みいくんの(ひとりっ子 ナメんな)は名言だ(笑)。
    ぴえさんの、感情が読み取れない、生きにくそうな、ちょっと変わったロボットみたいなキャラ、好きだわー。『プラネタリウムしか歩けない(前編)』がもう面白い。そしてやっぱり内田くんはあんげんで脳内変換されてしまうんだが実現しないだろうか(笑)

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    2013年07月16日
  • 昭和元禄落語心中(4)

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    いよいよ核心につくところで終わってしまったので、次巻がとても楽しみ。菊比古がああゆう芸風になったのは、助六のようにはできない、自分なりのスタイルを築きあげるためだったんだなって改めて実感。小夏の幼いころがすっごくかわいい。

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    2013年07月05日
  • 昭和元禄落語心中(2)

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    この作風誰かに似ている……。
    と、読んだときに思ったのですが、今思い出した。
    20年ほど前、マニアな人が読む雑誌に書いていた○○○○太郎さんだ!
    あの人のデッサンがくるってるのか正しいのか、古いのか新しいのか、カオスで惹かれる絵柄とどことなしに似ている。
    ようするにマニアなのか…。

    タイトルかっこいいし、中身見て納得。
    好みではないけれど、雰囲気があって家に置いておきたくなる漫画です。
    落語の書き方も、落語の漫画を描くのではなく、落語を語る人の色っぽさやかっこよさをいろいろな角度で絵にしているところが、本筋を離れていなくてよい。
    すっごく好き! 面白い!というには好みではないけれど、人にすす

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    2013年07月03日
  • 昭和元禄落語心中(4)

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    ネタバレ

     菊比古と助六の過去話も佳境にはいってまいりましたエ。
     みよ吉と逢瀬を重ねまして、破門もなされたものですからずるずるッとみよ吉に引きずられるように落語をぱたりとやめてしまった助六。マア、破門された身ですからやりたくともやれないというほうが正しいのかもしれませぬが。
     求められなくなった、だからやめる。
     ふるくせェッていうのがそんなに頭に来たのかと首をかしげておりましたが七代目の語るところによりますとなんとマア驚いたことに七代目と同期に助六なる大変な才能を持つ弟子がおりまして、七代目の父親である六代目、そして弟子たちは助六こそがふさわしいと思うほどにその才は目を見張るものでして、七代目はその

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    2013年07月02日
  • 昭和元禄落語心中(4)

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    八雲と助六編も終盤。
    小夏も出てきて、ようやく現代版とも話がつながってきた感じ。

    続きが楽しみ。

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    2013年06月19日
  • 昭和元禄落語心中(4)

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     八雲編も中盤に差し掛かり、落語に人生を懸けた男たちの悲痛な運命が廻る4巻。

     人間の性は何時の時代も。落語界も様々な事情がある。名跡という受け継がれる誇りと重圧はどんな者にも降りかかる。求められるものと求められざるものの違いが浮き彫りになった今巻ですが、それでも菊比古にとって助六は必要だったわけです。師匠の人間としての性によって助六を拒否してしまったのはなんとも人間臭い行動でボクは好きです。それも八雲という名の名跡が為してしまった業だと思いますが、それでも息子としての助六を何とかしてやリたいと思っていたのは悲しかった。落語家という噺で表現できる男たちが話で分かり合えない辛さがなんとも皮肉め

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    2013年06月18日
  • 新宿ラッキーホール

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    onBLUEを偶々買ったのがきっかけで、続きが気になって購入。

    主人公はゲイではないけれど、「お前が男だからじゃない、お前だから好きなんだ」で済むファンタジーBLでもない。たぶん恋人でもないけど(恋愛というレベルを超えている。人生懸けちゃってる)、メインの二人は両想い。なんだか一筋縄ではいかないけど、読んでると萌えるし幸せなお話でした。

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    2013年06月13日
  • 新宿ラッキーホール

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    一回目読んだときはそうハマんないなぁと思いましたが、少し間をおいて二回目読んだら面白かったです
    またしばらく間をおいて、読み返すんだろうなぁと思える面白さがある作品

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    2013年06月13日
  • 新宿ラッキーホール

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    ネタバレ

    ゲイポルノを作成する会社の、各キャラが生き生きとしていて、
    それぞれの視点から、それぞれのエピソードを描く、短編集、でも繋がってます。
    今時の絵柄ではないし、ゲイAV会社っていう濃い世界ではあるものの
    昭和テイストがかえってとても良くて、お話もしっかりしてて、萌えました。
    クミさん可愛い、斉木くんも可愛い!v
    ぎゅぎゅっと詰め込んである感じがして、1編で1冊に出来そう。
    とても良かったです(*^v^*)

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    2013年05月31日
  • 昭和元禄落語心中(3)

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     ITAN買いだして面白かったので購入。落語という歴史ある繋がりの芸を軸に人間の一つのことにかける思いを描いた作品でした。

     共に沈める覚悟があるからこそ浮かぶこともできる。落語という文化は現代においてもなお受け継がれているものですが、庶民すべてが知っているかというとそうではありません。そんな文化のなかで客との間に取り憑かれた男たちがカッコよく映りました。嫉妬、羨望、焦燥といった感情すらも落語でもって表現して、客の反応に喜ぶ。落語が好きだからこそ、引けない菊比古と助六の掛け合いも鬼気迫る感じがしてよかった。

     この作品は、落語を取り巻く環境や問題などそういった描写も多く、またキャラクターた

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    2013年05月28日
  • 昭和元禄落語心中(2)

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    この巻の途中から、八雲と助六編が始まりました。

    もうね、八雲(菊)さんと助六(初太)さんのかっこいいこと、かっこいいこと!
    二人の出会いの頃の菊はかわいすぎるけど!
    今までの絵から想像していた助六さん、もっと余裕のあるおじさまって感じでしたが、全く違いました(笑)
    でも、突拍子もないところが面白くて、かっこいいです。
    こういう人って人間味があふれてて、昔の落語家さんっぽくてよいですね。

    そんな助六さんに劣等感をもつ八雲さん。
    でも、八雲さんは八雲さんで素敵なのに。
    自分にないものが欲しくなるのは人の性みたいなもので、仕方ないんだけど、八雲さんだって十分天才だろうに…。
    ただ、八雲さんってだ

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    2013年05月19日
  • いとしの猫っ毛

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    ふわふわしたBLらしからぬ少女漫画みたいな話なんだろうなと想像してたけど、男同士ゆえの内面の葛藤だったり、友情から恋愛への関係性の変化だったりも、やさしく包みこんでゆったりと流れていく、この作品の時間と空気感はやみつきになりますよ。

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    2013年05月02日
  • ダメBL

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    「なぜ、これがダメ判定だったのか?」ということを考えながら読むとかなり楽しい。ムエタイと、古代の話が良かった。

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    2013年04月27日
  • いとしの猫っ毛 小樽篇

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    ネタバレ

    何気ない描写にきゅんときた。
    たとえば、教室のストーブとか。懐古萌えといいますか。いまさらだけどタイトルがいい。真性ゲイがノンケに惚れちゃって、猫っ毛を愛しいと思う気持ち。

    思春期のころの意味もなく泣きたい気持ちを思い出した。

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    2014年01月24日
  • いとしの猫っ毛 小樽篇

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    ネタバレ

    言葉で表せないけど好きだったーこのお話…
    高校生らしい考え方と、それを聞きながらも自分の辿って来た道を話して自分の二の轍を踏んで欲しくなさそうな大人がいるのが良かったです。清水さんんんんんんんんn!!!!!!!死んじゃったんですね…。

    過去のことがここまでちゃんと描かれるのって多くないと思うので、2人がどうやって今の2人になれたのか垣間見ることが出来て嬉しかったです。お前らずっと幸せにな…

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    2013年03月24日
  • いとしの猫っ毛

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    落語心中がツボだった雲田さん。
    表情が生き生きしてる絵がすっごい好みです。
    展開は王道だけど、王道だからこそキュンキュンした。
    アパートの住人たちが個性的。
    郊外の木造庭付き(庭には桜の木がある)アパートで生活出来たら素敵だろうなぁ。
    恵ちゃんかわいい。

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    2013年03月11日
  • 窓辺の君

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    短編集ゆえ、どれももっとしっかり読みたいと思わせる作が多い。性格キッツイキャラ多いけど、あまり粘着ではないので、後味が軽い。

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    2013年03月10日
  • いとしの猫っ毛 小樽篇

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    ネタバレ

    興味がないわけじゃないけど、なんとなくかわいいだけの印象があってスルーしていたけれど、巷の“小樽篇”高評価につられて、時系列的にも問題ないとアドバイスも頂いたので、本編すっとばしていきなり読んでみました。
    引っ越してお隣さんになって以来、屈託がなく優しい恵ちゃんに、こっそりと(周囲には丸わかりの)恋心を抱いている“みいくん”
    複雑な家庭環境の自分にいつだって寄り添ってくれる恵ちゃんだけが救いだった。
    カッコいいのにヘタレで泣き虫なみいくん。
    天然だけど、意外と何でもちゃんとわかっている恵ちゃん。
    恵ちゃんへの恋心がふたりの絆を壊すことを恐れて、鬱屈した欲望を外に向ける自分は汚いと絶望する気持ち

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    2013年02月25日