槇えびしのレビュー一覧

  • 天地明察(8)
    三暦勝負に敗北して改暦はなりませんでした。その理由がわからない。絶望に沈む春海の前に現れたのは、関孝和。
    大いなる才能に打ちのめされ、憧れと尊敬がある意味神格化さえしていた存在からの呼び出し。彼との出会いが、再び改暦への歩みを取り戻させます。

    新たな伴侶のえんと目出度く結ばれ、己の人生を駆けた改暦...続きを読む
  • 天地明察(9)
    内容紹介

    授時暦の誤謬を解き明かした渋川春海は、改暦の実現へ再度動き始めた。だが改暦にはさまざまな難関が待ち構えている。己に託された人々の思いに応えるため、春海が打つ妙手とは?冲方丁原作・新感覚時代漫画、堂々完結!!
  • 天地明察(8)
    遂に関さん登場。
    彼との会合で主人公は絶望の日々から立ち直り、再度の改暦に向けて奮闘しだす。
    1巻から名前だけ出てきていて、やっとの登場。こうゆう立ち位置のキャラは結構好きである。
  • 天地明察(8)
    内容紹介

    改暦を懸けた「三暦合戦」。渋川春海の推す授時暦は、最後の勝負で予報に失敗した。これで事業は頓挫、春海は絶望の底に追い込まれた。無為の日々を過ごす春海に、あの関孝和が名指しで設問したとの報せが。尊敬する関の設問を見た春海は、その意図を知り彼の自宅を訪ねるが……!? 絶望から再起へ、感情は膨...続きを読む
  • 天地明察(7)
    内容紹介

    異才・冲方丁初の時代小説にして、数々の賞を受賞し映画化もされたベストセラーを実力派絵師・槇えびしが爽快に描く新感覚時代漫画! 改暦事業は一度頓挫したものの、研鑽を重ね着々と成果を挙げる渋川春海。だが立て続けに大事な人を失ってしまう。悲しみの底にある春海は立ち直れるのか!? そして改暦事業...続きを読む
  • 黄昏に花
    千代田中央銀行のエリートコースからドロップアウト、子会社のビルカム・チヨダの業務課課長・岩井。
    特性、不能。
    癖の強い部下に振り回され、かつてのライバルには嘲笑われながらも、毎日を淡々と過ごしている。
    そんな岩井の前に、エリートコース邁進中、全女性社員の憧れの的・小田原が現れた。
    しかも小田原か...続きを読む
  • 黄昏に花が舞う
    個性豊かな・・・豊かすぎる社員しかいないビルカム千代田に勤める課長・岩井忠生、45歳。特性インポ。しかも治す気なし。そんな岩井を熱愛し、懸命に不能を努力する本社営業部のエースで全社員憧れの的の小田原保徳、25歳。ふたりの恋は岩井の不能を挟み、まさに一進一退の攻防戦を繰り広げているのだが。「黄昏に花」...続きを読む
  • 天地明察(6)
    本因坊道策。
    彼もまた、己の生き様をカタチに残そうと悩み苦しむ一人です。
    碁の世界で道策。算術で関孝和。
    春海という人間を構成する一つ一つの要素で、自分と同じように悩み苦しむ人物と出会い、そして彼らの覚悟に打ちのめされながら、前へ前へ進みます。
    改暦の儀へと。

    戦う相手は暦から、朝廷へ。
    丁寧に根...続きを読む
  • 天地明察(1)
    じっくり読んでいると
    星空が見えてきそうなマンガ。

    時代劇だけに、神秘さが増していて面白い。
  • 天地明察(3)
    いいな、おじいちゃんコンビに面白おかしく、かつサラリと失敗をいじられる春海。
    良く育てよ~ってにまにましちゃった。
    こういうやりとりは若い仲間じゃむり。いい出会いをしたよな~。
    年は離れていても一緒に学び合う仲間・・・なんだよね。
    とにかく読んで気持ちいい3巻だった。
  • 天地明察(2)
    春海の情熱と若さが眩しく・・・そして恥ずかしい2巻。
    そしてそれを取り巻く人々が優しく素敵。
    そういう風に読めるくらいには年をとったらしいワタシ。
  • 天地明察(1)
    画が綺麗だったので読んでみました。
    数学は苦手なので、問題解くのに夢中になる気持ちは分かりませんが、主人公が関さんに憧れ、嫉妬するところは良かったです。
  • 天地明察(4)
    春海を取り巻く環境がどんどん変化してく巻でした。
    そして前巻までと比べると、時間の経過が早くなってきたかな。

    小説だと時間経過が分かり難かったけど、やっぱり絵があると認識しやすいな。
    道策のサイズが間延び、いやいや少年から青年になってくし。
  • 天地明察(4)
    北極出地終わって、おかえり春海。
    次のステップまでの、充電中。


    とりあえず、建部のじいさんお疲れ様。
    あなたと伊藤のじいさんコンビが大好きでした。
    どんだけ年齢重ねても、好きなことで大はしゃぎできる人生送りたいものです。
  • 天地明察(3)
    友だちから1~3巻まで貸してもらう。

    原作ありきの漫画ってあんまり面白くないんだよなーと思いながら読んでたら、意外や意外、面白かった!
    原作を読んだのが割りに前のことだから、というのもあるのかもしれないけれど、雰囲気がきちんと出てた。
    逆に、この時代の計算機や測量のイメージがわかりやすくていいかも...続きを読む
  • 天地明察(2)
    “「無術」——即ち"解答不能"
    関殿はそう書こうとしていたのだ!!
    私が作った設問は病題だと!!”[P.142]

    勢いが凄い伝わってくる。

    Thanks to K.H.

    20190726 再読

    “「わ…笑っていた…?」
    「はい 一瞬眉間に皺を寄せて 不機嫌なご様子でしたが
    すぐに嬉しそうに
    ...続きを読む
  • 天地明察(3)
    “「それは良い
    全霊を尽くして誤答を出すが良い」
    「そうですそうです
    遠慮なく外して下さい安井さん」
    「誤答を出しても良いと…?」
    「うむ」”[P.31]

    そこでえんさんを思い出す辺りが。

    Thanks to K.H.

    20190726 再読

    “「正しく見定めその理を理解すれば
    これこの通り...続きを読む
  • 天地明察(2)
    囲碁も算術も碌に分らない身としては、ちょい敷居の高いお話。

    なんだけど、割とすんなりこの世界に入れるのは、春海の憎めない性格故か?と。

    どうやら原作小説が文庫化されるみたいなんで、そっちも読んでみようかな。
  • 天地明察(1)
    冲方丁の原作をコミックスにしたもの。
    このシーンをカットするのか……という部分がちょいちょいありましたが、概ね満足。
    イメージよりも春海が優男だったのが驚き。最後まで漫画やってくれるといいなあ。
  • 天地明察(2)
    どうなるのこの話は!!

    問題のあのシーンでは自分も一緒にうわぁあ!!!となりました

    肉体的にどんな戦いも起こってはいないのに
    この息の詰まる感じが味わえるのは
    知能をかけての勝負のいいところですよね
    何も失うことのない勝負
    その広がる宇宙

    算数がわかればなぁとつくづく思う