槇えびしのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
日本史がどうも苦手で、江戸時代と聞いただけで小説も漫画も読まず嫌いをしていました。 しかし、暦・天文・数学…と興味をそそるキーワードにつられて、最初に漫画版を読んでみました。「絵」ってほんとうにスバラシイ! 小説だけを読んでいたら、基本知識が全くない私には多分江戸時代の雰囲気とか制度とか、それこそ着物の着こなしや建物の間取りすら想像できなかったかもしれません。漫画でそれらが、自然にすうっと入ってきて、一気にドラマのなかへ連れて行ってくれました。
本当に読んで良かった! 大きな損をするところでした。 すぐに原作小説を購入して読みました。 小説もほんとうにすばらしい!簡潔で美しい文章で、何度も読み -
購入済み
明日への希望がわく
「うれしいな、安井算哲!」
「なんてうれしいんでしょう、安井さん!」
傷心の主人公が見事に北極星の軌道を導いた時、一緒に成果を喜ぶ二人の老人の言葉にいつも心を揺さぶられます。先達が、好奇心と謙虚さに突き動かされて、真摯に努力する姿を若者に見せる。これほど力強く雄弁な指導はありません。
このシーン、いつ読んでも算哲といっしょになって涙ぐんでしまいます。