武田邦彦のレビュー一覧

  • 放射能列島 日本でこれから起きること

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    原発メルトダウンは環境を隠れ蓑にした20年の利権構造のツケ
    危ない原発は日本だけ。環境問題が消滅すれば、ドーム型都市。技術者、すごいよ。

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    2012年06月02日
  • 放射能と生きる

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    今まで避けていた放射能について考えてみる。この武田さんの本はおバカさんな私でも理解できるわかりやすい本です。

    この本を読んだからって、どの情報が正しいのか、間違っているのか、結局安全な数値は何か、というのはわからなかったけれど、どう情報を見て、私なりにどう理解すればいいのかというのを教えてもらいました。そして、この本を読んだ時に、震災直後の日本の報道に違和感を感じた理由もわかりました。(ずっとCNNとかCBSのニュースもおっかけてたので。)

    この本では震災から数カ月のスパンしか扱っていませんが、今を考える上で十分参考になります。

    ある人が、「人間が歴史から学んだことは、歴史から何も学んで

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    2012年03月06日
  • 偽善エネルギー

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    夢の原子炉と言われていた(言われてきた?)「もんじゅ」が14年ぶりに運転を再開しました。原子力発電所から出てくる廃棄物を使ってエネルギーを作るシステムなので、もう少し良いイメージを持っても良いと思いますが、それを運転して作られる「プルトニウム」が原爆の材料になるということもあり(p43)、イメージが良くないと思っているのは私だけでしょうか。

    私もできれば危険なシステムは使うべきでは無いと思っていますが、人類がエネルギー源を「木」から、石炭、石油へと危険を乗り越えて開発してきたことを考えると、原子力を含めた新エネルギーについて開発する姿勢は大事にすべきだと思います。

    この本では環境問題で

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    2012年01月06日
  • 国債は買ってはいけない! 誰でも儲かるお金の話

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    郵便局などで販売されている個人向け国債は購入していませんが、銀行などの金融機関はわれわれの定期預金等を運用するために国債を購入していると聞いています。CO2やリサイクル問題で著作を読んでいた武田氏が「国債は買ってはいけない」という本を書かれていたことに最近気づいたので読んでみました。

    彼の論旨によれば、国債よりも株に投資すべしということです、自分や子供に投資するよりも確実という点には疑問がありますが、結果としてお金の大きさだけで判断するのであればそうかもしれません。

    日本が将来的に発展することを見越して日経平均を買うべきというのが彼の結論のようなので、日経平均連動の投資信託の今後の動向

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    2011年12月06日
  • 2015年放射能クライシス

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    きわめてまともな科学者らしい視点の本。講演その他の話し言葉をそのまま文語体にまとめたのか、ところどころ論旨に飛躍があり、「?」となるところも見かけるが。でも2015年に備えて読んでおいてよかった本だった。

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    2011年11月12日
  • 偽善エネルギー

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    ・石油はあと800年持つが、使いにくい石油が残るだけ。そしてコストも上昇する。
    ・エコカー・太陽エネルギーに騙されてはいけない。結局、電気に変える装置という意味では見た目以上のコストがかかっている。
    ・原子力:耐震性・人材面の活用必要。

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    2011年10月31日
  • 放射能と生きる

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    テレビでおなじみの武田先生のブログをもとに構成された本。
    科学者の視点で、今回の原子力発電事故での対応方法、解決方法が分かりやすい方法で述べられており勉強になりました。また科学者としての心構えや心意気の用なものが見られ安心感があります。

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    2011年09月19日
  • 生物多様性のウソ(小学館101新書)

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    最近、売れっ子作家の武田邦彦氏の著作である。
    生物多様性を生物誕生からの歴史の中で考えると、生物多様性は高まっているらしい。
    「生物多様性」も実は利権であり、先進国が、発展途上国の生物多様性を利用して新薬の開発等に役立てたいという目的があった。しかし、途上国もその利権の分け前を主張しだしたため、米国はやる気を失っている。
    生物多様性が減少し、生態系が破壊されると人類にも被害が及ぶので、自然保護ということが叫ばれているが、この考え方は正しくないというのがこの本の主な主張である。
    「成長の限界」とか「沈黙の春」といった本についても独自の解釈があり興味深い。

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    2011年09月05日
  • 原発事故 残留汚染の危険性

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    母がテレビでこの人の話を聞いて読んでみたいと言ったので入手し
    先にパラパラっと流し読みした。
    素人にもわかりやすく書いておられた。
    かなりはっきりと持論を呈していたが
    これを信じるか検証するかは人それぞれ。
    私は科学的知識や計算能力が欠けているので
    極度に怖がらず頭に残しておこう。

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    2011年07月30日
  • 偽善エネルギー

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    休憩がてら読んでいたものが,ようやく読み終わりました.第3章の終わりぐらいまでは,ごくごく常識的なことが書いてあります.第3章の終わりになってNHKの批判を始めるあたりから,論調が過激になります.でも,書いている内容は至極もっともな内容です.これなら,あまり「食わず嫌い」にならず,早めに読んでおけばよかったかも.いずれにしても,日本のエネルギー自給率がわずか4%に過ぎない,ということは頭に入れておくべきです.

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    2011年07月14日
  • 原発事故 残留汚染の危険性

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    ネタバレ

    武田本ではじめて原発モノを購入しました!!

    原発事故による放射能汚染は我々人間の身体、そして周辺の環境にどのような影響をもたらすのかということを、わかりやすく解説されています。

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    2011年06月17日
  • 偽善エネルギー

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    科学者が書いた自然エネルギー論として参考になる指摘がたくさんあった。エネルギーとは地球にある炭素を取り込むこと。ただしエネルギー取得にはエントロピーの法則が働き、必ずロスが生じる。現時点で自然エネルギーは効率の観点で石油系には遠く及ばない。特に太陽光は国土の狭い日本ではナンセンスで、むしろ自然環境破壊に繋がる。
    石油なき後のエネルギーは、石炭と原子力。ただし、人災である設置環境の改善が必須。石油なきあとも電力はなんとかなるが、石油化学製品の欠乏は致命的。技術革新で生き延びるしかない日本は今すぐ研究を開始すべし。

    頷くところの多い一冊。

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    2011年06月04日
  • 原発事故 残留汚染の危険性

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    東日本大震災後,東電福島第一原発の事故について言及された,おそらくもっともはやい段階での著作ではないかと思われる。著者は「安全な原発賛成派」とのこと。技術的には原発は安全であるという専門家としての意見をお持ちだが,その「安全性」が一定の仮定の上に成り立っているだけであり,「想定を超えた」事態に対しては,まったく無力であることが今回露呈された。「安全な原発はありうる」というのが著者の立場のようだが,地震国であり,管理能力が不足している日本の社会,行政,政治の状況にあっては原発を稼働させることは無理なのではないかとしている。

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    2011年04月30日
  • 偽善エネルギー

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    今回は再読。この人の主張していることが科学的に,社会的にどれほど妥当性を持っているのか,正直なところよくわからない。過剰なリサイクルは幻想にすぎない,というのはわかるような気もするが,温暖化の是非については判断がつかない。ファナティックなエコロジストよりは聞ける部分は多いとは思うものの,専門家の間でどう評価されているのか。

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    2011年04月30日
  • 偽善エコロジー 「環境生活」が地球を破壊する

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    「偽善エネルギー」を読んでちょっと著者を見直したので前作を読んでみたのだが、思ったよりも情緒的に文章をつづっていた。意外。やはり武田邦彦の評価は保留としたい。が、まあ、ひとまずは「環境によい」という謳い文句を鵜呑みにはしないように気をつけてみよう。

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    2018年10月07日
  • 偽善エネルギー

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    明瞭すぎて逆に不安になる本。真偽は今のところおいておくとしても(疑っているというより、納得ができていないという感じ)世の中には自分の知らない考え方があるんだなぁという感想を持った。
    随所に顔を出す「政府陰謀論」的主張がちょっとトンデモ風味だなぁと思いつつ、昨今の環境問題論は確かに著者の言うとおりそもそもは科学的問題のはずなのに政治問題に歪められている感も否めないから一概には切り捨てられないかな、とも。ただオレの結論としては「保留」で。
    てか、武田邦彦という人はもっとトンデモな人かと思ってたので、思ってたよりずっとまともな学者だと思った。学者というより、ざっくりした考え方はむしろ工学屋的だ。

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    2018年10月07日
  • 偽善エネルギー

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    個々の意見表出?は、それなりにわからなくもないし、環境ファシズムや現代のクリーンエネルギーへの過度の期待を鎮める視点としてはいいが。
    ちょっと断定しすぎ。

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    2018年10月14日
  • 武田邦彦はウソをついているのか? 日本人の環境問題の常識を覆す熱闘論

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    うーん。

    個人的に読んでいて、テンションが下がる本でした。。

    これからの環境のことや、行き方を …

    もっと高いレベルで話されているのかと思ったのですが…

    「個人個人が、いろんな情報をうのみにせず、ちゃんと理解して、考えるってことが大事」
    ということを、学びました。

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    2009年10月04日
  • 食糧がなくなる! 本当に危ない環境問題 地球温暖化よりもっと深刻な現実

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    食糧問題、温暖化、毒、原発、地震。
    穀類の自給、温暖化で食糧は増える、ダイオキシンは危険ではない。

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    2009年10月04日
  • 偽善エネルギー

    Posted by 読むコレ

    読み終えて改めて日本では脱原発が向かないことがわかった。原発を継続する上での問題点を、本書は明確に指摘している。それは、政治と原子力ムラという、今まさに社会が問題視している事とダブる。あの忌まわしい事故より前に指摘しているにも関わらず、何も生かされていなかったことが悔やまれる。

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    2012年09月06日