武田邦彦のレビュー一覧

  • 放射能と生きる

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    武田先生のブログで震災直後からの事実に基づいた科学的見解を示して、読者に判断する基準を示す。

    日々わかっていく状況、武田先生の思いやりがある言葉、ひとつひとつに臨場感があり、のめり込んで読んでしまいました。日々のブログの間にあるコラム、おわりにを読んだとき、武田先生は今でも変わらないスタンスで一貫して大切な事を発信されているのだと感じました。

    好き嫌いが分かれる人なのですが、科学者という立場とは別に、基本的に暖かく優しい思いやりがある人で、悪意を感じることがあまりない方です。

    あまり、というのは、たまにおふざけが過ぎて極端な珍しい意見を言われる事もありますが、あたたかい目でみると「またお

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    2017年08月01日
  • ナポレオンと東條英機 理系博士が整理する真・近現代史

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    この本の言い分が正しいかどうかは別にして戦争観が変わった。
    確かにこの時点で植民地解放を要求した国が、植民地をもっていることについては違和感を持たざるを得ない。

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    2016年04月20日
  • 偽善エコロジー 「環境生活」が地球を破壊する

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    常々、エコロジーとか「地球に優しい」は胡散臭いと
    感じていたので、スッキリ読める作品だった。

    内容の細かな点は突っ込むところあるのだろうが、
    エコロジーと聞くと思考停止にならないように
    気をつけたい。

    某ファーストフード店でもゴミは分別する店舗と
    まったくしない店舗がある。
    分別している店でも結局一緒に廃棄してしまうと
    聞いたことがある。

    でも、日本人は少しでもよいことをしたいとのエゴがあるので
    分別収集はなくならないと感じる。
    物を捨てるという行為の免罪符みたいなものだろう。

    ものを大切にして、心を豊かにすべきとの著者の主張にはシンパシーを感じた。

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    2014年06月29日
  • 「正しい」とは何か? 武田教授の眠れない講義

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    ある意味痛快である
    相変わらず世間に媚びないアケスケのステキな人だ
    全体観を前提にしたモノの見方を披露している
    潔癖なまでな選択力を持てる所以は覚えのいいことと相まって
    視野の広さと好奇心の強さと部分と全体の捉え方によるのだろうか

    この本は今現在にヒットする実例を上げながら
    「正しい」というモノが持つ建前と本音からなる矛盾をとらえた上で
    自分にとっての答えと世間体からなる答えに迷わず
    瞬時に判断できる秘訣を順を追って伝授している

    最初の一章だけ読んで納得してしまうと
    次の章で逆転するようなことに出くわすだろう
    「正しい」を五段階に分けて紐解いていく

    正しさの理解を得ることと同時に
    現状の

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    2014年04月22日
  • 偽善エコロジー 「環境生活」が地球を破壊する

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    疑問を持たずにいいだろうと推進しているエコロジー。
    さまざまなエコロジー活動に対して、科学的な目を無得てみると、そのほとんどがいかがわしいものだと・・・。

    こういったエコロジー活動が何を目指しているのか、しっかりと批判の目を向けた上で参加していかなければならないなと思った。
    もちろん、本書で挙げてあることに対しても批判的目を向けていかなければならないのだけども、視野を広げるためにも

    武田先生の言説は賛否両論あると思うのだけども、純粋に科学的な調査によってその価値が問われるのだと思う。

    武田先生主張の結果だけ示すと以下の通り

    第一章 エコな暮らしは本当にエコか?
    検証1:レジ袋を使わない

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    2014年04月14日
  • 「正しい」とは何か? 武田教授の眠れない講義

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    テレビにもよく出ている武田氏の本
    正しさとは何かをいろいろな面で論じていてなかなk面白いと
    思いました。
    地球温暖化・節電などのうそとその裏に隠されているトリック。
    電気料金の高さ。
    アメリカの西への進行の歴史と停止。慣性力の正義
    男女の違い。仮の正義(上司と部下・親子)。考える脳と受けいれる脳
    日本によくある空気を作り出す正義とそのトリック
    それぞれ、趣のある話が多いと思います。

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    2013年04月13日
  • 「正しい」とは何か? 武田教授の眠れない講義

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     武田邦彦と言えば,科学的に捉えた「環境問題の問題点」について指摘してきている学者です。原子力開発のまっただ中にいたこともあって,なかなか貴重な体験をしていらっしゃる方です。講演会も聞いたことがあります。
     本書は,大学の講義を聴くように,「正しい」とは何かを,哲学的に解説してくれます。武田教授が,なんで,あのような発想をして,問題点を指摘できるのか。その一端が垣間見れました。
     「正しいこと」や「正義」,あるいは「善意」は,人の数ほどあるんです。それを知っていて人とつきあうことが大切です。
     「自分も正義」「人も正義」,そのぶつかり合いが戦争だったりします。人類が戦争を避けるために大切なこと

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    2013年03月23日
  • もうだまされない! 「身近な科学」50のウソ 原発、エネルギー、環境、健康知識のホント

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    個人的に主題にもなっていると思う「役に立つ研究」という部分。これは判断が非常に難しいところですね。私企業でも、予算を付けこれを許しているところもあるので、組織の度量と呼べるかもしれません。

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    2012年09月19日
  • 大麻ヒステリー~思考停止になる日本人~

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    大麻取締法の経緯
    大麻は日本古来から栽培されてきた植物
    神社などで使われてきた聖なる植物で、麻薬ではない
    依存性はアルコールやニコチンにくらべてはるかに低い
    麻生といった地名は、麻が栽培されていた名残
    鋭い考察の名本です

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    2012年08月25日
  • 大麻ヒステリー~思考停止になる日本人~

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    エネルギーと原発のウソ、ニコ動でも話題になった武田先生の著書。著者は材料工学を専門にされており、大麻について詳しく書かれている。
    現在では、大麻は麻薬(こんな字を書くくらいだし)という何か恐ろしい薬として認識されている様だが、古来から日本に恩恵を与えて来た、ごく普通の植物である。
    恥ずかしながら、自分も大麻というのは何かヘロインやLSDの様な覚せい剤かと思っていたのだが、「麻」という素材でもわかるように、昔から日本人にはなじみのある植物だという事が改めてわかった。
    日本人が大麻草に対して、今のような認識を持ったのは戦後の事であり、アメリカの占領政策の一環として現れた結果であるという。残念なのは

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    2012年07月16日
  • 2015年放射能クライシス

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    何かがおかしいと思っていた。今になってよくわかるようになってきた。セシウム牛は要らないと言った市議会議員や福島の野菜は食べられないと言ったミュージシャンがただただ罵倒される社会。贅沢は敵だ。一億総玉砕。なんら変わらないメンタリティー。日本国民は何なんだろう。誰かが声をあげ続けないと本当にまずい。俺も頑張る。お前も頑張れ。

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    2011年10月14日
  • 大麻ヒステリー~思考停止になる日本人~

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    非常に興味深い内容でした。

    あまり意見だけ書くとこいつ危ないんじゃないの?と思われてしまいそうなので・・・
    前提として「麻薬は絶対に反対です」
    その点は強調しておきます。


    ただし、日本人の9割ぐらいは大麻とはなんたるかを
    理解しないまま批判しているんだろうなと思います。
    その第一の原因はマスコミの煽りすぎ。
    第二の原因は自分で知ろうとしない、まさに無知の恥。
    ではなかろうか。



    さて、レビューですが、
    本書は、大麻とはなんたるかをわかりやすく説明しているのに加え、
    大麻取締法の成り立ちなどが非常に詳しく述べられています。

    そして、今後こうしたほうがいいのでは

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    2011年04月16日
  • 大麻ヒステリー~思考停止になる日本人~

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    [ 内容 ]
    大麻取締法遺反で逮捕された芸能人や文化人、スポーツ選手、大学生などを、テレビや新聞を中心としたマスメディアが袋だたきにする―同じような構図が、日々繰り返される。
    しかし多くの日本人には、大麻がどういうものか、大麻取締法がどういう経緯で成立したか、そもそも痲薬とは何かという知識が決定的に欠けている。
    にもかかわらず、なぜ大麻というだけで思考停止状態に陥り、批判の大合唱になるのだろうか?
    日本人が日本人であるために、そして自らの頭で、科学的に考える習慣をつけるために、さまざまな側面から大麻問題を考える。

    [ 目次 ]
    第1章 大麻は痲薬か?
    第2章 大麻とは何か?
    第3章 大麻と日

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    2011年04月09日
  • 偽善エネルギー

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    エネルギー、環境について間違った情報、知識、常識を指摘する内容。
    昨今の商業的「エコ」や、政治的アピールの「環境」に疑問を持っていたので、非常に納得できた。
    テレビの一方的情報に危険性を感じた。

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    2010年12月12日
  • 大麻ヒステリー~思考停止になる日本人~

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    疑問に思っていることがほとんど解消された。
    ・大麻とひとことでくくるなかれ
    ・麻のスーツは大麻のスーツなんだぜ。
    ・酒、タバコより身体、精神に悪影響を及ぼさない(抜粋:アメリカ国立薬物乱用研究所調べ)
     種類:依存性(禁断性)耐性(切望性)陶酔性
     ニコチン:6(4)5(3)2
     ヘロイン:5(5)6(5)5
     コカイン:4(3)3(6)4
     アルコール:3(6)4(4)6
     カフェイン:2(2)2(1)1
     大麻:1(1)1(2)3
    ・アメリカより駄目といわれた時点で思考停止

    とはいえ悪法も法、私は酒だけで今のところ十分です。

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    2009年10月07日
  • 大麻ヒステリー~思考停止になる日本人~

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    何も考えず「当然」だと思っていたことが事実だとは限らない。そういうことを考えさせられる武田先生の本。「大麻は麻薬」と思っていたが、それは間違いで「カンナビノールが麻薬」(「麻」の字は正しくはこの字じゃないんだけど…)だそうで。「大麻はいけないもの」ではなく、昔から日本人の生活に密接にかかわるものだったとは。「学問というのは社会の噂や迷信ではなく、一つひとつの事実を確認し、研究者自らがそれを判断することだ」ということばに納得

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    2009年10月07日
  • 生物多様性のウソ(小学館101新書)

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    絶滅危惧種だけが大きく取り上げられていますが、新種もたくさん発見されていることも忘れてはいけない。
    人間もいつかは滅ぶ運命にあるのかもしれないが、それが自然というものです。

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    2025年12月16日
  • 偽善エコロジー 「環境生活」が地球を破壊する

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    少し古い本なので、現状はどうなっているのかを見る必要はありますが、科学的に環境問題について書かれた本です。
    リサイクルがすべて正しいとか、間違った常識がまかり通っているのは、政府の縦割り行政、よく調べずにウソを流すマスコミ、リサイクルと偽って甘い汁を吸う企業がもたらしているせいだと、よくわかりました。

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    2024年03月31日
  • 偽善エコロジー 「環境生活」が地球を破壊する

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    他の方のレビュにもありますが、少し古い本とはいえ武田先生のご主張は現時点でも褪せていないと感じました。

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    2023年08月20日
  • 偽善エコロジー 「環境生活」が地球を破壊する

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    2008年の古い本なので今とは状況は違うだろうけど、リサイクルについてはおそらくそんなに変わってないだろう。良いと言われている行動をちゃんとデータを元に批判している。
    全体的に、公開されてないデータを独自にまとめられてて勉強になる。そして、なにが正しいのか分からなくなった。これからどうやって生きていけばいいんだろう。この著者の最新の本が読んでみたい。

    ところどころ、文章が繋がってないところや関係ない話が入るのが気になる。
    最期のまとめがあまり上手くなく、それだけじゃ環境も温暖化もよくならないと思った。

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    2022年10月17日