武田邦彦のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
・TVで供給される情報に頼り、それを鵜呑みにしていると、脳は実質的に使われない。
そうなると、いつの間にかその人の「固い考え」になって、他の考えを拒否するようになる。
・人口密度は、人間が住める土地の広さで考える。
・人口の多い大国の食料自給率が低い=他の国から大量の食糧を輸入する=
他の国にしわよせ=他の国の餓死者増加
・リサイクルが、資源を余計に使うのは、工場で作ったものを一度、市中に分散し、
それを再び回収するからだ。
そこでは、分散と回収のエネルギー、不純物を取り除くエネルギーが大半。
・森の樹木は、適度に切って間引き、枝打ちしないと、森は健全なものにならない。
・思 -
ネタバレ 購入済み
・自分の知らない新しい知識を求め、職場以外の人達と、テーマを決めずにいろいろな話をする。
・互いに自分の意見を出して、話し合う。
・聞いていて納得できる内容の意見を出す。
・話を聞くことによって、様子や状況を把握する。
・意見は違って当然。
・「ちょっと軽く飲みに行こうか」
・人を飲みに誘うときは「満足してもらうんだ」という気持ちを忘れずに。時は金なり。
・「そういう考え方もある」と理解してあげることも必要。
・自分の考えをまとめて、意見を言ったりする→コミュニケーション能力とスキルが上がる。
・「食事」「お酒」「花」「音楽」「女性」
・異業種交流会や講演会、コンサート、イ -
Posted by ブクログ
この本の著者である武田氏の本は、社会人になってから何冊か読んできました。私が知る限り、メディアや所謂政府が認定した御用学者に対して、データなどの根拠を示しながら反論できる唯一の人だと思います。
政府関連団体から研究のための補助金や助成金をもらっている大学の先生達が、政府の意向とは異なることに対して反論できないというのは、社会人としては理解できますが、それを犠牲にしてまで、自分の調査されことをこのように書籍にして世に出してくれるのは私にとっては嬉しいです。今後、このような方はなかなか出ることはないと思いますので、彼の本は今後とも注力していきたいと思っています。
この本の中でも述べられているよ -
Posted by ブクログ
読みやすさ★★★★
学べる★★★★
紹介したい★★★★★
一気読み★★★★
読み返したい★★★
東日本大震災の震度は6。震度6の地震は、日本では一年に一回程度起こる。決して想定外とは言えない。福島の原発の耐震性が一般建築以下であり、非常時の管理、手順があまりに杜撰だったから原発の爆発は起こったのだ。
爆発後、福島は安全だと報じる一方で、自分たちは避難していたマスコミ。
科学の原理原則を無視する政治家、御用学者。
先に団結ありきで、政策を論じない、原発推進派vs反原発派。
明らかな核保有国(を目的としている)であるのに建前が過ぎる日本。
劣化した日本の縮図が原発論なのだと感じた。非科学的な -
Posted by ブクログ
読みやすさ★★★★
学べる★★★★★
紹介したい★★★★★
一気読み★★★
読み返したい★★★★
メディアが作る「常識」を、「私は科学者ですからデータからはこう考えます」とバッサリ切り捨てる、権力に与しない評論ヒーロー武田先生の現代医学論破本かと思いきや、読後はどちらかと言えば、高質な人生論を学んだ気になっていた。
もちろん、お馴染みの高血圧のウソ、コレステロールのウソなど、データを載せてわかりやすい解説もあるのだが、全体を通して、武田流 生き方のコツのようなものを伝授いただける内容となっている。
曰く、人生100年時代ではなく、50年、50年。「生物的に生きる第1の人生」と、「生物としては -
Posted by ブクログ
ちゃんとしたデータ(数字)を持って説明されているので納得でした。印象的だったものを少し。
ペットボトルのリサイクル⇨よくない
理由: リサイクルしたペットボトルがどのくらい使われているのかというはっきりとしたデータは無いが大体100本中5本程度使われているそう。大体日本国民はペットボトルを回収するのに1キロあたり405円を税金で払ってるが、それを50円程度で中国に売っている。すると自治体は”儲かった”と考えているようだ。
レジ袋⇨石油の不必要な成分の有効活用
割り箸⇨間伐材を使えば資源の有効活用
一人が1日に使用する水の量は1965年から50年で約2倍の340リットルくらいになった。う -
Posted by ブクログ
ネタバレ人間の脳は、常に膨大な情報を脳内で処理し、選択と決断をすることが求められる。そして、情報処理をするだけで人は多くのエネルギーを消費するため、脳が容量オーバーしないように、人は先入観を持つようにできているのである。したがって、先入観を持つことそれ自体が全て邪魔なのではなく、むしろ経験を重ねることで得た知識というのは重要ですらある。しかし、場合によっては、先入観が邪魔することだってある。
人間は、新しい知識や考え方をすんなり受け入れるケースは少ない。なぜなら、新しい考え方は、自分の生活にマイナスになることが多いからである。言い換えれば、楽をして生きるためにはそれだけ考慮要素が少ない方が良いとい