武田邦彦のレビュー一覧

  • 偽善エネルギー

    Posted by ブクログ

    武田邦彦さんは過激なお話が多くテレビなどでは批判意見も多い方です。科学者のお立場で社会の不条理を感じて組織に流されないスタンスに好感が持てます。
    この本が書かれたのは東日本大震災前のため著者ご本人の見解も変化していると思われることから、読者は取捨選択しながら読んだ方が良い箇所もあります。
    武田邦彦さんの着目点、考え方に触れることが出来るので嫌いじゃなければ楽しめる読み物です。
    東日本大震災直後の原発事故のすぐ後に、再稼働反対デモが永田町、霞ヶ関でありました。再稼働するには、トラブルは起きる事を認め、リカバリする手段を確立し、被害がどれだけ出て、どれだけ抑えられるのかくらいは再稼働の最低条件であ

    0
    2017年06月13日
  • ナポレオンと東條英機 理系博士が整理する真・近現代史

    Posted by ブクログ

    武田邦彦による東条論。大東亜会議の存在も知っていたし、東京裁判が勝者による敗者イジメであったことも知っているつもり。しかし東条英機ってそんなに英雄なのかなあ~石原完爾の方が器が大きいと思うのだが。。。。。
    東京裁判のA級戦犯の墓が愛知県にあることは知らなかった。東条英機はともかく広田弘毅(福岡県出身)の遺徳を偲ぶためにも一度そのA級戦犯の墓に参ってみたいものだと思った。

    0
    2017年04月01日
  • ナポレオンと東條英機 理系博士が整理する真・近現代史

    Posted by ブクログ

    歴史が好きですが、最近の面白い傾向としては、歴史学者・歴史を専門とする人以外の方が、歴史上の事件や人物について解説している本がでています。

    この本もその一つですが、筆者は最低でも20年間は理系に関する本でお世話になってきた、武田邦彦氏ですが、恐らく歴史に関する本を書いたのは初めてではないでしょうか。

    この本では、世間一般には、ヒーローとされている「ナポレオン」と、あまり良い評価を受けていない「東条英機」を中心題材として、彼らが過ごした近・現代史について解説されています。理系の方からの、歴史学者とは異なった視点で見られた歴史も面白いものです。今後も続編が出てくることを期待しています。

    以下

    0
    2016年11月23日
  • 偽善エコロジー 「環境生活」が地球を破壊する

    Posted by ブクログ

    まさに目からウロコ。

    今までエコのためと思って取り組んでいたことが
    覆される。

    これだけメディアでも温暖化やエコや資源について騒がれているのに、うわべだけの情報で誰も真実を教えてくれなかった。そのことに関しても憤りを感じる。
    政府も企業もとても身勝手。

    生活の中で、
    環境に優しい×お財布にも優しい
    というwin-winの関係がわかったとき、
    人々はエコにより積極的になれると思う。
    そういう情報をもっと発信していってほしい。

    この本の中では、数ある事例が比較されている。
    A=私たちがエコだと思って取り組んでいること
    B=従来の方法
    とあった場合、
    「AとBを比べて総合的にBの方が実はコス

    0
    2016年01月14日
  • 偽善エコロジー 「環境生活」が地球を破壊する

    Posted by ブクログ

    エコロジーに関する様々な嘘について解説してくれる。ダイオキシンもひと時のブームがあったが、無責任なマスコミや雰囲気だけで税金を投入する自治体の無責任さを教えてもらった。

    0
    2015年06月21日
  • 偽善エコロジー 「環境生活」が地球を破壊する

    Posted by ブクログ

    エコ生活は、環境を悪化させ、企業を太らせ、国や自治体の利権の温床となっている。という風に割り箸、ペットボトル、食品トレイ、バイオエタノールなどの事例を出して解説していますが、『なるほどね』と思う一方反対にホンマでっかと思う一面もあるように思えます。

    0
    2015年03月27日
  • 偽善エコロジー 「環境生活」が地球を破壊する

    Posted by ブクログ

    本気なのか冗談なのか、いまいち掴みかねるところもあるが。
    確かに世間は過度に意識し過ぎだし、環境に配慮しないこと(この本によると本当に配慮していることにはならないことも多い様だが)は悪という風潮にも若干辟易する。
    すべてが正しいのかどうか確信は持てないが、個別のことを考えるのではなく全体で捉えなければ意味が無いという筆者の主張には大いに共感できる。

    0
    2014年10月11日
  • 偽善エコロジー 「環境生活」が地球を破壊する

    Posted by ブクログ

    ペットボトルのリサイクル、エコバックの普及など、エコロジーな生活が身近なものになってきています。
    しかし著者は普段私たちが行っているエコロジーな生活、あるいは環境問題に対する態度・知識が誤ったものであり「偽善エコロジー」として断じています。たとえば割り箸に代わる「マイ箸」は一見環境に配慮していますが、割り箸で使用する木材は間伐材を用いており、むしろ割り箸を使うことが「エコロジー」だとしています。
    本書は、普段私たちが信じていることが実際には誤っていることかもしれないことを教えてくれます。しかし本書を含めて、武田氏の著作物で提示されているデータなどは引用元が不明確であったり、曖昧なところも多く、

    0
    2014年08月07日
  • 放射能と生きる

    Posted by ブクログ

    原発事故に関して、とりあえず知りたいと思うことを、分かりやすく示してくれる。ブログをまとめたものってことで、文章が変だったりするところもままあるけど、それは差し引いても、知識の整理には役立つものと思えた。

    0
    2014年04月13日
  • 偽善エネルギー

    Posted by ブクログ

    偽善エコロジーに増して、官僚批判がすごい。環境分野よりも、エネルギー分野はもっと利権争いや対立が深刻なのかもしれない。
    個人レベルの省エネが、国レベルの増エネにつながるという視点は面白い。石油不足は、電力分野で問題なのではなく、プラスチックや医薬品などが製造できなくなることだと分かった。

    0
    2014年04月13日
  • 偽善エコロジー 「環境生活」が地球を破壊する

    Posted by ブクログ

    改めて、メディアの情報操作はひどい。
    いや、改めて受身情報処理者が多すぎると思う。
    もっと、新しいことを学び、思考し己で選択をしていくこと。
    未来を楽しくいきるためには欠かせない。

    とはいえ、大衆心理を捉え権益キープしている連中のほうが賢いな。

    0
    2013年11月09日
  • 2015年放射能クライシス

    Posted by ブクログ

    安全だと思っている、そこのあなたー!!
    P86の地図、見て~。
    見たら、きっと中身を読みたくなるよ。。

    大切な人は、自分で守るしかない。
    自分の身も。。
    悲しいけれど、それが今の日本。
    ヒロシマ・ナガサキをまた、繰り返すのかしら・・・。

    は~~ 仙台から逃げて良かった。

    0
    2013年04月28日
  • 2015年放射能クライシス

    Posted by ブクログ

    3.11後に田畑に降り積もったセシウム137は、毒盛りなどによく使われる青酸カリの2000倍の毒性がある。

    NHKですらこれを報道してなかったように思えます。
    政府、官僚、原子力委員会、メディアに出ていた多くの原子力専門家、全員がグルで隠していたと考えるのは難しいですが、武田さんの話にはあまりにも説得力がありすぎています。

    チェルノブイリ原発事故後、小児甲状腺がんの発生率が4年後から跳ね上がったことから考えると、日本でこのような惨事が起きるのは2015年。
    恐ろしくて仕方ありません。
    ウェブて奇形児の映像や苦しむ赤ちゃんの写真も大量に出回るんでしょうね…

    地球温暖化の問題に関しても言及が

    0
    2013年06月12日
  • 放射能列島 日本でこれから起きること

    Posted by ブクログ

    メディアが報じる情報が全て正しいとは思っていなかったが、さすがにここまでとは。

    本来ならば伝えられるべき情報が、国民の目に触れることのないように隠蔽され、また捏造されているという事実。

    本当の情報は(その核心は)どこなのか、常に考え続けなければならない。

    0
    2012年10月10日
  • 放射能列島 日本でこれから起きること

    Posted by ブクログ

    その発言や著書が何かと話題となる筆者が、引き続き環境問題を軸に放射能列島の未来を描く。地球温暖化やリサイクル、ピークオイル、レジ袋、海面上昇などのうそのツケが、意味のない環境問題騒動と特定の利権を生みだしたばかりか、放射能汚染という本当の環境問題を引き起こしてしまったという展開は、なかなか興味深く読ませてくれる。また、日本の政府の主体性のなさ、リーダーシップの欠如というのは、ここでも強く浮き彫りにされている。ただ、氏の描く未来の日本の理想像というのは、ちょっと同意しかねるというのが正直なところ。

    0
    2012年11月17日
  • 偽善エネルギー

    Posted by ブクログ

    エネルギー問題のポイントが明快に書かれており、読みやすい。また、「エコエネルギー」や「省エネ」といったテーマについて、一般人が誤解している点を指摘しており、勉強になった。特に、太陽光発電は、発電機を作るまでに消費する電力の方が、発電機が発電する電力よりも多いため、現状では電力を消費する機械でしかない、という点は目から鱗だった(本書が書かれた2009年時点の話なので、今はもっと改善されているかも?)。

    本書をきっかけに、この筆者が書いた本を他にも読んでみたいと思った。

    0
    2012年02月26日
  • 偽善エネルギー

    Posted by ブクログ

    何でもそうだけど、一つだけが正しい訳じゃない。今のエネルギー問題だって一つの方向(反原発)だけが必ずしも正しい訳ではない。今のまま原発を推し進めるのも問題だけど。今後のエネルギー政策は、もっと総合的に考えていかねばならない。

    0
    2012年02月25日
  • 原発事故 残留汚染の危険性

    Posted by ブクログ

    この本は読もう読もうと思って先延ばしにしていたものです。なぜ国は本当の事を公表しないのか。事故が起きた理由、何が問題なのか、放射線の影響は大丈夫なのか。これらの疑問に対してわかり易く書かれております。

    この記事を書いているときに福島大一原子力発電所ではメルトダウンした燃料が地中にもぐりこむ「チャイナ・シンドローム」直前の状態だったということを東電がようやく発表したのを聞いて『あぁ、やっぱりなあ』ということと、遅いよ…。という二つの思いが交錯しておりました。この本については今までずっと読もう読もうと思っていたのですが、ついあと伸ばしにしているうちに今に至ってしまいました。ですので少しここに記

    0
    2012年02月22日
  • 2015年放射能クライシス

    Posted by ブクログ

    4年後日本は大変な事になると思う
    放射能は目に見えないから…

    TVで見かける武田先生、いつもニコニコ人の話しを聞いていて感じがいいです(*_*)

    0
    2012年01月25日
  • 2015年放射能クライシス

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    どちらの考えの人であれ、一読しておくのはいいと思う。
    楽観的な未来が訪れて欲しいと切に思うが、悲観者に限らず楽観者にも想定は大切。そうなる&ならないと断言せず、そうなるかもしれないから、と考えて行動すること、かな。

    0
    2012年03月09日