円陣闇丸のレビュー一覧
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ネタバレ素晴らしい作品でした。
この前編に当たる「砂楼の花嫁」を読んだのがまだ2週間ほど前のことです。
偶然、見つけて読んでみたら、とても面白くて夢中になりました。更に初版が出て六年後に続編が出ているということも知り、すぐに取り寄せました。
2巻とも読むのが勿体ないくらい楽しくて、でも、一度読み始めると夢中になって、読み進めずにはいられないというほどでした。
ここまでのめり込む作品とは、なかなか出逢えませんので、貴重な出逢いだったと思います。
私自身、最近、両性具有の主人公の話を書いたばかりで、それで興味を持って検索している中に出逢った作品ですが、BLという枠を越えて、小説を読むということの楽しさを久 -
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情熱シリーズのスピンオフで、東原×貴史cp3作目です。
3年ぶりになるけど、オール書き下ろしで読むことができて感激!
貴史が登場した頃は超薄幸美人で心配したものですが、徐々に東原とも打ち解け本物の恋人同士となることができて心から安堵しています。
東日本最大の893の若頭である東原と弁護士の貴史との関係は当然リスキーなもので、今回もスナイパーに命を狙われるという危機が訪れます。
20年前の抗争の火種となった東原への報復らしいけど、執念深いですね…
でもその報復劇のおかげで、これまでうすらぼんやりだった東原の家族のことや、彼が893の若頭となった経緯が詳しくわかりました。
新登場のスナイパーが -
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ネタバレファンタジー系は世界観の設定がとても難しいと思います。
ある程度は自由に世界観を作者が設定できる分、走りすぎて、あり得ない世界になる恐れもあります。
その点、この作品は雷神信仰の帝国で皇帝は生まれながらに「雷のサクラメント」を起こせるという一種独特の世界観を持ちながらも、それを読者が違和感なく受け容れて最後まで読むことができる秀逸な作品です。
腹違いの兄弟である皇帝とその弟に愛された美しき傾国の神官ハルの二人の男の間で揺れ動く心、二人のヒーローの炎と氷を思わせる個性的な性格が見事に描き出されます。主役三人はいずれも個性的なキャラではあるけれど、皆、嫌みのない好感度の高い人物ばかりでした。
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英田センセの王道再会もの。切なくて、甘くて、ベタなストーリーなのに引き込まれてしまいました…!こういうのがやっぱり好きなんですよね。英田センセの文章の上手さと、円陣闇丸センセの美麗イラストの最強コラボで、ものすごくうっとり。
外資系ファンド会社代表×中堅会社の美形社長。あることから絶交してしまった親友同士です。同級生の二人の過去と現在はかなり華やか。でも、水城は自分の会社が鴻上のファンド会社に買収されそうになり、どうしてもそれを阻止したい水城は秘密の契約を結びます。
いわゆる契約モノですね。
14年間も相手を憎んだままだった二人です。でも、憎みきれずに互いに未だ相手のことを想っているのがじわ -
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ネタバレ清澗寺家シリーズ4作目。
ついにパパの登場です。
3作目まで読んできて、そこそこ面白いなー、くらいの感じ
だったのですが、ここにきて萌えMAX。
何この得体の知れない魔性の生き物は!
生来の淫乱っぷりで、どんな男女も誑し込んで身を持ち
崩させるとか、何だかもういろいろと半端ない。
ビッチ受はあまり好きではないのですが、パパはこれは
もう別物。
属性・魔性。
読んでると、あまりに伏見が不憫に思えてくるんですが、
実のところはパパこそが一番不憫だったかもしれない。
読んでて切なくなりました。
桃色シーンがかなりの割合で入るんですが、不思議と
いやらしい感じはなく、逆になんという純愛かと。
文箱の -
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「ファラウェイ」のスピンオフ。あの時はポールだった、アシュトレトの話です。
雑誌掲載時に読んだ時には、ユージン×珠樹同様に甘いな~と思いました。そして、アシュトレトが普通に小さな娘を育てたり、ご飯を作ってたりする姿にびっくりして、意外な一面を見た気がしました。セレブ悪魔だと思ってたんで。
「神さまには誓わない」では、そんなアシュトレトが何気なく訪れた教会でアシュレイと親交を持つようになり、彼の幼い娘のマリーをかわいいと思うところから始まります。
その時にはまだアシュトレトは人の心を弄んでも何の罪の意識も感じない悪魔で、愛する心も知らなかったのですが、運命の男である上総と出逢うことによって激変し -
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雑誌掲載分に書き下ろし2編
雑誌で読んだときは、アシュレイ(アシュトレト)があまりに身勝手な言動やふるまいをするので、嫌なヤツ、、と若干思い、それに振り回される上総が不憫だなと思いながら読んでた記憶があり、ファラウエイ(関連作)の方が好みだなと思ってました。でも円陣先生のイラストにも惹かれ、書籍購入しましたが、書き下ろしはすごく良かったです。涙なしでは読めませんでした。人の死にかかわる話はもともと弱いのですが、ほんと泣けました。書き下ろしの2話目はその後のその後の話なんですが、最後に漏らす一言がアシュトレトらしくてクスッと笑えて、どうなっていくのかなと想像すると楽しくなるような終わり方でよかっ -
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▼あらすじ
弱みを握られ、脅され、ふたりがかりで辱められ――
支配するものがその立場を奪われ、悦楽に跪くとき…。
『10×3』をはじめ、書き下ろし含む全6編、密室、玩具、極道など、榎田尤利がこだわりぬいた極上のエロティック短編集。
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どれも良かったのですが何と言っても最後の「書生の戀」というお話が別格です。
手紙のやり取りをそのまま小説にした感じなのですが、本当に全てを持って行かれた感じ。
このお話だけ、他のお話と空気も時代背景も違います。
私は小説でも何でも感動はしても泣くまで至る事が無に等しいので今回もそのパターンかと思いきや、読み進めるうちに身体がカーッと熱くなって、それを理 -
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情熱シリーズ第二部2巻目。いろいろな出来事を二人で乗り越えてしっかり結ばれあっている遥と佳人の、こちらは最新書き下ろし。
安定した関係というものは、互いのゆるぎない愛情と信頼、そして努力があるからこそなのだな、とつくづく思わされたストーリーでした。
二人がこれからどんな人生を歩んでいくのか、見極めることができる展開です。
それは、青春の殆どを893の囲われ者として生きることを余儀なくされていた佳人の、人生再生の第一歩でもあるんです。もちろん、愛する遥の傍らで秘書としての仕事を続けることも幸せのカタチではあるんですが、佳人が自分自身でつかみとる未来というのも、男として人として大切な意味があるはず