円陣闇丸のレビュー一覧

  • Voice or Noise 1

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    愛犬フラッピーをきっかけに知り合った、中学生の振ちゃんと大学講師の動物と話せる成澤。
    BLだけど、どっちかってーとファンタジー寄りな内容です。

    こーゆー、エロ少なめでジワジワと関係が深まっていくの好きなんです。
    成澤・・・大人だけど可愛い(〃∇〃)

    何といってもアフト(猫)が可愛過ぎ♡

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    2016年05月24日
  • 神子と神獣の守り人【電子特別版】

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    ネタバレ

    中華ファンタジーで、特殊能力を持つ神子でありながら力を持たない芙蓉と、獣に姿を変えられる敵国の獣奇兵の我緯の命がけの逃避行。とてもよかった。命を助けられてから14年、ずっと芙蓉を守るためだけに生きてきた我緯のあまりに一途で強すぎる想いが泣けるし、そんな我緯に最初は敵国の兵だからと気を許さなかった芙蓉も頑なではいられなくて、警戒心を解いた素の芙蓉がかわいかった。

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    2017年07月08日
  • 獣の理II【イラストあり】

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    もふもふ天国!今回は異世界編だったけど、もふもふだった。異世界の抗争は動物らしい考え方というか農耕民族の人間だから分かったというか、狩猟メインの動物にはその悪循環が分からないよな。
    人間だから解決できたというか、その課程が良かったです。ラストの二人というかグレンの今後の生活もほっこりさせて良かったです。ペットを飼っている人には救世主だろうな。ペットのちょっとした不満が分かれば嬉しいと思う。

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    2016年03月07日
  • 花嫁と誓いの薔薇 砂楼の花嫁2【SS付き電子限定版】

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    何も考えずに読み進める派なのでワクワクしながら読めました。イズディハールの出番が少なめだったけど、出たら甘々で相変わらずかっこよかった。ハミードは幸せになれるかなー?

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    2016年02月09日
  • 砂楼の花嫁【SS付き電子限定版】

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    すごーく好みのお話でした。両性具有でいいじゃないか!って感じです。男らしいアラブの王子様攻めに終始ドキドキしました。なんだか、BLだからか無理やり後ろに入れるのにこだわっていたような(それを書かなきゃダメなのかもしれませんが)もう、どっちでもいいよーっと思ってしまった…円陣先生のイラストがピッタリで2人がイメージできていいお話度がアップした気がします。

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    2016年02月07日
  • threesome【イラスト入り】

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    素晴らしかった。素晴らしかったです。なんであたしゃ積読にしてたんだ!!!!
    何度も泣きそうになるとか想像もしてなかったよ(;_;)

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    2015年12月31日
  • 神鳴り花~傾国の神官~【イラスト入り】

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    ネタバレ

    ファンタジー系は世界観の設定がとても難しいと思います。
    ある程度は自由に世界観を作者が設定できる分、走りすぎて、あり得ない世界になる恐れもあります。

    その点、この作品は雷神信仰の帝国で皇帝は生まれながらに「雷のサクラメント」を起こせるという一種独特の世界観を持ちながらも、それを読者が違和感なく受け容れて最後まで読むことができる秀逸な作品です。

    腹違いの兄弟である皇帝とその弟に愛された美しき傾国の神官ハルの二人の男の間で揺れ動く心、二人のヒーローの炎と氷を思わせる個性的な性格が見事に描き出されます。主役三人はいずれも個性的なキャラではあるけれど、皆、嫌みのない好感度の高い人物ばかりでした。

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    2015年10月27日
  • 密約のディール 【イラスト付き】

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    英田センセの王道再会もの。切なくて、甘くて、ベタなストーリーなのに引き込まれてしまいました…!こういうのがやっぱり好きなんですよね。英田センセの文章の上手さと、円陣闇丸センセの美麗イラストの最強コラボで、ものすごくうっとり。

    外資系ファンド会社代表×中堅会社の美形社長。あることから絶交してしまった親友同士です。同級生の二人の過去と現在はかなり華やか。でも、水城は自分の会社が鴻上のファンド会社に買収されそうになり、どうしてもそれを阻止したい水城は秘密の契約を結びます。
    いわゆる契約モノですね。
    14年間も相手を憎んだままだった二人です。でも、憎みきれずに互いに未だ相手のことを想っているのがじわ

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    2015年06月16日
  • threesome【イラスト入り】

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    ネタバレ

    レンのことを抱きしめる場面と、櫛田さんの家に行く場面がお気に入り。切なくて胸が痛くなるけどすごく好き。

    榎田先生の別の本でこれと同じように、自分を育ててくれた人に執着されるけど、その人以外の人と親密度が増していき、その後育ててくれた人が道を踏み外したことに気づくという展開をみたことがあるんだけど、そういうの凄く好き。育ててくれた人への信頼がとても切なくて、どうしようもなくて、胸がぎゅっとする。

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    2015年04月02日
  • erotica【イラスト入り】

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    最後の書生の話がお気に入り。
    他のはちょっと早急かな、と思うものも在ったけれど、最後の話はとても良かった。これがあっただけでも、読んでよかったと思うものが在る。
    「先生」の気持ちが明かされないように、明記しないで、読み手がなんとなく察する程度がもどかしくてとても良い。

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    2015年03月30日
  • 罪の褥も濡れる夜

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    ネタバレ

    清澗寺家シリーズ4作目。
    ついにパパの登場です。
    3作目まで読んできて、そこそこ面白いなー、くらいの感じ
    だったのですが、ここにきて萌えMAX。
    何この得体の知れない魔性の生き物は!
    生来の淫乱っぷりで、どんな男女も誑し込んで身を持ち
    崩させるとか、何だかもういろいろと半端ない。
    ビッチ受はあまり好きではないのですが、パパはこれは
    もう別物。
    属性・魔性。

    読んでると、あまりに伏見が不憫に思えてくるんですが、
    実のところはパパこそが一番不憫だったかもしれない。
    読んでて切なくなりました。
    桃色シーンがかなりの割合で入るんですが、不思議と
    いやらしい感じはなく、逆になんという純愛かと。
    文箱の

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    2014年07月18日
  • 神さまには誓わない 【イラスト付き】

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    「ファラウェイ」のスピンオフ。あの時はポールだった、アシュトレトの話です。
    雑誌掲載時に読んだ時には、ユージン×珠樹同様に甘いな~と思いました。そして、アシュトレトが普通に小さな娘を育てたり、ご飯を作ってたりする姿にびっくりして、意外な一面を見た気がしました。セレブ悪魔だと思ってたんで。
    「神さまには誓わない」では、そんなアシュトレトが何気なく訪れた教会でアシュレイと親交を持つようになり、彼の幼い娘のマリーをかわいいと思うところから始まります。
    その時にはまだアシュトレトは人の心を弄んでも何の罪の意識も感じない悪魔で、愛する心も知らなかったのですが、運命の男である上総と出逢うことによって激変し

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    2014年03月07日
  • 神さまには誓わない 【イラスト付き】

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    雑誌掲載分に書き下ろし2編
    雑誌で読んだときは、アシュレイ(アシュトレト)があまりに身勝手な言動やふるまいをするので、嫌なヤツ、、と若干思い、それに振り回される上総が不憫だなと思いながら読んでた記憶があり、ファラウエイ(関連作)の方が好みだなと思ってました。でも円陣先生のイラストにも惹かれ、書籍購入しましたが、書き下ろしはすごく良かったです。涙なしでは読めませんでした。人の死にかかわる話はもともと弱いのですが、ほんと泣けました。書き下ろしの2話目はその後のその後の話なんですが、最後に漏らす一言がアシュトレトらしくてクスッと笑えて、どうなっていくのかなと想像すると楽しくなるような終わり方でよかっ

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    2014年03月05日
  • erotica【イラスト入り】

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    色とりどりな短編集。どのお話もいいエロスでした。しかし最後にこの『書生の戀』がくるのはずるいですね、じわっときました。

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    2019年10月02日
  • 夜ごと蜜は滴りて

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    没落しつつある華族・清澗寺家の次男・和貴は、長男の国貴が出奔してからも、相変わらず放埓な毎日を過ごしていた。ある日、ほとんど話したことのなかった秘書仲間の深沢と親しくなり…。(ill.円陣闇丸)

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    2013年11月16日
  • erotica【イラスト入り】

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    ▼あらすじ
    弱みを握られ、脅され、ふたりがかりで辱められ――
    支配するものがその立場を奪われ、悦楽に跪くとき…。
    『10×3』をはじめ、書き下ろし含む全6編、密室、玩具、極道など、榎田尤利がこだわりぬいた極上のエロティック短編集。

    ***

    どれも良かったのですが何と言っても最後の「書生の戀」というお話が別格です。
    手紙のやり取りをそのまま小説にした感じなのですが、本当に全てを持って行かれた感じ。
    このお話だけ、他のお話と空気も時代背景も違います。

    私は小説でも何でも感動はしても泣くまで至る事が無に等しいので今回もそのパターンかと思いきや、読み進めるうちに身体がカーッと熱くなって、それを理

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    2020年03月07日
  • たゆまぬ絆 -涼風-(情熱シリーズ8)【イラスト入り】

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    遙と佳人のシリーズ第2部の第2弾。
    できあがったカップルでありながら、カラミが自然にはいってくるところが素晴らしいなあと思いました。通常、できあがったカップルだとあんまり萌えないことがありますが、遥と佳人の場合は、簡単に甘い言葉をささやき合ったりしないので、ちょっとした言葉のやり取りから萌えちゃいますね。
    二人のきずなを再確認できたお話でした。まだまだ続きがあれば読みたくなる二人です。

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    2013年10月06日
  • たゆまぬ絆 -涼風-(情熱シリーズ8)【イラスト入り】

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    情熱シリーズ第二部2巻目。いろいろな出来事を二人で乗り越えてしっかり結ばれあっている遥と佳人の、こちらは最新書き下ろし。
    安定した関係というものは、互いのゆるぎない愛情と信頼、そして努力があるからこそなのだな、とつくづく思わされたストーリーでした。
    二人がこれからどんな人生を歩んでいくのか、見極めることができる展開です。
    それは、青春の殆どを893の囲われ者として生きることを余儀なくされていた佳人の、人生再生の第一歩でもあるんです。もちろん、愛する遥の傍らで秘書としての仕事を続けることも幸せのカタチではあるんですが、佳人が自分自身でつかみとる未来というのも、男として人として大切な意味があるはず

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    2013年08月02日
  • きみがいなけりゃ息もできない

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    原作未読なので何の先入観もなく読みましたが、さすが榎田さん原作!ルコちゃんの天然ダメっぷりが実に可愛くて東海林好き好きオーラが凄く伝わってくるし、対する東海林もルコちゃんを甘やかしていると自覚しながらもほっとけなくて仕方ない(≧∇≦)タイトルの【きみがいなけりゃ息もできない】とはまさにこの事!二人が可愛くて可愛くてもう悶え死にました\(//∇//)\
    円陣さんの絵との相性も抜群でまさに二人はルコちゃんと東海林でした!依存するって決して悪い事じゃないんだなって…二人を見てると確実にそう思う。
    漫画だけで泣きそうになってしまい更にエピソードが細かく描写されている原作を読んだらどうなることか。でも読

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    2013年06月02日
  • 艶悪(情熱シリーズ7)【イラスト入り】

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    情熱シリーズ、東原×貴史スピンオフ第2弾は二人の過去のお話です。なので、「艶恋」より以前の経緯がメイン。ここから読み始めるのもいいですが、やはりシリーズ全体を把握していないと感動が半減するかもしれません…親切にあらすじがわかるようになっていますが、あくまでもサービス説明ですね。

    最初から読んでいても、どうして東原と貴史がそういう関係になったのか具体的にはわからなかったので、今回やっと納得できました。貴史の揺れ具合が非常によかったです。オトコとしての矜持と不本意な自分の恋心のはざまで思い惑うのに、それを見せまいと精一杯の意地っ張りな態度をとってしまうんですよね。桂人とはまた違ったタイプです。

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    2016年06月20日