出水ぽすかのレビュー一覧
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私達は笑っていたい、自由になりたい。
憎しみや恐怖からも、何からも囚われたくない。
自由になりたいから、許せないけど、許す。
そんなエマの「甘ったれの綺麗事」を受け入れられた者は新世界へ渡り、受け入れられなかった者は古い秩序とともに消え去った。
新しい価値観を受け入れるには勇気と柔軟性が要る。
エマ達なら「人間の世界」でも力強く生きてゆくことができる、と信じられるラストだった。 -
ネタバレ 購入済み
期待どおり
読んでいる人、それぞれに思い描いているラストがあると思いますが、少なくとも私自身が思い描いていたラストが読めて、とても良かった。
ただ一つだけ、ママのことは本当に残念です。
必要かなとも思い、また付け足しだよなとも思う。 -
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『約束のネバーランド』
1巻が話題になり始めた頃から読み始め「これは面白いわ」と追いかけ続けて、次巻でいよいよ最終巻。
序盤の閉じられた世界のサスペンス的展開から、開かれつつも閉じられた世界に対するアクションファンタジーとジャンルを横断する。
そうした物語の展開はもちろん面白いのだけど、人間と異なる文化を持つ〈鬼〉を始めとした世界観の広がり。そしてエマを始めとした子どもたちの優しさと強さに、胸熱くしながら読み進めていきました。
そんな『約束のネバーランド』(略すると『約ネバ』)の物語や設定、文化の考察本なのですが、がっつり展開を割りつつ、そして気づかなかった細かい場面にも注釈や解説が入 -
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ついにこの時が来た
ついにこの時が来た。ここまでの準備がどれだけ大変だったか、それも、この脱獄で報われる。先に出荷されてしまったノーマンの意思をついで、死をもって農園に復讐をしようとしていた、レイの考えを上まわるアイデアで。この死のネイバーランドから逃げ出すんだ。
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シスターの真実
シスタークローネの本当の考え方も、そして、ママ イザベラの考え方もわかった。それらがわかった上で、脱走をするんだ。そう言う覚悟をした時に、新たな事情が追加された。もう、迷っている時間は無いよ、子供達よ、。W.ミネルヴァの残した手がかりを見つけて、自由への一歩を踏み出すんだ。
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Posted by ブクログ
ネタバレノーマンの出荷という絶望からの逆転劇に向かうのが
気持ちの良い展開。
エマが感情を出しがち、というか
レイとノーマンとの相対評価でもあるのだが
そこがアニメでは強調されて感じ、
向こう見ずにその場の感情で動いてしまうのが気になったが
漫画ではエマの素直さに周りが引っ張られる感じで良い。
レイがホワイトガソリンらしきものをかぶっているが
マッチを擦った時に引火しないので
中は水にすり替えているのか?と思ったら
レイとしては本気で焼身自殺するつもりだったようで。
着替えただけでは済まないと思うしそこは気になった。
耳ごと切り落とすと今後目立つ特徴にも成りうるし
作戦執行中にも集中できなくなる -
Posted by ブクログ
ネタバレ図書室にある本の暗号はちょっとわくわくする。
人間なのか鬼なのか、今生きているのかもわからないが
兎に角外に味方もしくは真実を教えてくれる人はいる。
小さな手がかりだが大きな希望だ。
脱獄だけでなく出たその後どうやって生きるか
ということにも言及されているところが良い。
ドンとギルダはもっと下手を踏むかと緊張して読んだが
予想ほど酷い自体にならなかったので安心した。
反面、下見が見つかった時のママの対処は
予想外だった。
そんな酷いことをエマにしてでも、彼女を可哀想と思う
愛情は心底からくるものという恐ろしさ、
歪なようでいて、ただの監視者ではないのでは
という描き方が引き込まれる。 -
Posted by ブクログ
ネタバレレイのキャラが際立ち始める。
閉じられた世界で暮らしているとそれが当たり前で
外の世界が想像もつかないものなだけに
未来があるのかないのかもわからない。
外にも鬼がいるのか、人はいるのか。
脱獄物の定番ファクターである、
内通者や偵察の過程が面白い。
多少気になるところも無いではないが
展開の組み立て方や絵柄で読ませる。
不条理に閉じ込められてそこから逃げ出す
という設定自体は昨今ありがちかもしれないが
子供たちは最期まで幸せに暮らしており
虐待や無意味な試練を与えられない。
(テストは受けるが)
人間の子供で描かれているから残虐だと
読者は感じるかもしれないが、
肉食用の家畜は思えばこ