出水ぽすかのレビュー一覧
-
-
Posted by ブクログ
あぁ、これは立派な冒険ファンタジーだ
(※注意 本レビューはネタバレを含みます)
前巻の5巻から、第2部「冒険篇」が始まっていたと再認識。
きっと物語のラスト近くでは、最後に悪態をついていた鬼たちが助けにやってくる胸熱展開になるのだろうなあ。
ラストの新キャラも単純な人物ではないのだろう。
ただし、新たにソリッドシチュエーションを始めるには材料が乏しい。伏線も使い切ったかな。
人間と鬼の世界は、並行世界的なオチを臭わせている。
こんな世界の成り立ちへの探究にベクトルが向くことが、ソリシチュものの終焉を意味しているよな。
とりあえず、自分は、ここで脱落。 -
購入済み
急に論理が欠け始めたような気が
物語が一段落して新ステージが始まると同時に、今まであった濃厚な心理・頭脳戦、四面楚歌の絶望というような要素が欠けてしまっているように感じました。
要するに都合のいい展開が増えてきているように思えるということです
論理的にもいくつか理解し難い部分があります。
たとえば、p145でレイがとある事を推測理解する場面で、どう考えてもその時点でレイに与えられた情報で推測は不可能だと思われる結論を導き出しています。
ここまでは非常に面白かったということもあり、ひとまずこのまま読み進めますが、これ以降更に悪化しないだろうかと不安ではありますね -
約束のネバーランド1
設定はそう目新しいものではないが、普通ならその先がメインになるところを敢えてそこまでの道のりを重点に置いて描かれているのが面白い。絵柄はちょっと癖があるし偶に不自然なデッサンもあるが読ませる作品であると思う。サスペンス及びスリラー系のジャンルとしてドキドキ作品が好きな人には特にお勧め。アットホームが好きな人は止めておきましょう。