出水ぽすかのレビュー一覧
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週刊少年ジャンプで連載している作品ですが、ジャンプのカラーに合わない繊細な絵柄。アフタヌーンとかその辺に載ってそうな感じです。そこがジャンプの連載漫画の中でも際立っていて、良い意味で目立っています。
孤児院で暮らす少年少女たちが、実は自分たちが捕食されるために育てられている「家畜」だという事に気づき、施設を脱出すべく「ママ」との心理戦を繰り広げ、そして……という内容。
この手の心理戦に重きを置いた展開で魅せる物語が定期的にジャンプで連載されますが、今の所この作品はさしあたる破綻もなく、提示される謎をたどる旅に読者を誘う事に成功しています。 -
約束のネバ―ランドでは何も知らずに学園生活を送っています、しかしこの生活はなんと子供たちは食料として育てられているのです。
しかも番号を着けられて生活してのんびりして愛情いっぱいにもらいすくすく育っていきます。
しかしある時にこの状況に違和感を感じてそこから物語が始まるのです、果たして子供たちの未来はどうなることでしょうか。 -
子供達が施設のような所で、「ママ」と呼ばれる監視員の元、幸せな日々を過ごしていました。しかし、とある事件を境に、子供達の一部が自分達が過ごしていた日々は幸せな日々ではないことに気付き、その施設からの脱走を計画します。天才とも言える子供達が如何にして「ママ」を欺き、脱走を試みるのかが見所となっている漫画です。
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じぶんは現在でありますが30歳の会社員をおこなっております。じぶんでありますが、こちらの漫画を先週に読ませていただきました。孤児院からの脱獄をテーマとしておりますが、その内容が非常に濃いと思いました。ただ脱獄をおこなうだけでありますが、その中に非常に濃厚な工夫やストーリーが組み込まれているとじぶんは感じました!
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孤児院だけど普通の家族以上に幸せに暮らすハッピーな描写からの、実は鬼の世界で子供たちは喰われていた…という話が、想像以上に衝撃的でした。登場人物も多いけれど、キャラクター一人一人が魅力的で、すんなり頭に入ってきます。新章に入り、これまで以上に困難が待ち受けている展開ですが、鬼との勝負に天才として育てられた子供たちが勝利するのか目が離せません。
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漫画の表紙のほのぼのとしたイラストや約束のネバーランドという名前からは想像しなかった過激な作品で早く次の話を読みたいと思える作品でした。最初は孤児院で暮らす子供達の楽しげなシーンで始まります。子供達がテストをしているシーンで少し違和感を感じましたが、ほのぼのファンタジー系かと思いきや、そこからのどんでん返しの展開にゾクゾクしました。設定と絵柄も良くて、衝撃的な作品で面白いです。
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絵柄がまず好みです。どこか懐かしい感じがしてPSゲームの世界観を思い出しますね。ジャンプには珍しい頭脳・謎解き系のストーリーで戦闘シーンは少ないですが、ジワジワと面白いです。また洋画のミステリーのようなちょっと暗く、救われないような雰囲気が好みです。どういうオチになるのか楽しみです。
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グレイス=フィールドという孤児院で孤児たちが、保護され英才教育を受けており、気づけば、孤児院で最年長組になっていたエマを中心とした三人の主人公達。ある日、自分達が食人鬼の食材のため施設に収容され、育て上げられていることを知り、エマは主人公格である、レイ、ノーマンに施設からの脱出を持ちかける。といったあらすじです。この漫画は、孤児達は英才教育を受けているという設定上頭が非常にきれる人物が多いため非常に頭脳線が多いです。特に、主人公達のレイ、ノーマンです。この二人は非常に様々なひらめき、戦略を考えるため、頭の悪い私では、とこどき状況や、キャラの発言の意図に対する理解がついていかないこともあります。
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タイトルと絵柄から想像していた内容とは全く違っていて、いい意味で期待を裏切られました。
元気で明るい主人公。孤児院ぐらしだがみんな仲が良くて幸せに暮らしていた・・・と思ったが実は全く違っていた。主人公たちは外の世界に向けた商品だった、なんてなかなか衝撃的です。続きがかなり気になるストーリーです。 -
展開が読めず、ハラハラするファンタジーです。主人公の少女やその周りの人々の思考や行動にいちいち感情移入してしまいます。ストーリー構成が素晴らしく、何話か前の気づかなかった伏線が繋がって展開が開けたときの感動はなかなか味わえないものです。人物、背景ともに「上手い!」と言える画力で描かれていますし、オススメです。
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最初はほんわかした幸せな雰囲気でスタートしますが、一気に恐怖の世界へと引きずり込まれます。孤児院であるグレイス=フィールドハウスでは、エマをはじめとする孤児が大勢、やさしいママやシスターたちと暮らしていました。しかし、ある出来事がきっかけで、自分達は、鬼の食料として育てられていたと孤児院の秘密に気づきます。そこからスタートするエマたちの脱出計画が見ものです。アクションというよりも、知能戦といった感じです。スリルに満ちた世界観をしっかり味わえる作品です。
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先が気になる作品です。ただの楽園脱出ものでもファンタジーでもなくて、謎が多いのに間延びしません。伏線いっぱい仕掛けてんこ盛りといった作品なので、色々推理したり考えたりしながら漫画を読みたい人にも向いていると思います。登場人物は少ないですが生き生きとしていて、思わず応援してしまう感じでした。物語的にこの先悲劇が起こりそうな感じもするので、ちょっとドキドキしています。
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週刊少年ジャンプで連載中の本作品。私はこの作品が読みたいがためにジャンプを購入しています。
絵柄はとても優しくふわふわしています。ただ、ストーリーは黒くドロドロです。そのギャップがいい。
登場人物達の謀略、策略の応酬に私の理解がついていかなくなってしまう程、よく練られた展開が多いです。いい意味で期待を裏切られます。そこがまたおもしろいと感じました。 -
ほのぼのとした孤児院。孤児院では子供たちが将来苦労しないように勉強も運動も孤児院のシスターであるママが熱心に教育している。しかしママには別の目的があった。そう、子供たちは鬼の食料として栽培されていたのである。ママの裏切りや孤児院の兄弟たちの死を乗り越え、本当の自由を求めて孤児院を脱走した少年・少女たちの物語。
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ママと呼ばれる優しいシスターの下、大勢の仲間に囲まれ、孤児院で穏やかに暮らしていた主人公。しかしある出来事を切っ掛けに、この孤児院が実は「食用の人間を飼育する農園」であることを知り、仲間全員をここから連れ出すことを計画します。過酷な世界観やストーリー展開、多々繰り返される頭脳的な駆け引きなど、これまでのジャンプ漫画のイメージとはどこか違う雰囲気を持った作品です。一つ前に進めたかと思うとすぐに新たなピンチがやってくるなど、常に緊迫感があり、つい夢中になって読んでしまいます。
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これまで少年誌では王道バトル漫画が人気でしたが、この作品はそんな今までの少年誌の歴史を覆せる魅力と面白さがあります。作画は見やすいタッチになってますが、内容はミステリー&ダークファンタジーの世界で、主人公の子供たちが、この世界の圧倒的強者であり敵である鬼たち相手に、頭脳で戦っていく姿を見ていると、自然と漫画の世界観に引き込まれ、一緒に戦っている気持ちにさせてくれます。
すこし今の日常にハリと楽しみを求める方は、絶対読んでほしい作品です! -
話の舞台は小さな孤児院。平穏なこのハウスで幸せな毎日を送る三人の主人公エマ、ノーマン、レイ。
3人はこの孤児院の真実を知り、脱獄しようと計画を立てます。
毎回話の展開にワクワクドキドキしています。脱獄方法や、主人公達の頭の良さにはビックリします。
少し恐いけれど、ジャンプの中で毎週楽しみな作品の1つです。是非読んでみてください。 -
ネタバレ
農園という狭い施設の中で育つ子供たち。そこでの生活は豊かで頭脳明晰な子供たちが多いのですが、子供たちは「鬼」と呼ばれるもの達の食料となるべく育てられている。しかし、その実態に気づいた3人の子供が中心となって農園を脱出する。鬼の世界と飛び出した子供達。逃げ切って新たな未来を切り開けるのか今後の展開が楽しみである。
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限られた施設内で暮らす天才少年、少女たち。
外の世界が何もわからない、素敵なところだと思われていた孤児院が実はとんでもない場所だと発覚。
そこから逃げ出すために奮闘したり挫折したりと、なかなか練り込まれたストーリーで、テンポよく読み進めることができる漫画です。
キャラは皆、独特の特徴をもっており、良い意味でジャンプらしくない漫画といえそうです。 -
孤児院で大好きなママと幸せに暮らしていた子供たち、そこに忍び寄る魔の手、大人たちは誰も信用できず、子供たちだけでどうその状況を切り抜けていくかという非常に魅力ある設定と展開です。子供たちはみんな聡明で頭の回転も速い、力がない分、その知能を駆使して状況を乗り越えていこうとする展開には目が離せません。