ついに「彼」が再登場する第14巻。
この上なく大きな喜びと希望につながる出会い
…のはずだったが? 何ともモヤッとした感の残る展開。
そりゃあね、あれだけの見識や知能のある子どもたちが
それぞれに経験を積み成長を遂げていけば、
いつまでも同じ方を向いているのは難しいかも知れない。
大きく立場や考え方を違えてしまいつつある仲間たちが
これからどう進んでいくのかに注目ですね。
「成長」といえばレイ…これまで一番冷徹だった
彼が見せる変化こそが今巻の見どころであり、
今後に大きな変化をもたらすもののように感じます。