羽海野チカのレビュー一覧
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ネタバレおじいちゃんの言うとおり、零くんは大人相手に
一歩も引かずここまで来たわけだから
確かにただの妻子捨男なんて敵ではないかもしれない。
結束してるつもりで出口のないルールに取り込まれ
いつの間にか父親を中心に動かされる怖さ。
だからこそ他人が加わって常識に引き戻されるのも大事だ。
将棋の一戦をこんなに面白く描けるの、笑ってしまう。
単にギャグではなく人間像の奥行きも見えてくる。
そして捨男に対して零くんが将棋に喩えて
「あなたは短期展望しかない」
「詰んでからが長くて汚い」
とはっきり言うところが良いし、
カッコウという地雷を踏まれてキレるのも
感情的にならず詰めていくのも恰好良い。
「これ -
Posted by ブクログ
ネタバレ人のことを勝手に品定めして
勝手に見繕おうとしている零くんがおかしいのに
先生の勘違い突っ走りぶりのオチが笑える。
あかりさん達を本当に薩摩に招待したのか。
気分転換になっていたらいいな。
雷堂さんの気まずさを肝練りのイメージ画像で表現していて面白い。
戦いの描写を将棋としてきっちり描きつつ
知識のない人にも画面で伝えてくれる。
奥さんも優しい人だな。
自分より雷堂さんを幸せにしてくれる人なら
身を引くが、そうではないから別れないという愛の深さ。
滑川さんは実際にいたら怖すぎるけれど
キャラクターとしては愛らしい。
陽のイメージの強いビアガーデンなのに
一緒に行くとどんな雰囲気になるのか気 -
Posted by ブクログ
ネタバレ「何をしたのか解らせる」のは大事だが、
本人が「理解するまい」と決めているのを
手をかけて手厚く構ってやるのは可笑しい
という意見も尤もだと思う。
その人のせいでHRが増え授業が減り
宿題が増え、なのに加害者とその親が被害者面で
学校に文句を言うのが凄い。
あかりさん、かき揚げをナチュラルに差し入れて
しかも汗びっしょりでやってくるのが色っぽくて
先生が固まってしまうのも分かる。
ひなちゃんが楽しそうな零くんを見て
高校への漠然とした不安が消え、
しかも具体的な目標も見つけられたのが嬉しくなった。
おじいちゃんもひなちゃんを子供扱いして
「子供はそんな事考えなくてもいい」とは思わない
と -
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ネタバレ零くんが幸田家に挨拶に行く話は印象的。
けじめで挨拶に来ただけでもう来るつもりもなく、
タロウと会えるのも最後だと零くんは思っているのだろう。
後ろめたいままではなくて、まぁもういいか
と思えるようになったなら、やり直した甲斐はある。
3分先は光、
いっこいっこやるしかないと人から貰ったものを大事に
前を向けるようになったのがとても良い。
脇役の棋士の読み切りはどれも本当に素敵で
短くてもぐっと引き込まれる。
深海で得体の知らない生き物を見る、静かで怖く
深い描き方にぞくっとした。
生ぬるい雨の匂いという表現も好き。
父親を家にあげなければ良いのにと思ってしまうが。
零ちゃんが早めに着 -
Posted by ブクログ
3月のライオンは全巻軒並み素晴らしいですが、この15巻はまあ本当に傑作でした。何かに必死になって頑張ってる人には絶っ対に刺さる1冊だと思います。
15巻の始まりのエピソードは、前巻に引き続いて文化祭のフィナーレイベントが描かれますが、これがもう超激甘テイストで、零とひなのこれまでを見てきた読者には軽傷で済んだとしてもキュン死でしょう。
そして獅子王戦。田中七段の弟子で、初登場の野火止あづさ六段が零の対戦相手として描かれますが、これまた多分に漏れず魅力的なキャラクターで、羽海野先生の懐の深さを改めて感じました。
見た目はいかにも真面目な陰キャで、唇を噛み締めながら延々と脳内対話を繰り広げる、 -