羽海野チカのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ1話読むごとにフーッとため息をついたり(ろくに息継ぎもせず読んでるから…)、涙を拭ったり。
待った甲斐のある最高の新刊でした。
待ちに待った18巻はいよいよ零くんの師、島田さんとの対決。
前半、対決までの零くんの日々を描いたパートでは、心温まり涙が出た。零くん、ここまでよく頑張って辿り着いたね…。大切なものをたくさん手に入れたね。零くんの成長と零くんを見守る人々の優しさが染みる。
そしていよいよ島田さんとの対決。島田さんは島田さんで、これまでたくさんのものを抱えてここまできたのだ。その静かな凄み、重み。零くんも島田さんも両方応援したい。
勝敗はご自身の目で確かめてほしい。激しい師弟対決の先に -
匿名
ネタバレ 購入済み対局の後の零くんとひなちゃんのシーンを読みながら思った。
零くんは、得難いものを手に入れたなって。
零--- 自分が持っていることを知る前に何もかも失ってしまった男の子。取り戻すことは叶わないけれど。
ひなちゃんは、宝物のような女の子だと思う。
零くんが羨ましい。
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ここから話は変わって、島田さんの話。
先生じゃないけど、島田さんのファンなんで。
終わりが近づいているらしい今、どうか島田さんには幸せになってほしい。けど、島田さんの幸せがいまいちわからない。
男だらけのおでん大会、なんの地獄?とか言ってますが、はたからみてると幸せなシーンに見える。
なんで男ばっかりとか、泣きたいとか -
Posted by ブクログ
心がとてもささくれ立ってにっちもさっちもいかないなか、『3月のライオン』18巻発売の通知が届いた。気付いたら本屋に向かっていて、新刊を並べている店員さんに会釈をして手に取った。
この本はとてもあたたかくて、隣にいる人の優しさをひしひしと感じる。でも強烈な孤独も抱えている。
棋士として戦う道を選んで、手放してきたものがある。迷いながらも進むなかで、心ない言葉に傷付くこともある。それでも、前に向かって走り続けるその姿の勇ましさに圧倒される。登場人物の志に、己を信じて突き進む姿に、そして人とのやりとりのなかで生まれる明るい笑顔に、今日も励まされている。これまでだって、何度励まされたことだろうか。
あ -
購入済み
今読んでいる中で、などではなく、本当に今まで読んできた中で一番好きな漫画です。人の描き方がとても温かく、また物語も面白く、一部の隙もなく完成された、すごい作品です。将棋のことはわからなくても私のように面白く読めるので、そこは心配いらないです。
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Posted by ブクログ
ネタバレ零ちゃんもなんだかんだでクラスメートに馴染んできたみたいで微笑ましい。
ひなちゃんもつぐみちゃんだけじゃなく友達がいて嬉しい。
素敵なシチュエーションできちんと告白も出来たし。
確かに物語の流れ的に、零ちゃんとあかりさんなのかと
読んでいる側も思うことがあった。
ひなちゃんがそう思うのも無理はないし、
保護した猫のような気持ちで大事に思っていた零くんを
男の人として見るというのは難しくて
もっともっと大事な存在だっただろう。
ふたりの気持ちをちゃんと伝え合うことが出来てほっとした。
あづさ1号も面白い。
零くんの『敵』がいろんな人がいる描写が良いし
電車や水での戦況の表現が秀逸。
真っ黒い部 -
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ネタバレ羽海野先生の描く動物はみんな可愛い。
マニーちゃんも可愛いし、ドラフト会議が開かれて
貰えず悔しくても嫉妬に繋がる訳でもなく
ちょっとずつ町全体が明るくなるこの町の人たちも素敵。
誰かの事を特別に思うと天国と地獄が
いっぺんにやってくるって面白い言い方だな。
幸せを誰かにねだれない彼女たちというのも
切ない表現。
確かにゴールがどこかすら分かりはしないのだ。
釣具屋さんに2人で寄るシーンも好き。
丁寧なお店の描写が良い。
零くんの思惑なんかばればれな大人ぶりも
人が良いふたりだからこそつい仲良くなっちゃうのも
好きなところだ。
島田さんの鳥の例え話も良かった。
才能には種類があるから、本人 -
Posted by ブクログ
ネタバレハチクロでも、
恋敵になる人たちはどの人も個性的で魅力的で
最後にはぐちゃんが選んだ人はちょっと意外なような
でもしっくりきた。
ライオンでも、林田先生も島田さんもどちらも素敵で
どちらもあかりさんに似合うと思ってしまう。
いつかあかりさんもこの二人のどちらか、
それともまた他の人を選ぶ時が描かれるのだろうか。
先生は同い年の島田さんを尊敬していて身近にも感じていて
そんな人がライバルになるなんて思っても見なかっただろう。
ちょっと気の毒だが、確かに自分が預かり知らないところで物語が始まってしまうよりはマシだ。
あかりさんのことは先生も助けたのに、
腕に痣が残っているのを見てしまうと何故か
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Posted by ブクログ
ネタバレおじいちゃんの言うとおり、零くんは大人相手に
一歩も引かずここまで来たわけだから
確かにただの妻子捨男なんて敵ではないかもしれない。
結束してるつもりで出口のないルールに取り込まれ
いつの間にか父親を中心に動かされる怖さ。
だからこそ他人が加わって常識に引き戻されるのも大事だ。
将棋の一戦をこんなに面白く描けるの、笑ってしまう。
単にギャグではなく人間像の奥行きも見えてくる。
そして捨男に対して零くんが将棋に喩えて
「あなたは短期展望しかない」
「詰んでからが長くて汚い」
とはっきり言うところが良いし、
カッコウという地雷を踏まれてキレるのも
感情的にならず詰めていくのも恰好良い。
「これ -
Posted by ブクログ
ネタバレ人のことを勝手に品定めして
勝手に見繕おうとしている零くんがおかしいのに
先生の勘違い突っ走りぶりのオチが笑える。
あかりさん達を本当に薩摩に招待したのか。
気分転換になっていたらいいな。
雷堂さんの気まずさを肝練りのイメージ画像で表現していて面白い。
戦いの描写を将棋としてきっちり描きつつ
知識のない人にも画面で伝えてくれる。
奥さんも優しい人だな。
自分より雷堂さんを幸せにしてくれる人なら
身を引くが、そうではないから別れないという愛の深さ。
滑川さんは実際にいたら怖すぎるけれど
キャラクターとしては愛らしい。
陽のイメージの強いビアガーデンなのに
一緒に行くとどんな雰囲気になるのか気