熊谷玲美のレビュー一覧
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生活の考え方を根本的に変えた本。人によって千差万別であることは前提に、腸内細菌がまるで土壌のように多様性豊かであること、そのために加工されていない様々な食品を食べたり、間欠的な食習慣が有効であることは、カラダに対する見方をとても変えてくれた。Posted by ブクログ
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エクストリームスポーツという馴染み薄い(しかしインパクト抜群)を題材に、人間の身体と精神の能力を飛躍させるFLOWという概念について、豊富な事例と科学とウィットをもとに、紹介してくれる名著。
科学的説明や、エクストリームスポーツにおける歴史の紹介によって、FLOWがもつ怪しい側面の意味がだんたんと明...続きを読むPosted by ブクログ -
物事はもっとシンプルだったのかもしれない。好奇心の赴くままに、やりたいことができていれば、ゲーム感覚で核融合炉だって作れてしまう。しかし、そのレシピを理解する知能、あるいはそのレシピと出会うかどうか、これはやはり遺伝子、環境、運によるのだろう。誰もがそうなれる訳ではない。
本書は、科学の魅力に取り...続きを読むPosted by ブクログ -
この本を読むと、考古学者の一番の苦労は資金繰りなんじゃないかと思わせられる。いかに研究助成金を申請するか。アピールポイントとして発掘するのに的確な場所を見つけなくてはならない。そのために、人工衛星からの情報がいかに役に立つか。埋もれている遺跡を見つけることはできないだろうと思っていたけれど、過去は現...続きを読むPosted by ブクログ
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ダイエットのために読みました。
マイクロバイオーム(腸内細菌)を軸に様々な栄養素や食品が身体に及ぼす影響をまとめてあります。
多数の人間で実験されたことを根拠に書かれていることが多いので、信憑性はありそうです。
腸内細菌は食べ物の消化吸収を助けてくれるだけでなく、体全体に影響を及ぼしている。そしてそ...続きを読むPosted by ブクログ -
航空写真、人工衛星からの写真で、遺跡の痕跡を見つけることを宇宙考古学と言っている。その第一人者の著者が、考古学について、実際の発掘を通じて、著者の専門であるエジプトの小王国中浮き彫りにしていく。
衛星写真の高解像度化、権利の解放、低価格化により多くの遺跡候補地が探索できるようになった。これにより過去...続きを読むPosted by ブクログ -
例えば、糖質ゼロダイエット。
例えば、キャベツダイエットやリンゴダイエットなど、特定の食材だけ食べるとか、あるいは食べないというダイエット。
世の中には何百、何千といった数のダイエット法が蔓延している。
この『ダイエットの科学』、乱立するダイエット法や“健康そう”で“素晴らしい”健康食品に警鐘を鳴ら...続きを読むPosted by ブクログ -
テイラーの核融合の話であり、教育書でもある。
表題に書いたとおりです。核融合の話が出てくるのは本のかなり後半の方であり、前半の大部分は放射能や放射性物質の話、テイラーの幼少期や両親の話となります。
テイラーのような天才(ギフテッド)についての考察も非常に多く、テイラーの両親がテイラーの才能をどう...続きを読むPosted by ブクログ -
食事についての現状における決定版。様々な食材や食べ方の効能を実際に調べられている範囲でまとめている。実際にきちんと調べられていることはあまり多くなく、巷で言われていることの多くが宣伝。
基本的に人は個々人で食事に対する反応は異なる。遺伝子や腸内細菌によるもので、一卵性双生児間でも太り方などは異なる...続きを読むPosted by ブクログ -
アメリカの建国から第一次世界大戦そして第二次世界大戦の経緯をオリバーストーン氏
によって詳細に語られた良書です。Posted by ブクログ -
本著はアメリカ現代史を権力に対して批判的な観点で描いたもの。詰まり歴史を教科書的には触れられていない側面から考察しているところに面白さがある。
特にアメリカという国は自由を標榜する啓蒙主義的な側面と産業資本・金融資本を背景とした実利主義的な側面の両面があり、それを意識しないと国家の在り方を正しく理解...続きを読むPosted by ブクログ -
「誰が儲かったのか?」「誰が得したのか?」
というのが物差しになっています。
イデオロギー、正義、悪、ではありません。
こういう近現代史の本、読みたかったですね。
読み物としても、とっても英語的なちょっとした皮肉を交えながら、実に滑らかによどみなく進みますし、ドラマチックに描かれていて、飽きさせま...続きを読むPosted by ブクログ -
とてもよかった。
数学に詳しくないけど興味があったら最善の一冊になると思う。
僕はその一人です。Posted by ブクログ -
トルーマンからアイゼンハワー、ケネディ、ジョンソン、ニクソンまでの大統領によるアメリカの歴史が核の問題を中心に語られる。どのように冷戦が始まったか、ソ連との関係、軍産複合体の陰、アメリカの中南米、ベトナムへの介入などアメリカの帝国主義的、負の側面が暴かれる。ケネディとフルシチョフによるキューバ危機は...続きを読むPosted by ブクログ
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第一次大戦から第二次大戦原爆投下までの歴史。アメリカのリベラルな立場から語られている。内容はかなり重く、考えさせられる。アメリカは第一次世界大戦の時には化学兵器であるマスタードガスを大量に製造していたが使うチャンスがなかった。しかし、原爆はそれを開発し使用した。マスタードガスの話は知らなかったが、原...続きを読むPosted by ブクログ
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2巻目。第二次世界大戦後、米ソ冷戦、朝鮮戦争、赤狩り、ベトナム戦争、カンボジア内戦、チリのクーデター、沖縄返還、ウォーターゲートまでの裏話。米国は、あらゆる戦争で核兵器を使いたがっていたのと、民主的な政権でも米国企業に害のある政権は排除するのにCIAが大活躍したのと、とにかく危ない賭けをしてでも自国...続きを読むPosted by ブクログ
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ニューディール政策の本質は何なのか、アメリカ国民にとってどういう意味があったのか?
第二次世界大戦中にナチスドイツに対抗した本当の貢献者は誰だったのか?
トルーマン大統領が選ばれる過程でいかなる陰謀があったのか?
原爆開発者はどのような立場であったのか?
原爆投下は如何に決断されたのか?
その後の冷...続きを読むPosted by ブクログ -
各章の冒頭部分にある枕の話がうざったいが、他はとてもわかり易い。黒体放射や宇宙背景放射など、個人的には他書であいまいにしか理解できなかったことも明快に書かれている。天文学は遠くの星を見ているのでなく、昔の光を見ているのだというのがよく分かる。
恒星には太陽のように種族Iと呼ばれる比較的若く、金属(...続きを読むPosted by ブクログ -
「プロバイオティクス」とは、人の体内に自然に存在する微生物と同じ、または類似の生きた微生物(例:細菌)
マイクロバイオーム(微生物叢)とは、生態系における生きた微生物の集合のこと。
2歳になるまでに4クールまたは5クールの抗生物質の投与を受けた子供は、肥満リスク10%高く、抗生物質の使用率が...続きを読むPosted by ブクログ