中野翠のレビュー一覧

  • 泥酔懺悔

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    ニヤニヤしながら読んでしまった
    私の好きな作家さんと私の飲み方が似ていて嬉しかった
    下戸の人の感覚も知れて楽しい本

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    2018年02月12日
  • 泥酔懺悔

    購入済み

    素直に読めます

    女性のみなさんの「酒」に関するエッセイ集。
    大酒飲みあり、そうでない方あり。
    みなそれぞれいろいろな思い出があることに気づかされます

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    2017年07月31日
  • いちまき―ある家老の娘の物語―

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    ネタバレ

    これは小説ではありません。
    著者・中野翠が父親の遺品整理をしていて見つけた曾祖母の手記。
    そこに記された維新前後の一族の人生。

    関宿藩の江戸家老の家に生まれた曾祖母。
    生まれた場所は桜田門外。
    佐幕派だった父親は幼い主君を連れて身を隠し、戊辰戦争後は静岡で教育者として生きる。

    歴史に翻弄され、住まいも名前すら転々と変えながら生きた高祖父(曾祖母の父)。
    その人生は歴史小説を読むように面白い。
    そして歴史小説並みに有名人が顔を出すのである。

    「いちまき」というのは血族の一団という意味なんだそうだけど、血族の親族もまた血族だと言わんばかりに繋がっていく縁。
    まあ昔は子だくさんでもありましたか

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    2017年02月01日
  • ぐうたら上等

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    今年も買って読んだ。そうか、もう20年以上もこの人の時評を読み続けているんだなあ。今年から俳句を始められたようでいくつか中野さんの掲載されてます。

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    2016年12月31日
  • この素晴らしき世界!?

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    この人が褒めるんなら見てみようというオピニオンリーダー的人って少なくなったなと思う。中野さんは年齢的には近いので共感するところは多いが女性ならでは、東京人ならではのところがあってぴったりハマるわけではない。それでもまだらに共感し、感心し、勉強になる。
    ジェームス・コバーンがいいなんてのは、歳が近いからでしょう。そういうばもう亡くなってますね。タイトル「この素晴らしき世界」がいいというのも同じ気持だ。
    奥田英朗がいいと言われると、まだあまり読んでないけど、やっぱいいんだと思いますね。
    「ダウントン・アビー 華麗なる英国貴族の館」が好きで、登場人物が「メロドラマにするな!」と言ったりするのはワタシ

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    2016年07月21日
  • この素晴らしき世界!?

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    中野翠さんのサンデー毎日の連載ほぼ1年分の書籍化。週刊誌の連載ですし、鮮度のいいうちに、その1年を振り返るようなかたちで読めてよかった。
    本や映画やドラマ、CMや芸人、硬軟どちらも時事ニュース、などを話題にしている。完全に趣味が合うってわけでもないが、でもいい感じに「気になるものリスト」を更新してもらえた。
    今ごろはSMAP騒動にも触れているだろうか…。読みたい。

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    2016年01月24日
  • 晴れた日に永遠が…

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    ネタバレ

    この本を読んだあとは、読みたい本や観たい映画が俄然増える。
    著者が読んだ本や観た映画ををすでに読んでたり観たりしていているとセンスが似てるわ!と嬉しい。
    今回はそれが特に多かった。

    東出昌広やフィリップ・シーモア・ホフマン、羽生結弦に触れてある箇所も、やはりと膝を打ったよ。

    今年も楽しめた一冊でした。

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    2015年02月08日
  • 千円贅沢

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    つい細々買い物してしまう…
    1000円で嬉しくなる、買い物欲満たす、オシャレっぽいアイテムの買い物コラム。
    著者が誰かにあげるのを前提に買ったものもしばしば…
    気遣いが素敵だなと思ったが、やっぱり買いたい言い訳かなぁ(笑)

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    2011年09月26日
  • 千円贅沢

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    べっこうと琥珀のアクセサリー
    シルバーのブックマーク
    高級チョコレート

    文章だけでこんだけほしいなーって思わせるってすごい

    こういうふうに愛をもって物を大切に想う文章を書く人が
    私は好きだ 雑貨や料理は格別に好き
    その目線 その暮らしにひどく痛く憧れるてしまう

    そうそうそうって何回もおもった本

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    2011年01月20日
  • 千円贅沢

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    香山リカさんが本で紹介していたので読んでみた。
    ちょっとウィットがきいて、皮肉あり、好き嫌いがはっきりしていて、すがすがしい。
    男がいなくても、こういういろいろな小さいと思われるような幸せを、かみしめたいと思った。

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    2010年05月12日
  • 千円贅沢

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    中野翠著『千円贅沢』(講談社)を読みました。

     「自分を潤わせる小っちゃなムダづかい」。さぁ、みなさんは何を買いますか?




     ふだんからチョロチョロと、意味のない細かい買い物を楽しむ著者の、生活を潤す戦利品にまつわるエッセイです。
     それがどれも¥1,000くらいの、かわいらしいものばかり。
    読んでいてとても楽しくなってきます。










     それなのに書いていること、買うものが若い、若い。驚きました。

     ところどころに「年だから…」という描写があって、最初は不機嫌になったのですが、このお年なら「そらぁ失礼しました」です(^^ゞ。私もこんなふうに元気に明るく楽しく年を

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    2009年10月07日
  • 何が何だか

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    限界猛暑やコロナ影響下での生活が
    感じられる
    映画の紹介文の渋いこと
    こんなに観ているなんて
    すごい行動力 バイタリティを感じる
    特に高齢者が主役の作品
    いいな~
    出るのが億劫だったけど
    負けられない
    ちょっとエネルギーを頂きました

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    2024年04月09日
  • あのころ、早稲田で

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    学生運動。聞いたことはあるし、テレビなどでどんなものだったのか見たことはあるけれど、実際にその当時大学生だった方のエッセイを読めるとは!
    学生運動が行われていた時ってすごく過激なイメージがあるけど、このエッセイからはあまりそういった感じは伝わってきませんでした。
    学生運動に参加していた人が書いていたらすごく過激なものになっていたのかな。
    1960年代前半のことがプロローグで少し触れられているのだけど、今の日本からは想像できないほど、過激な時代だったんだなとも思うし、国民が政治に対して興味・関心もあったんだなということがわかります。暗殺とかストライキとか怖すぎる。

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    2024年02月12日
  • 何が何だか

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    「ウテナさん電報です」からずっと中野翠さんのファンです。
    中野さんの時事批評も好きですが、私は映画評が特に好き。アマプラで何見ようと思ったら、中野さんのオススメベスト10からまず探します。

    ただ、お年のせいか全体的に少しパワーダウンされてるのが残念です。
    私の年末のお楽しみのためにも、少しでも長くコラムを続けていただけたらと思っております。

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    2024年01月17日
  • コラムニストになりたかった(新潮文庫)

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    60年代前半以前生まれの方はハマるところ、多々あり。そうでないと、出てくる固有名詞がほとんどわからない恐れあり

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    2023年12月03日
  • ほいきた、トシヨリ生活

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    中野翠のエッセイ集『ほいきた、トシヨリ生活』を読みました。
    中野翠の作品は、先週読んだ『コラムニストになりたかった』以来ですね。

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    「おひとりさま」の大先輩。あこがれのジジ・ババ道!
    オシャレで粋な「おひとりさま」の先駆者、中野翠さんは、70代でひとり暮らし歴40年以上! 
    「サンデー毎日」の連載コラムも「週刊文春」の映画評も30年以上のご長寿連載を誇る、日本を代表する名コラム二ストです。ひとり暮らしもいつも楽しそう。
    「トシヨリ」なんて言葉が似合わない中野さんいわく、「気づいたらいつの間にか私もトシヨリになっていた」。
    そんな中野さんならではの、老後を愉しく過ごすヒントが満載の

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    2023年12月02日
  • コラムニストになりたかった(新潮文庫)

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    中野翠のエッセイ集『コラムニストになりたかった』を読みました。
    ここのところミステリ作品が続いているので、少し軽めの読み物を選択しました。

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    就職に失敗した早稲田卒の女の子が名コラムニストに! 
    流行と文化と思い出のクロニクル。

    私がほんとうにやりたいことって、なんだろう! 
    早稲田大学を卒業するも就職に失敗。
    父の勤める読売新聞社でのアルバイトを経て、主婦の友社でコピーライターに。
    退職してヨーロッパを放浪し、ついに気持ちは定まった。フリーランスで、雑誌業界で働きたい――。
    雑誌『アンアン』に衝撃を受け、仏映画『どん底』にシビレた女の子がコラムニストになるまでを綴る、流行と文

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    2023年11月24日
  • ほいきた、トシヨリ生活

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    タイトルと表紙が面白くて、買っちゃいました。



    一人暮らし歴40年以上の著者が、

    楽しい年寄り生活へご案内。。。

    ということで、



    元気で、おしゃれな先輩さんたちを紹介していたり、

    おすすめの老人映画とか、

    バアサン・ファッションについてとか、

    いろいろ書いてあって、ほのぼのと読めました。



    とりあえず生きているのだから、

    ありがたく生きていきましょう。。。ってね。



    そうよね~(^^)

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    2023年09月10日
  • 泥酔懺悔

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    藤野かおりさんの章が好きだった。三浦しおんさんの章は何かほっこりした。
    大道珠貴という作家は知らなかったが、とても気持ち悪い文章を書く人だなと思った。

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    2023年07月29日
  • 泥酔懺悔

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    女性作家やエッセイストが綴る、お酒にまつわるアンソロジーエッセイ。

    泥酔懺悔、という名に恥じず、お酒での失敗を赤裸々に語る人もいれば、全く逆で下戸だという人や別にそこまでお酒が好きではないという人まで様々。
    お酒との付き合い方にもそれぞれスタイルがあり面白いです。

    個人的におもしろいなと思ったのは、西加奈子さんの書く『名女優』の中の一説。「酔い方は、初めて泥酔したときに決まる」という話。
    私は割とお酒に強いので泥酔したことはないのですが、小さい頃にウイスキーボンボンやちょっとお高めなラムレーズンアイスを少しだけもらって食べた時の、気分が高揚して楽しくなって、贅沢なあの感じを今も覚えています

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    2023年06月05日