あらすじ
中野式上等少女趣味ワールドへご案内 !――自分を潤わせる小っちゃなムダづかい。お祭りのおこづかいみたいに1000円握りしめて好きなものを買う……楽しいゾ!
コート・ド・フランスの板チョコ/鳥カゴ型鉢カバー/べっこうの耳かき/備長炭セット/ガラスの箸置き/アジアの雑貨/イギリスの靴磨きセット/銀ラメまつ毛/タトゥー・シール/ジェムストーンの標本/愛犬グッズ/歌舞伎トランプ/国技館のおみやげ……etc
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
2001年発行の本なので、出てくる商品が現在も発売されているかは分かりませんが、どれも女性には惹かれるものばかりだと思う。100均での買い物の楽しさと似ているけれど、そこに「贅沢」が加わる。それも1000円でとなるとかなり嬉しい。
Posted by ブクログ
つい細々買い物してしまう…
1000円で嬉しくなる、買い物欲満たす、オシャレっぽいアイテムの買い物コラム。
著者が誰かにあげるのを前提に買ったものもしばしば…
気遣いが素敵だなと思ったが、やっぱり買いたい言い訳かなぁ(笑)
Posted by ブクログ
べっこうと琥珀のアクセサリー
シルバーのブックマーク
高級チョコレート
文章だけでこんだけほしいなーって思わせるってすごい
こういうふうに愛をもって物を大切に想う文章を書く人が
私は好きだ 雑貨や料理は格別に好き
その目線 その暮らしにひどく痛く憧れるてしまう
そうそうそうって何回もおもった本
Posted by ブクログ
香山リカさんが本で紹介していたので読んでみた。
ちょっとウィットがきいて、皮肉あり、好き嫌いがはっきりしていて、すがすがしい。
男がいなくても、こういういろいろな小さいと思われるような幸せを、かみしめたいと思った。
Posted by ブクログ
中野翠著『千円贅沢』(講談社)を読みました。
「自分を潤わせる小っちゃなムダづかい」。さぁ、みなさんは何を買いますか?
ふだんからチョロチョロと、意味のない細かい買い物を楽しむ著者の、生活を潤す戦利品にまつわるエッセイです。
それがどれも¥1,000くらいの、かわいらしいものばかり。
読んでいてとても楽しくなってきます。
それなのに書いていること、買うものが若い、若い。驚きました。
ところどころに「年だから…」という描写があって、最初は不機嫌になったのですが、このお年なら「そらぁ失礼しました」です(^^ゞ。私もこんなふうに元気に明るく楽しく年を取りたいです。手芸など手作りに凝るお買い物もあって、私も真似したくなりました(現在、ミシン挫折中)。
買い物に人柄が出るといいますが、こんなかわいらしいお買い物をするわけですから、きっと中野さんは素敵な方なのでしょう。買い物のセンス、学びたいです。