中野翠のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ今年も内容充実、堪能しました。
著者が薦める映画や本は無条件で観たくなり、読みたくなる。
おこがましいけど感性は似ている気がする。
私もアニメ、3Dはちょっと苦手。
(トム・ハーディ、シアーシャ・ローナン(女優)はチェックだわ。)
落語はまだ未知の世界だけど…。
こむづかしい書類の手続き関係も苦手なのもわかる、わかる
という感じ。
意外だったのは若い頃(20代)懇意にしてた会社の先輩とのつながり(今や90代、施設に訪ねていったり)を大切にしているんだな、心がほっこりするエピソードがあったりして、いろいろ私にとっては滋養になる一冊。 -
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今回はお勧め映画がいっぱい紹介されていて嬉しい。
あと今住んでる隣のタワマンにお引越しされたとか。
やむなくらしいけど、便利になった分いろいろ使い勝手が悪くなったとこもあって、そのうち慣れるかしらとあったけど、わかるわぁ。
いろんな機能がありすぎて前のほうがシンプルで良かったって思う(電子機器関係)のと同じか。
そして毎日新聞の”中畑流万能川柳”’の愛読者。ほんと皆さんお上手、クスリと笑えて的を得てる。
「寒風や肛門さらし柴はゆく」可愛すぎる!
著者がオランダ在住の親友と送り合ってる俳句も締め切りぎりぎりに7,8句作るとあるけど味があって秀作ばかりと感心してしまう。
・ビル街のはざまゆるりと秋 -
Posted by ブクログ
一年に一度のお楽しみ。
例年より薄く(本の厚みが)薄くなったような気がするのは気のせい?
コロナ禍の日記も3年目、経理を担当している妹さんとたまに銀座でランチ、友だちの千葉の別荘暮らしにオランダに住む親友との俳句発表会、その日々の暮らしの著者が気になるニュース(今回はプーチン、ゼレンスキー、山上容疑者etc c )や映画、本などの感想が綴られていていつまでも読んでいられる。
そして無類の犬好き。
確かにあのウクライナの爆発物探知犬の”パトロン”は可愛買った!
そうそう銀座に”白いバラ”というキャバレーあったなぁ。
大きな看板?覚えてるわ。
昭和の銀座、遠くになりにけりだね。
また来年の今頃を楽 -
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総勢11名の情勢が、酒にまつわる、まあ総じてどうしようもない、どうかしている経験とその反省と言うか自らを省みて飲酒の鋼材と何故に人は記憶を失うまで泥酔しなければならないのかをシリアスに語るエッセイ集。非常に秀逸。
なかでも山崎オナコーラさんの「ひとりでお酒を飲む理由」には身につまされてなるほどなるほどと、自分にとってのお酒の立ち位置、のみならず人との関わり方、一人でいることの楽しみ、みたいなものを的確に表現されていて膝を打つ思い。
しかしまあ、みんな記憶をなくすんだね。ちょっと心配していたけれど、まあ、酒飲みなら普通だわな、うんうん。
三浦しをんさん、角田光代さん、平松洋子さんといった大 -
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ネタバレ相変わらず読んでいて楽しい。
映画が観たくなる。
著者が面白かったという映画や本は無条件で観たくなる、読みたくなる。
著者が一押しの若手女優シアーシャ・ローナンの映画もチェックだわ。
おふざけで笑わせようとした少年に”私、そういうので笑わないの”って言った場面、(テレビで)私も見てたわ。
さすが徹子さん、かっこいいと思った。著者も見て爆笑したとのこと。
あと、チコちゃんねやっぱり好きなんだ。キョエちゃんもね。
脇田和氏も(洋画家)も初めて知った。
絵本も出てるみたいなので読んでみよう。
また来年の今時分くらいまでを楽しみにしていよっと。 -
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NHKの番組「ファミリーヒストリー」が始まった時、私は芸能界とか芸能人に全く興味がないせいもあって、「赤の他人のご先祖様の、それも偉業を成し遂げたわけでも何でもない一般人の話なんて、いったい誰が聞きたがるんだ?」と冷ややかに思ったのをよく覚えていますが・・・これが、なんと、驚いたことに、毎回けっこうおもしろい。TVザッピング中に目に入ると、その日のゲスト本人に特に興味がなくても、ご家族のたどってきた物語に引き込まれてついつい最後まで見てしまうのですよねえ。不思議です。
これまで見た限りでは「全くつまらなかった」と思ったことは一度もなかった。どのファミリーヒストリーも、それなりに考えさせられるも -
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ネタバレ12人の女性作家などの酒に関するエッセイです。「泥酔懺悔」、2016.9発行(文庫)。面白かったです。①三浦しをんさん、30代から泥酔すると記憶を失う。朝起きると下半身裸で便器を抱いた形で寝ていたと。飲酒の習慣に並ぶのは読書ぐらいとか。②角田光代さん、飲み始めたら途中でやめられない。とことん飲んで記憶がなくなる。覚えていない泥酔時間、角田さんはどうなっているのか?w。③大道珠貴さん、女のひとのグラスについた口紅を指二本で拭うしぐさ、あれ。あの指をあとどこへなすりつけるんだろう、すごうく、気になる。
12人の女性作家の酒にまつわるエッセイ集。「泥酔懺悔」、2012.11刊行、2016.9文庫 -
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ネタバレあー、一年に一回のお楽しみ、読み終えてしまったぁ。
(毎年同じこと言ってる)
各月に載ってる著者が作った俳句もいい。
そのうち、俳句集も出してほしいわ。
ぐうたらしているのが好きと言いつつ、相撲観戦や美術館、博物館の類にはよく出かけているようで(もち映画観も)
さすが。
とりわけ印象に残ったのは、村上春樹がオウムの林泰男の裁判での裁判長への感想。
木村烈裁判官の言葉に(ネットで全文読む)春樹氏の
”判決文も要を得て、静謐な人の情に溢れたものだった”に納得。
そして著者のお気に入りの女優、シアーシャ・ローナンの出ている映画、チェックだわ。