中野翠のレビュー一覧

  • 泥酔懺悔

    Posted by ブクログ

    小学校から大学まで同じだった友人に勧められて読んだ。
    語彙力なくて上手く感想言えないけど、個人的に中島たい子さんのが好きだった。
    もともとほぼ飲めなかったから下戸の気持ちもわかるし、世間的なお酒の立ち位置とか共感だったし、記憶なくす友達と重ね合わせて見てしまった。
    勧めてくれた友人はいつも私に新しい感性や向上心を与えてくれる。またおすすめを聞きたい。

    0
    2025年11月14日
  • あのころ、早稲田で

    Posted by ブクログ

    1946年生まれのベビーブーマー。浦和女子から早稲田の政経へ。書いてあるのは、部活の「社研」と学生運動、そして友人たちのこと。70歳を過ぎて、懐かしみながら記した青春グラフィティ。
    いまから思えば、お嬢さん育ちで、なんにも困らない生活。それにミーハー。時代や流行に乗り、学生運動もして、時代を満喫したという印象。もちろん最後は学生運動で挫折や虚無感も味わっているが、それも時代の流れに乗っている。
    文庫版のボーナストラックは、社研の部室で一緒だった呉智英との対談。楽しそうに、50年前の昔語りをしている。

    0
    2025年08月16日
  • いつか見た青空は

    Posted by ブクログ

    毎年の年末に中野翠さんのこの一連の本を拝読して振り返るのが習慣となっています。
    今年も楽しく読ませていただきました。
    サンデー毎日の連載枠が縮小するようで、来年からは薄くなるのかなぁ
    ともあれ、まだまだ期待しています。

    0
    2023年01月22日
  • まさかの日々

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    一年に一度のお楽しみ。
    読み終わっちゃったよ。
    まさにコロナ禍のまさかの日々。
    著者も家でこもってることが多く、顔が引力で長くなったとか…。
    懇意にしていたツボちゃんこと坪内祐三氏の急逝。
    著作がたくさん出ているみたいなので早速読んでみよう。
    「ウエスト・サイドストーリー」にかぶれて、級友と階段のとこで”マリーア、マリーア””トニー、トニー”と思い入れたっぷりに叫びあったというエピソードに著者のおちゃめな部分が垣間見れて笑ったわ。

    0
    2022年01月28日
  • いいかげん、馬鹿

    Posted by ブクログ

    読むのが毎年の恒例の楽しみ。時がたつのが早すぎるので、去年はどんな1年だったっけと思い出して、よくかみしめるために読む。
    2020年はやはりコロナの話題が多い。2021 年2月の今と比べたら、昨年の夏ごろはのどかだったなあ。こんなに深刻に長びくとは。。。

    しかし引きこもり生活でも中野さんは映画やTVドキュメンタリーなどと接して心イキイキと暮らしていて見習いたい。
    今年も引きこもりでも、心の窓は大きく開けて、風通しよく、イキイキと生きたい。
    また年末に2021 年版がでたら読みたい。

    0
    2021年02月03日
  • 千円贅沢

    Posted by ブクログ

    2001年発行の本なので、出てくる商品が現在も発売されているかは分かりませんが、どれも女性には惹かれるものばかりだと思う。100均での買い物の楽しさと似ているけれど、そこに「贅沢」が加わる。それも1000円でとなるとかなり嬉しい。

    0
    2020年07月29日
  • ぐうたら上等

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    今年も内容充実、堪能しました。
    著者が薦める映画や本は無条件で観たくなり、読みたくなる。
    おこがましいけど感性は似ている気がする。
    私もアニメ、3Dはちょっと苦手。
    (トム・ハーディ、シアーシャ・ローナン(女優)はチェックだわ。)
    落語はまだ未知の世界だけど…。
    こむづかしい書類の手続き関係も苦手なのもわかる、わかる
    という感じ。
    意外だったのは若い頃(20代)懇意にしてた会社の先輩とのつながり(今や90代、施設に訪ねていったり)を大切にしているんだな、心がほっこりするエピソードがあったりして、いろいろ私にとっては滋養になる一冊。

    0
    2017年01月31日
  • この素晴らしき世界!?

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    年に一度のお楽しみ~。
    読み終わるのがもったいないと思いながら、さくさく読み終わる。
    ダウントン・アビーにはまったり、プロフェッショナルのあの時計修理の回を見てたりと同じ番組をみてると思うと嬉しい。
    でも、やはり少年Aが書いた本は読まなかったんだ。
    そして胆石ではじめて入院、手術をしたとのこと。
    この日常を綴ったエッセイを毎年読みたいので、どうかお元気でいてくださいと思わずにいられない。(中野翠風)

    0
    2016年01月18日
  • 何が何だか

    Posted by ブクログ

    今回はお勧め映画がいっぱい紹介されていて嬉しい。
    あと今住んでる隣のタワマンにお引越しされたとか。
    やむなくらしいけど、便利になった分いろいろ使い勝手が悪くなったとこもあって、そのうち慣れるかしらとあったけど、わかるわぁ。
    いろんな機能がありすぎて前のほうがシンプルで良かったって思う(電子機器関係)のと同じか。
    そして毎日新聞の”中畑流万能川柳”’の愛読者。ほんと皆さんお上手、クスリと笑えて的を得てる。
    「寒風や肛門さらし柴はゆく」可愛すぎる!
    著者がオランダ在住の親友と送り合ってる俳句も締め切りぎりぎりに7,8句作るとあるけど味があって秀作ばかりと感心してしまう。
    ・ビル街のはざまゆるりと秋

    0
    2024年04月09日
  • 何が何だか

    Posted by ブクログ

    年末のお楽しみで買い続けています。
    今年のは半分弱が映画のコラムになっていて、ちょっと残念。
    連載の頁数が減った影響ですね。
    来年も中野さんのちょっぴり毒のある、正直なコラムを読むのを楽しみにしています。

    0
    2023年12月12日
  • いつか見た青空は

    Posted by ブクログ

    他の方も書いていらっしゃったように、一年に一度のお楽しみです。著者の視点が好きでこれからも読み続けたいと思います。

    0
    2023年05月28日
  • いつか見た青空は

    Posted by ブクログ

    一年に一度のお楽しみ。
    例年より薄く(本の厚みが)薄くなったような気がするのは気のせい?
    コロナ禍の日記も3年目、経理を担当している妹さんとたまに銀座でランチ、友だちの千葉の別荘暮らしにオランダに住む親友との俳句発表会、その日々の暮らしの著者が気になるニュース(今回はプーチン、ゼレンスキー、山上容疑者etc c )や映画、本などの感想が綴られていていつまでも読んでいられる。
    そして無類の犬好き。
    確かにあのウクライナの爆発物探知犬の”パトロン”は可愛買った!
    そうそう銀座に”白いバラ”というキャバレーあったなぁ。
    大きな看板?覚えてるわ。
    昭和の銀座、遠くになりにけりだね。
    また来年の今頃を楽

    0
    2023年03月12日
  • この世は落語

    Posted by ブクログ

    作者が日常のふとした場面で彷彿した落語について紹介されているが、自分自身も確かにと感じることがあり、感想の共有をしあっているように感じた。

    0
    2021年02月19日
  • いいかげん、馬鹿

    Posted by ブクログ

    サバサバ女子風の文章は面白いです
    落合さんや井上荒野さん、と続けて読みましたが、中野さんが一番若者っぽいというか、確かに老いが身にしみない気がします
    元気で映画評を書き続けて欲しいです

    0
    2021年02月13日
  • 泥酔懺悔

    Posted by ブクログ

    総勢11名の情勢が、酒にまつわる、まあ総じてどうしようもない、どうかしている経験とその反省と言うか自らを省みて飲酒の鋼材と何故に人は記憶を失うまで泥酔しなければならないのかをシリアスに語るエッセイ集。非常に秀逸。

    なかでも山崎オナコーラさんの「ひとりでお酒を飲む理由」には身につまされてなるほどなるほどと、自分にとってのお酒の立ち位置、のみならず人との関わり方、一人でいることの楽しみ、みたいなものを的確に表現されていて膝を打つ思い。

    しかしまあ、みんな記憶をなくすんだね。ちょっと心配していたけれど、まあ、酒飲みなら普通だわな、うんうん。

    三浦しをんさん、角田光代さん、平松洋子さんといった大

    0
    2020年08月15日
  • 泥酔懺悔

    Posted by ブクログ

    泥酔の失態を開き直るんじゃねぇ、と下戸の私は常々。んでも、人の泥酔を楽しむってのは面白い視点かもしんない。そんな余裕があればなぁ。
    総じて若い年代の著者のほうが面白かったかな。

    0
    2020年05月01日
  • だから、何。

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    相変わらず読んでいて楽しい。
    映画が観たくなる。
    著者が面白かったという映画や本は無条件で観たくなる、読みたくなる。
    著者が一押しの若手女優シアーシャ・ローナンの映画もチェックだわ。
    おふざけで笑わせようとした少年に”私、そういうので笑わないの”って言った場面、(テレビで)私も見てたわ。
    さすが徹子さん、かっこいいと思った。著者も見て爆笑したとのこと。
    あと、チコちゃんねやっぱり好きなんだ。キョエちゃんもね。
    脇田和氏も(洋画家)も初めて知った。
    絵本も出てるみたいなので読んでみよう。
    また来年の今時分くらいまでを楽しみにしていよっと。

    0
    2020年02月07日
  • いちまき―ある家老の娘の物語―

    Posted by ブクログ

    NHKの番組「ファミリーヒストリー」が始まった時、私は芸能界とか芸能人に全く興味がないせいもあって、「赤の他人のご先祖様の、それも偉業を成し遂げたわけでも何でもない一般人の話なんて、いったい誰が聞きたがるんだ?」と冷ややかに思ったのをよく覚えていますが・・・これが、なんと、驚いたことに、毎回けっこうおもしろい。TVザッピング中に目に入ると、その日のゲスト本人に特に興味がなくても、ご家族のたどってきた物語に引き込まれてついつい最後まで見てしまうのですよねえ。不思議です。
    これまで見た限りでは「全くつまらなかった」と思ったことは一度もなかった。どのファミリーヒストリーも、それなりに考えさせられるも

    0
    2019年07月16日
  • 泥酔懺悔

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     12人の女性作家などの酒に関するエッセイです。「泥酔懺悔」、2016.9発行(文庫)。面白かったです。①三浦しをんさん、30代から泥酔すると記憶を失う。朝起きると下半身裸で便器を抱いた形で寝ていたと。飲酒の習慣に並ぶのは読書ぐらいとか。②角田光代さん、飲み始めたら途中でやめられない。とことん飲んで記憶がなくなる。覚えていない泥酔時間、角田さんはどうなっているのか?w。③大道珠貴さん、女のひとのグラスについた口紅を指二本で拭うしぐさ、あれ。あの指をあとどこへなすりつけるんだろう、すごうく、気になる。
     12人の女性作家の酒にまつわるエッセイ集。「泥酔懺悔」、2012.11刊行、2016.9文庫

    0
    2023年08月10日
  • ズレてる、私!? 平成最終通信

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    あー、一年に一回のお楽しみ、読み終えてしまったぁ。
    (毎年同じこと言ってる)
    各月に載ってる著者が作った俳句もいい。
    そのうち、俳句集も出してほしいわ。
    ぐうたらしているのが好きと言いつつ、相撲観戦や美術館、博物館の類にはよく出かけているようで(もち映画観も)
    さすが。
    とりわけ印象に残ったのは、村上春樹がオウムの林泰男の裁判での裁判長への感想。
    木村烈裁判官の言葉に(ネットで全文読む)春樹氏の
    ”判決文も要を得て、静謐な人の情に溢れたものだった”に納得。
    そして著者のお気に入りの女優、シアーシャ・ローナンの出ている映画、チェックだわ。

    0
    2019年02月09日