東城和実のレビュー一覧
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すっごくおもしろい。
鏡に捕らえられてしまった高耶(景虎)を救出に来た直江。
直江が、重い。思いが重い。非常に粘着質で執念深い。あと、ネガティブ。
ああああああああもおおおおおおおめんどくさいな、いいからお前らさっさと二人で話し合えよと思った。
炎の蜃気楼にいまいち萌えないと思って読んできたが、ここにきて萌えのツボが分かった。
直江に感情移入すればいいんだ!
直江を、主君への愛をこじらせた痛い奴(変態)と思って読むと、萌えない(←今までこれだった)。
直江を、主君への報われない愛で苦しむ薄幸の美青年と思って読むと、萌える(←イマこれ)。 -
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魔境に捕らわれピンチかと思われた高耶が、鏡を介していろいろ画策し始めた(笑) 夜叉衆に指示を出したり過去の裏切り者を脅迫して従わせたりするんだけど、なんか…「これが『女王・景虎』なんだろうな」っていうか、相手によって態度違いすぎて。高耶が本当に可愛く、懐かしくすら感じた巻だったわ…。
晴家に対しては毅然とした態度で指示を与え、直江にはしおらしい姿をみせ、裏切り者・遠山に対しては最大限の冷酷さで過去の傷をえぐり従わせる。いままでは片鱗しか見えなかった高耶の中の景虎が、高耶という肉体を封じられた事により景虎としての意識が目覚めた印象。
冷静で計算高く緻密、だからかな…直江に2人の行く末を委ねても、直江が絶対「景虎を殺せない」という確信の上で、狭間で揺れ動き苦悩する直江の姿をみて喜んでいるようにしか思えなかった(笑) これはリアルタイムで読んでいた時にも感じたから、私の景虎に対する見方の問題かと思ったけど、どうなんでしょう( ̄^ ̄)
しかし氏康パパ、やっぱりカッコイイな!ダイナミック過ぎる(笑) 北条一族の登場で、景虎はたくさん苦労しただろうけどいろんな人にちゃんと愛されていたんだなぁ…と感じられて、少し幸せを感じたよね。養子に出さねばならなかったパパや氏照兄の決断や苦悩は、読んでいてやっぱり切ない。
その償いのような選択肢を直江に委ねちゃうのはいかがなものかと思うけど(笑) この展開で後編待機はツラかったですよ…(`;ω;´) -
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5冊目にして、だいぶ高耶が高校生でなくなってきた『ご当地戦国武将シリーズ(著者命名)』←もう学園サイキックアクションとは呼べない。今回は古都・奈良、武将は松永久秀と佐々成政が登場。成政好き~ヽ(●´ε`●)ノ
かなり千秋が活躍した巻でした。そして直江の独白で、過去の景虎・美奈子を襲った悲劇の全貌が明らかに…。これは同じことをされたら100人が100人「許さない」と言う気がしますよ直江さん(涙) 読んだ当時は衝撃地的だったなぁ~。直江、本気で鬼かと思った。
高耶が直江に馴染んでくる程に直江の苦しみが募ってきて、この巻では名言「私をこばまないで」がお目見え。あぁ~、段々タガが外れてきてる…(/´△`\) ダメだな、内容云々より2人の関係性の変化の感想になってきてる(泣) 直江のダメっぷりが徐々に明るみに出るにつれ、この先を知っているからこそ、高耶の貞操が心配でならないわ。
まぁなんたかんだ揉めつつ(酷い省略ぶり)、剣の護法童子が登場したり(初!)、千秋の面倒見の良さが発揮されたり、高耶が新たな能力を使ったりと、少しずつ夜叉衆が(一見)復活している空気が嬉しい。やっぱり主人公にはかっこよく居て欲しいしね♪
次は5.5巻『最愛のあなたへ』かぁ~。タイトルからしてやらかしてる雰囲気バリバリだな、直江(苦笑) -
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仙台編、前編。この巻では何も解決しないし直江は拉致られたままで終わるし、速攻4巻読んでる(笑)
大好きな伊達政宗が出てきてウキウキ♪小十郎とのやりとりが微笑ましい( *´艸`) 友達と青葉城の入場料の可愛すぎる会話と主従関係について、熱く語ったなぁ。ダンディードラゴンも大好きだった(笑)
しかし内容は殺伐としてる。政宗と高耶、二人の母への想いや苦しさ。高校生の頃に読んだのとはまた違う感想かもしれないけど、この歳になってみて『幾つになっても母と子』という事実に考えさせられる。それに加えて『政宗は弟を手にかけた』という過去にも囚われて思い悩む。
一方、小さい頃に母が家を出て再婚した地が仙台という高耶。ガキくさい態度で再会した母をなじり自己嫌悪に陥る高耶を慰める直江…が今回いないっ(泣) 政宗と小十郎を見て直江思い出す高耶さん萌えーヽ(●´ε`●)ノ
そして30年前の直江の悪行が明らかに。詳しくは昭和編を読むとして、結構サラッと書いてあってビックリしたわ!
まだ先は長いけど、速く読み進みたくて仕方ない。 -
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この巻で、動ける上杉夜叉衆が揃い踏み…以外と早かったわ。細かい部分すっかり忘れてるー(泣)
でも読みながら、やっぱり懐かしさ大爆発!そういや晴家、こんな登場だったなぁ( *´艸`) バイク乗ってたね…自分も乗るようになってから、まさか読み返すとは思わなかったよ(笑) 長秀もひねくれてるけど、ドSだけどイイヤツ!なんか同窓会みたいに賑やかで、晴家のキャラで一気に華やいだ印象だけど…一人悶々とする黒服の生臭坊主が( ・3・) でも、まだまだ健全で学園モノで、譲が側に居て高耶が少年らしくてホッとできる。
まぁその譲が、なんだかスゴい存在みたいだというのが垣間見える巻でもある。2巻で森蘭丸をぶっこんで来て、桑原さん飛ばすな~と思って読んでいたけど、加助たちの百姓一揆とか史実を丁寧に盛り込んでもくれる。なのに読みやすいし、流石の面白さで後半は一気読みでした!
高耶の頑なさの根源や美弥ちゃんも出てきて、野良猫っぷりをは発揮! 直江に甘えたいのにそんな自分を赦せないとか…。まだ17歳なんだから、大人を頼って良いんだよ~(ノ_<。) いやその男の本性は獣なんだけどね~(笑)
読みながら、その先を知ってるだけに妙な焦燥感と、でも束の間の優しい時間を惜しむような気持ちと。早く先を読みたいのに、その先が恐い…なのに読んじゃう私はきっとドM…(涙) -
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遅まきながら舞台化を知り、昔途中で読むのを止めてしまったのを懐かしく思い調べてみたら…現在進行形でまだ新章が続いている上、本編は40巻で完結していたのね。
あの、読むのが息苦しくツラくて仕方なかった壮大な物語を書ききった桑原先生は素晴らしい…。あの頃は好きな作品がいくつも暗礁に乗り上げていた時代で、(勝手に)蜃気楼もいつか立ち止まってしまうのでは…?と変に不安に駆られていた。自分も歳をとり、いまならちゃんと向き合えるかな?と思い、舞台のDVDを予約した勢いで読み返し始めた。
随分先は長い気がするが、今度こそ直江と高耶の行く末を見届けたい。
そんな緊張した気持ちで読み始めたら、高校生トリオ(高耶・譲・紗織)のやりとりに癒されてしまった(*´ノ∀`*) いや、怨霊に憑依されたり骸骨武者に襲われたり、松本市内が破壊されまくったりと、しょっぱなから『サイキック・アクション』全開で物騒なんだけど(笑) 高耶のヤンキー節がなんか若くて可愛らしいとか…自分も歳をとったもんだ。怪しすぎる登場の直江が歳下になってるんだもんなぁ…(しみじみ)
1巻から有名どころの武田信玄をぶっこんで来るあたり、桑原先生の意気込みを感じた作品。これが文庫デビューだったのね(驚) しかしこの時点ではご本人も、まさかあんな展開になるとは思ってないような口ぶり(笑)
ゴールが見えてる分気持ちは逸るけど、今度こそ途中で放り出さないよう、ツラくても丁寧に再読していきたい。 -
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ネタバレ自分が上杉景虎の換生者だと知らされた、高耶。しかし、まだ完全に信じたわけでも、受け入れたわけでもなかった。しかし、自分が「武田信玄」の怨霊だといわれるものの暴動を鎮めたのは現実で……。
二つの生の間で揺れる高耶は、再び平穏な日々を送っていた。
ところが、景虎の復活を知り、織田信長軍が動き出した。現代を、怨霊が争う《闇戦国》に変えようと、まだ復活できない信長に変わり、まずは森蘭丸が動き出した。
まだ、《力》が目覚めきっていない高耶を狙って次々と巧妙な罠が仕掛けられるが、高耶自身も、また直江もその罠の存在には気が付いていなかった。
一方、高耶が学校に遅れて到着したその日、昨日までいなかったはずの「千秋修平」と名のる男が、高耶の“親友”だといって紛れ込んでいた。
正体不明のその男の正体は……?
前作で、ある日突然、自分は違う人間だと言われ、いざこざに巻き込まれはじめた高耶。
今回も、受け入れられないままに、森蘭丸の引き起こしたいざこざに高耶は巻き込まれていくのですが……
直江の煮え切らない態度が酷いです(苦笑)
どうやら、高耶と直江の生まれ変わりの繰り返しの途中の人生に、取り返しのつかない様な出来事があったようで。
高耶自身は、景虎としての記憶が無いので忘れてしまっているようですが、直江自身はどうやらしっかり憶えている様子。そのことが、直江を強い態度に出られなくしている……。すっごくもどかしい思いをさせられます。
その過去ってなんなの!? と、直江の首根っこ掴んでがたがたと揺さぶりたい様な気持ちになりますが……。
これがこの物語の核になるものだと思うので、もう少し、種明かしがされるのを我慢しないといけなさそうです。
この作者さんお得意の、煮え切らない男とその男に思われてるちょっと無神経(鈍い?)男、という構図は健在の様です。
この煮え切らない男の、へたれっぷりはとんでもないので、かなり忍耐強くしてから読むことをお勧めします。
慣れると、この煮え切らないっぷりがクセになると思うんですが…。
私は、すっかり虜になりました。