東城和実のレビュー一覧

  • 炎の蜃気楼7 覇者の魔鏡(中編)

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    すっごくおもしろい。
    鏡に捕らえられてしまった高耶(景虎)を救出に来た直江。

    直江が、重い。思いが重い。非常に粘着質で執念深い。あと、ネガティブ。

    ああああああああもおおおおおおおめんどくさいな、いいからお前らさっさと二人で話し合えよと思った。

    炎の蜃気楼にいまいち萌えないと思って読んできたが、ここにきて萌えのツボが分かった。

    直江に感情移入すればいいんだ!

    直江を、主君への愛をこじらせた痛い奴(変態)と思って読むと、萌えない(←今までこれだった)。

    直江を、主君への報われない愛で苦しむ薄幸の美青年と思って読むと、萌える(←イマこれ)。

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    2018年12月09日
  • 炎の蜃気楼9 みなぎわの反逆者

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    炎の蜃気楼9。

    表紙の高耶がかっこいい。

    「普通にBL」だっていうからかなり期待していたのだが、薄い本に慣れた身には肩透かしだった。え、本番ないの?っていう・・・・。

    高耶がかなりいやな受になってきた(誘い受?っていうのかな)。

    直江はどんどん変態の攻。

    あんまり萌えないカップルである。

    橘義明はまだたったの27歳なの?秘書には萌えたが、若すぎる・・・・。37歳くらいかと思っていた。

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    2018年12月09日
  • 炎の蜃気楼6 覇者の魔鏡(前編)

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    炎の蜃気楼6

    やばい。ここにきておもしろくなってきた。

    高耶、直江との関係に悩む。

    一方直江、後ろ向きに開き直って、自死を考える話。

    どーなっちゃうの、これ!?

    もちろん高耶は無事に救出されるんだよね。

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    2018年12月09日
  • 炎の蜃気楼12 わだつみの楊貴妃(後編)

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    ネタバレ

    第一部完結。
    この次の巻までは少なくとも当時きちんと読んだはずなのだが
    全くと言って良いほど記憶に残っていない。
    「悪夢のクリスマスイブ」とされるが、印象にないのはここ数冊で
    この作品にというよりまぁ直江に対して、嫌気がさして飽きてきていたからだと思う。

    発狂してしまう景虎。萩城が炎に包まれる最中、氏康だけが唯一の良心のような。
    父親として景虎を大事にしてくれる愛情が、他の登場人物では見られないところなので
    少し安心出来る。

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    2015年03月20日
  • 炎の蜃気楼11 わだつみの楊貴妃(中編)

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    ネタバレ

    吉川元春の描写が結構好き。
    広島や山口には行ったことがなく、昨今長州藩のことを多少勉強しているところなので
    宮島などもいつか行ってみたいなと思う。

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    2015年03月20日
  • 炎の蜃気楼7 覇者の魔鏡(中編)

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    魔境に捕らわれピンチかと思われた高耶が、鏡を介していろいろ画策し始めた(笑) 夜叉衆に指示を出したり過去の裏切り者を脅迫して従わせたりするんだけど、なんか…「これが『女王・景虎』なんだろうな」っていうか、相手によって態度違いすぎて。高耶が本当に可愛く、懐かしくすら感じた巻だったわ…。

    晴家に対しては毅然とした態度で指示を与え、直江にはしおらしい姿をみせ、裏切り者・遠山に対しては最大限の冷酷さで過去の傷をえぐり従わせる。いままでは片鱗しか見えなかった高耶の中の景虎が、高耶という肉体を封じられた事により景虎としての意識が目覚めた印象。
    冷静で計算高く緻密、だからかな…直江に2人の行く末を委ねても

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    2015年01月03日
  • 炎の蜃気楼5 まほろばの龍神

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    5冊目にして、だいぶ高耶が高校生でなくなってきた『ご当地戦国武将シリーズ(著者命名)』←もう学園サイキックアクションとは呼べない。今回は古都・奈良、武将は松永久秀と佐々成政が登場。成政好き~ヽ(●´ε`●)ノ

    かなり千秋が活躍した巻でした。そして直江の独白で、過去の景虎・美奈子を襲った悲劇の全貌が明らかに…。これは同じことをされたら100人が100人「許さない」と言う気がしますよ直江さん(涙) 読んだ当時は衝撃地的だったなぁ~。直江、本気で鬼かと思った。
    高耶が直江に馴染んでくる程に直江の苦しみが募ってきて、この巻では名言「私をこばまないで」がお目見え。あぁ~、段々タガが外れてきてる…(/´

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    2014年11月24日
  • 炎の蜃気楼3 硝子の子守歌

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    仙台編、前編。この巻では何も解決しないし直江は拉致られたままで終わるし、速攻4巻読んでる(笑)
    大好きな伊達政宗が出てきてウキウキ♪小十郎とのやりとりが微笑ましい( *´艸`) 友達と青葉城の入場料の可愛すぎる会話と主従関係について、熱く語ったなぁ。ダンディードラゴンも大好きだった(笑)

    しかし内容は殺伐としてる。政宗と高耶、二人の母への想いや苦しさ。高校生の頃に読んだのとはまた違う感想かもしれないけど、この歳になってみて『幾つになっても母と子』という事実に考えさせられる。それに加えて『政宗は弟を手にかけた』という過去にも囚われて思い悩む。
    一方、小さい頃に母が家を出て再婚した地が仙台という

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    2014年11月07日
  • 炎の蜃気楼2 緋の残影

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    この巻で、動ける上杉夜叉衆が揃い踏み…以外と早かったわ。細かい部分すっかり忘れてるー(泣)
    でも読みながら、やっぱり懐かしさ大爆発!そういや晴家、こんな登場だったなぁ( *´艸`) バイク乗ってたね…自分も乗るようになってから、まさか読み返すとは思わなかったよ(笑) 長秀もひねくれてるけど、ドSだけどイイヤツ!なんか同窓会みたいに賑やかで、晴家のキャラで一気に華やいだ印象だけど…一人悶々とする黒服の生臭坊主が( ・3・) でも、まだまだ健全で学園モノで、譲が側に居て高耶が少年らしくてホッとできる。
    まぁその譲が、なんだかスゴい存在みたいだというのが垣間見える巻でもある。2巻で森蘭丸をぶっこんで

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    2014年11月01日
  • 炎の蜃気楼

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    遅まきながら舞台化を知り、昔途中で読むのを止めてしまったのを懐かしく思い調べてみたら…現在進行形でまだ新章が続いている上、本編は40巻で完結していたのね。
    あの、読むのが息苦しくツラくて仕方なかった壮大な物語を書ききった桑原先生は素晴らしい…。あの頃は好きな作品がいくつも暗礁に乗り上げていた時代で、(勝手に)蜃気楼もいつか立ち止まってしまうのでは…?と変に不安に駆られていた。自分も歳をとり、いまならちゃんと向き合えるかな?と思い、舞台のDVDを予約した勢いで読み返し始めた。
    随分先は長い気がするが、今度こそ直江と高耶の行く末を見届けたい。

    そんな緊張した気持ちで読み始めたら、高校生トリオ(高

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    2014年10月13日
  • 完璧な涙2

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    よくこの作品を漫画にしたなあと思います。
    探していたものは実はなんだったのだろうか。
    そんなことを思いました。
    東城さんの少年・少女は相変わらず魅力的ですね。

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    2012年04月04日
  • 炎の蜃気楼

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    ネタバレ

     ようやく手に入れました。
     出だしも出だしです。全然、謎がいっぱいで終わってます(苦笑)

     これから、長い、長い旅が始まる(爆)
     これ、ちょっとずつ揃えるつもりはあるんですが……全部読みきるのは、いつになるのやら……。
     楽しみにしてます。

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    2011年10月15日
  • 炎の蜃気楼2 緋の残影

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    ネタバレ

     自分が上杉景虎の換生者だと知らされた、高耶。しかし、まだ完全に信じたわけでも、受け入れたわけでもなかった。しかし、自分が「武田信玄」の怨霊だといわれるものの暴動を鎮めたのは現実で……。
     二つの生の間で揺れる高耶は、再び平穏な日々を送っていた。

     ところが、景虎の復活を知り、織田信長軍が動き出した。現代を、怨霊が争う《闇戦国》に変えようと、まだ復活できない信長に変わり、まずは森蘭丸が動き出した。
     まだ、《力》が目覚めきっていない高耶を狙って次々と巧妙な罠が仕掛けられるが、高耶自身も、また直江もその罠の存在には気が付いていなかった。

     一方、高耶が学校に遅れて到着したその日、昨日までいな

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    2018年01月31日
  • 炎の蜃気楼10 わだつみの楊貴妃(前編)

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    ネタバレ

    高耶さんがとうとうダブり確定した今巻。発行当時は学生だったので(しかも義務教育)留年という文字に戦慄したなあ~。なんだか高耶さんの将来を本気で心配していた。
    直江さんも精神的過労?で力が使えなくなり、なんだか終焉に向かって爆走しているようで読んでいて心苦しいです。

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    2011年08月31日
  • 炎の蜃気楼8 覇者の魔鏡(後編)

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    ネタバレ

    後編終了~
    景虎様の力もほぼ戻り、譲の正体のネタバレ?もあった今巻。
    景虎様とお兄様の対決が辛いです…氏照兄…。
    終章の高耶さんの独白や直江さに対する感情はすごくわかるな~。高耶さんがいままで生きてきて無条件の愛情をくれたり頼れる人っていなかったんだろうな~と、とっても切ない。

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    2011年08月31日
  • 炎の蜃気楼7 覇者の魔鏡(中編)

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    ネタバレ

    高耶さんというか景虎様が超暗躍してる中編。
    直江さんが色んな葛藤でわけわかめになってます。なんでこんなややこしい感情を抱いているのか、2人の過去に何があったのか、別の意味で恐怖にかられる巻です。
    てか実兄の前で超セクハラ発言してるし。殴られて当然だ!
    眠ってる高耶さん儚すぎてお姫様のようですが、後編で起きて活躍してくれるかな~

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    2011年08月31日
  • 炎の蜃気楼6 覇者の魔鏡(前編)

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    ネタバレ

    前編終了~
    なんだか高耶さんが可哀そうすぎる。
    ちょっと直江さんに心開いてもいいかな~甘えちゃってもいいかな~と思ってたところで、逆ギレされ、意味のわからん暴言を吐かれ、おいたもされちゃったのが前巻(『最愛のあなたへ』)
    今巻はそれをどうにか理解しよう~と高耶さんが頑張るけど、やっぱり訳がわからん!ムキーってなってる話です。直江さんが悪いよねえ。高校生に大の大人がナニしてんだ!
    とりあえず北条一族の方が徐々に登場し始め兄弟モノ好きーにはたまりません。氏照兄好きだったなー!
    囚われになった高耶さんも楽しみ!中編にいくぞー

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    2011年08月28日
  • 炎の蜃気楼 ─断章─ 最愛のあなたへ

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    ネタバレ

    『まほろば~』と『覇者の〜』を続けて読んだら、いきなり2人が険悪になってるのでびっくり。
    あとがきにも「これは本編です」っていってるぐらいなので、巻号で5.5くらいうっててほしかったです。

    『最愛のあなたへ』
    直江さんがどんどん変態になってる…
    前巻まではまあまあ隠してた本性が徐々にほころびでているというか。ミラージュって多分、直江さんの葛藤がなかったら、ふつうのサイキックアクションモノで終わってた気がします。この話からなんだかお話の色が変わったような…だから断章なのか??
    これから2人の愛憎どろどろが深まっていくかとおもうと怖いような~

    『凍てついた翼』
    なんだか時代を感じるヤンキーもの

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    2011年08月28日
  • 炎の蜃気楼3 硝子の子守歌

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    ネタバレ

    宗さま登場の巻!
    傍には当然のように小十郎がいますが、当時はまったく気にしなかったなー
    「Ya-ha!!」とかいわないしね
    今回は高耶さんのお母さんもちょびっとでて、過去のしがらみというか、なぜあんなヒネた少年になってしまったかが明かされます
    そして直江さんが過去に行った仕打ちも…
    直江さんはともかく高耶さんにきゅんきゅんしてた昔を思い出しました~

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    2011年08月31日
  • 炎の蜃気楼12 わだつみの楊貴妃(後編)

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    これはまさかの急展開。
    どうも響いてこないけど第一部だけは読んで…と思っていたけど俄然興味がわいてきた。
    作者が「化けた」という印象。
    銀の竜の背に乗ってみたり天狗がでたり虎が吼えたり、妖怪大戦争みたいだなと思ったことは内緒。

    しかしこれ、リアルタイムに読んでいた熱心な少女の読者への衝撃は計り知れないな。
    作者本人が「悪夢のクリスマスイブ」というだけのことはありますね。

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    2009年10月04日