飯田哲也のレビュー一覧

  • 原発社会からの離脱 自然エネルギーと共同体自治に向けて

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    悪い心の習慣を私たちは排除できるか。
    それができなければ、私たちの社会は安定化せずに、滅びていくだろう。

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    2020年04月03日
  • 今こそ、エネルギーシフト 原発と自然エネルギーと私達の暮らし

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    本書を読んでやはり原発をなくしていかなくてはいけないんだなということがわかった。イデオロギー抜きの合理的な知の積み重ねをしていかなくてはいけない。

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    2015年07月12日
  • 原発社会からの離脱 自然エネルギーと共同体自治に向けて

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    非常におもしろかった。我々が知らない画期的な自然エネルギーについての話がたくさんあってとても勉強になる。飯田さんの豊富な知識もさることながら宮台氏の鋭い考察も読んでいて唸らされる。なぜもっと早く読んでおかなかったんだろう?

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    2015年07月09日
  • IT時代の震災と核被害

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    次世代を担う人たちの答え。
    震災当時、震災以前の反省と現状認識、そして将来への課題など素晴らし良い内容がつまってる。

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    2012年11月26日
  • IT時代の震災と核被害

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    ルポから思想まで豪華布陣だが、宮台さんの激憤しながらの筆致が鮮やか。『「ファストフードからスローフードへ」と同じく「原子力から自然エネルギーへ」も日本的に勘違いされるでしょう。〈食の共同体自治〉の問題が、食材選択の問題に短絡したように、〈エネルギーの共同体自治〉の問題が、電源選択の問題に短絡するでしょう。(略)原発災害からの学びがその程度で終わってしまうのですか。』pp.384-385. まさにそこなのだ。設計の悪い世論調査と内閣支持率に翻弄されて愚昧な二択に落とし込んではいけない。そこで一般意志2.0の登場なんだろうな。東さんと宮台さんと津田さんは全く方法論が違うけど、震災をきっかけに議論が

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    2012年01月23日
  • 原発社会からの離脱 自然エネルギーと共同体自治に向けて

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    原発の話以前に、日本社会のなんたるやが書かれた本だと思います。
    私自身がそうだけれど、日本は先進国だとか、日本の教育はすごいとか、日本人ほど他国に信頼される国民はいないとか、そういうおおよそ平和ボケした神話をまんまと刷り込まれて、ある程度洗脳されつつどこかに違和感や恥ずかしさを感じながら生きてきたように思います。
    日本は変わりたい。日本を変えていきたい。飯田さんが最後に書いていますが、日より見でも野次馬でもなく、どろどろになって行動したい。行動に移す方法を探っていきます。

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    2011年10月31日
  • 原発社会からの離脱 自然エネルギーと共同体自治に向けて

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    市場をうまく導入することで、社会の流れも変わってくる可能性があるという話は、なるほどと思った。
    制約を加えた上で、市場に任せることで変化は自然に起きる。エコだからお金の話が絡んじゃだめってことはないんだろうな。どうしても、一般の人間より、我慢して、無理してやっているってイメージがある。

    自然エネルギーについては、真剣に考えてみようと思う。北海道に住んで、家の作りで(断熱性能で)暖房のあり方も、コストも全然違うことがよくわかったしなぁ。
    もっと当事者の意識が必要なんだろう。いろんなものが拡大して、多くの人が分け前をもらえた時代は終わっちゃってるんだから。

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    2011年10月28日
  • 原発社会からの離脱 自然エネルギーと共同体自治に向けて

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    日本の政治家で、環境問題について歴史をおさえ、一定の知識人なら当然知っているべき知の体系(環境ディスコース)にもとづいて語れる人はほぼゼロ。

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    2011年09月12日
  • 原発社会からの離脱 自然エネルギーと共同体自治に向けて

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    ネタバレ

    飯田哲也さんという半端なく頭の良い人の今までされて来られたこと、さらにはおいたち、さらに宮台真司さんという社会学者の一般人にも面白く分かり易い話で綴られた対談本。
    勉強してなかった私なんかは、何かおかしいぞとまでは思うけど、それが何かがわからないでいた。今まで何だか疑問が残ったまま時が流れていたことの、答え合わせ本。自治体、個人個人がもっと勉強し責任感をもつこと。
    三月の震災以降、始めて明るい未来が見えてきた。
    東電をゾンビのように生かすのは、やはり変なんだ。東電や国の払うべき代償を国民に押し付けるなんてことはあってはいけない。
    誰でも電気を作って都市ではそれを共有する。スエーデンの様に何発電

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    2011年08月12日
  • 原発社会からの離脱 自然エネルギーと共同体自治に向けて

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    宮崎氏の堅苦しい話が展開すると思いきや、飯田氏の熱くクールな話で向かうべき方向性は示してもらったように思う。
    あとは誰がやるかだが、一人一人が空気に流されず自覚を持って主張し行動するという、世界の中では至極当たり前のことが日本人に、私自身に求められている。

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    2011年07月03日
  • 原発社会からの離脱 自然エネルギーと共同体自治に向けて

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    一筋の希望の光とともに、この先のエネルギー問題について考えたいひと必読の一冊。

    ここでは「3.11以後の日本」について、社会学者の宮台真司氏と環境エネルギー政策研究所所長の飯田哲也氏ふたりの対話を通じて、おもに「エネルギー」面から論じている。

    宮台氏はここまで原発社会をつくってきた日本人の「心性」について、「《悪い共同体》とそれに結合した《悪い心の習慣》」「知識社会」「ガジェットの集積を尺度とした豊かさ」といったキーワードから語っているが、まさに核心をついている。

    一方、もともと技術者として原発開発の現場に身を置き、原発行政にも深く関わってきた飯田氏の話も生々しく興味深い。その後訪れたス

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    2011年06月24日
  • 企画立案からシステム開発まで 本当に使えるDXプロジェクトの教科書

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    やってみないとわからないものの、実態の流れに沿った形で、想像できるレベルの仔細さが良かった.

    実例を用いたケースで照会していくのは良いが、オンライン(EC)のパン屋(toC)というのがピンとこなかった.大きな企業で扱うtoBケースが例となっていればよかった.

    読者の前提としては、DXプロジェクトの対比として出される基幹系(情報系)システム開発プロジェクトの一連を経験してないと想像できないかもしれない.また、DXの2種:新商品・サービス系DXと事務系DXのうち、前者が対象となっている.

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    2023年11月08日
  • 企画立案からシステム開発まで 本当に使えるDXプロジェクトの教科書

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    積読になっていたけど今更ながらに読んだら、2020年に業務で悩んだことと繋がって納得する部分が多くあったので、良書だったんだなぁと今更ながらに思ったりした。

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    2021年01月31日
  • 企画立案からシステム開発まで 本当に使えるDXプロジェクトの教科書

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    DXとは?を体系的に説明してくれる DXプロジェクトは、既存のウォーターフォールなプロジェクトと比較して何が異なるのかを、プロジェクトの進め方にそって紹介してくれる。発注する側の目線で書かれている内容が多く、プロジェクトを進めるにあたって考慮すべき点がわからない発注者にとっても有用だと思う。

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    2025年12月06日
  • 企画立案からシステム開発まで 本当に使えるDXプロジェクトの教科書

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    ネタバレ

    各種dxプロジェクトにおける大事な考え方を整理してくれている良著。


    メモ
    ・pmに求められる3つの行動
    aiなど最新技術の使い方を理解する
    競合類似事例を常に把握しておく
    要求課題を積極的に整理提案する

    ・サービスの企画とは以下の3つを明確化すること
     顧客は誰か、どんな課題を解決するか、何を使って解決するか

    ・アジャイル開発を成功させる条件
     システム開発規模が大きくない
     高品質が求められるシステムでない
     プロダクトオーナーがいて意思決定できる
     スキルの高いエンジニアが確保されている

    ・部分的なアジャイル
      企画から要件定義、設計から実装は導入可能な部分。

    ・タスクフォー

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    2020年12月06日
  • 原発社会からの離脱 自然エネルギーと共同体自治に向けて

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    原発社会からの具体的な離脱論の展開を期待したが、いささか内容が飛びすぎる。どちらかと言えば国策批判、官僚批判がメイン。

    「貧しくならない省エネ」という考え方には同意。ただし30万円する薪ストーブを「普通の人」が買うかどうかはちょっと疑問。

    「生活をいちいち反省しなくてもいいから、原発でいい」国民の心が一番変わらなければならないが、一番変われないのも国民の心では。その方法論をもっとブレストしたい。

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    2014年11月18日
  • 原発社会からの離脱 自然エネルギーと共同体自治に向けて

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    東日本大震災、福島原発事故から2年を過ぎても、
    いっこうに収束の行方が見えない…
    本書は、震災事故1週間めの対談をもとに編まれた一冊。
    肝心で不可避な問題点が明晰に言及されていると感じた。

    著者の飯田哲也は「あとがき」でこう書いている…
    ―この国の「旧いシステム」は、あまりにも日本社会を構成する
     大多数の善良な人々、とりわけて最底辺層や将来世代への
     眼差しが欠けているだけでなく、その善良さを愚弄し、
     見下し、しかもそこに付け込んで「寄生」しているとしか思えない。
     しかし他方で、それを批判して理想像を美しい論文にまとめても、
     どろどろした「現実」に手を突っ込まなければ、
     それはエク

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    2013年03月16日
  • 原発社会からの離脱 自然エネルギーと共同体自治に向けて

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    社会学者、宮台真司さんと環境学者?の飯田哲也さんの対談形式によって原発依存社会について言及された一冊。
    全体としては飯田さんが環境的、エネルギー政策としての専門的な側面から論じ、宮台さんが(どちらかといえば)読者目線で的確な疑問を投げかける、といったような構成。宮台さんのコメントについては、読んでいて気になる部分を的確かつわかりやすい表現で突っ込んでくれたり、理解を促進する言い換えをしてくれたり、さすが宮台さんって感じでした。

    個人的に一番面白かったのは第二章「変わらない社会、変わる現実」で、ここではなぜ日本社会が原発依存社会から抜けだせないでいるのかを、抜けだしたスウェーデン社会との比較か

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    2012年08月02日
  • 原発社会からの離脱 自然エネルギーと共同体自治に向けて

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    エネルギー問題についてなんも知らなかったおれには目から鱗な情報満載だった。例えば自然エネルギーが実は結構量的な意味でもいけるんじゃないかとか、北欧の例とか。原子力ムラも聞いたことあったけど実態が垣間見えたし。エネルギーの問題から日本の共同体自治についても考えたり。
    ただ対談形式なんで、おれみたいな無知な人間にしたら知らないキーワードが解説なしで出てくるのが難点。

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    2012年07月19日
  • 原発社会からの離脱 自然エネルギーと共同体自治に向けて

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    エネルギー政策を取り巻く背景と、政治のカラクリが読めた気がする。
    本の趣旨とは関係ないが、薪ストーブに惹かれてしまった。
    炎を眺める生活は優雅でいいなぁ。

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    2012年05月26日