夏川草介のレビュー一覧

  • 命の砦

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    ネタバレ

    3.5

    P52
    皮肉というものは、ある種の余裕の表れであって、余裕のなくなった毒舌は、悲鳴か暴言の色彩を帯びてくる。

    P126
    人生というものは、断片だけを取り上げて、あれこれ論じることのできないもの。

    P370
    ユーモアというのは一種の鎮痛薬。パニックを回避して、物事と冷静に向き合う時間を与えてくれる。

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    2025年08月26日
  • 命の砦

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    『臨床の砦』の姉妹本とのことで続けて読んでみました。『臨床の~』で出てきた敷島先生以外の医師のお話もあって、セットで読むとより堪能できますね。コロナの診療に対しても、様々な医師の考え方があって一筋縄ではいかない難しさもよくわかったし、何より三笠のリーダーシップに脱帽。現場の過酷さを改めて知れて読めてよかったです。

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    2025年08月09日
  • 臨床の砦

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    夏川さんの作品はご本人の温かなお人柄が出ていて大好きです。読みやすく、冷静沈着な筆致で進むものの、地に足のついた厳しいコロナの現場が描かれていて惹き込まれました。続編も読んでいます。

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    2025年08月09日
  • 命の砦

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    患者を救いたいという気持ちと社会や家族の目との板挟みの医者の葛藤が描かれる。娘のあることばで主人公はどう動くか。

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    2025年07月19日
  • 神様のカルテ3

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    安定の栗原節(*^^*)
    生きていることはままならないけど、それに抗おうともがいて生きる!をしていく皆さんの姿がステキすぎです。

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    2025年07月11日
  • 勿忘草の咲く町で 安曇野診療記

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    「花の命は短くて・・・」
    というが、人の命は長すぎる?
    安曇野の自然の中にある『梓川病院』が舞台。
    地元生まれ地元育ちの、月岡美琴(つきおか みこと)は、看護師三年目。無我夢中の新人時代を抜けて、何か分かってきたつもりになりがちな時期?
    信濃大学医学部を出た研修医、桂正太郎(かつら しょうたろう)の実家は、東京の花屋。彼の、花に関する知識が物語の彩りになっている。

    夏川草介氏は、「白い医療物」担当だと思う。
    しかし、生きているのか死んでいるのか分からない老人ばかりが病院を占拠している状況には強い危機感があるのだろう。
    現役のお医者さんが書く小説は常に、医療の現実が抱える問題を大きく取り上げて

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    2025年07月09日
  • 新章 神様のカルテ

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    イチさんはどこに行ってもイチさん節をかましてて安心します(*^_^*)
    シリーズものの安定性が好きです。

    頭には櫻井くんと宮崎あおいさんがチラつきますが。。。

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    2025年06月26日
  • 始まりの木

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    民俗学と聞くと、小難しいのかなと初めは思ってしまったが、各地に足を運びながらその土地で起こる事象や日本人の精神性に向き合う小説と考えれば、難しくなく読めた。
    民俗学の要素を小説の中に混ぜ込ませて、登場人物の造形や風景描写も余す所なく伝えながら、話も展開させるのはこの作者だからこそ出来ることなのかもしれない。

    今のような時代にこそ、大局を見据えるための学問の真価が発揮される、そういった学問の一つが民俗学。
    文化や土地のルーツを辿る学問は(自分もそっち系だった)実社会ですぐに役立つものではないと思うが、一般的に見たら少し遠回りをしてでも進めた研究はいずれ社会への還元になるのだろうし、そういう研究

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    2025年02月12日
  • 新章 神様のカルテ

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    今回も泣けた


    母が子どもを置いていくのは辛過ぎる


    今後に続くならば、細君が自分の仕事を全うする姿を描いてほしいです

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    2025年01月29日
  • 新章 神様のカルテ

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    引きの栗原一止。
    懐かしく読み終えた。
    変わらずに優しく見守るハルさんと無邪気な小春には癒されるし、栗原をとりまく一見放置にみえるが実は情熱をもち周りをよくみてさっと助けてくれる北脇班長、純粋に突き進む利休など栗原の周囲にいる人物も個性的でありながら魅力的だった。
    大学病院内の一筋縄ではいかない事情のなかで患者を第一に考えるのはなかなかできることではない。さらに大学院生という立場で薄給なうえに休みもほとんどない医者には頭が上がらない。
    今回は若くして膵癌となった二木さんを中心として話がすすむが、今回の患者は穏やかながら意思強く病気をうけいれ向き合う強い姿が印象的であった。
    病院で働く方々に改め

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    2025年01月03日
  • 始まりの木

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    キャラクターは小説という感じ。
    時々織り込まれる不思議な出来事と、やけに生々しい大学の事情。神様は感じるものだ。

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    2024年11月17日
  • 新章 神様のカルテ

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    いきなり神様のカルテ新章を読んでみました。熱心な医療への取り組みや、病院の組織のことが詳しく書かれていましたが、今まで読んだ夏川さんの小説とは違いました。
    私は最近の作品の方が好きです。

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    2024年03月17日
  • 神様のカルテ2

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    栗原一止の務める本庄病院に、彼とともに大学時代を過ごした進藤辰也が着任することになります。しかし、栗原や砂山とともに理想を追っていたはずの彼は、かつての彼の姿からは信じられないような生気のない態度で仕事をし、悪評を受けることになります。やがて栗原は、進藤が結婚した如月千夏の身に起こったある出来事が、彼の変化の背景にあることを知るようになります。

    さらに、大狸先生とともに本庄病院を支えてきた古狐先生が倒れ、深刻な病にむしばまれていることが明らかになります。栗原たちは、彼の命を支えようと一丸となって力を尽くします。

    今回は、前巻よりもわかりやすいクライマックスをつくっていることもあって、エンタ

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    2025年11月15日
  • 神様のカルテ

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    大学病院というところは、回復の見込みの無い病人を入院させ長期に治療するという考えはない。死を前にした人達、特に高齢者は地域の病院へと移される。地方医療の現実は悲惨である、医者の数が足りず現場は常に大忙しなのである。主人公の栗原一止は死を前にした患者のために働く青年医師として周囲の信望も厚い。2010年本屋大賞第二位とあって楽しく読ませてくれる。

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    2026年03月06日
  • 神様のカルテ 1

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    原作とも実写ともまた違ったイチさん。それぞれの演出だと思うので、違いは当たり前なのかもしれませんが…やっぱり原作と比べてしまうのは仕方ないですかね?
    個人的には、原作>漫画>映画…かな?
    学士殿や男爵のキャラは漫画より映画の方があっていた気がしますが…ストーリー描写を変えすぎで…学士殿の桜の門出のくだりが好きな私的には、漫画の方が原作に近いのでいいかな?

    こうやって、映画でも漫画でも、「神様のカルテ」が広がるのは良い事だと思います!

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    2011年11月05日
  • 本を守ろうとする猫の話

    購入済み

    期待しすぎた。本を好きな人間が一度なら考えたであろう理不尽を湛えた迷宮に主人公は誘われ、それぞれの迷宮の主を説得していく、という趣旨の物語だが、結局この迷宮も、それぞれの主も、猫も、なんなのかはわからない。説得も、高校生の感情論の域を出ない。児童文学ならよかったかもしれないが、大人の、本を好きだと自覚があるだけの読み手に対する読み物としては非常に薄い。

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    2025年09月21日
  • 神様のカルテ 1

    nao

    無料版購入済み

    小説から漫画を見ました。小説とだいぶイメージが変わってしまい見た後は少し後悔が残りました。漫画から入る方はよろしいかと思いますが小説から漫画はちょっと抵抗があります。

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    2021年02月02日