朝倉かすみのレビュー一覧

  • 夏目家順路

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    夏目清茂の死をきっかけに、お葬式に集った人びとがそれぞれに想いをめぐらせる。清茂との関わり通して描かれる人間模様が面白い。そしてそれぞれが抱える秘密、気持ちをこっそり覗き見ているような感覚は不思議。
    死ぬまで毎日を生きる。それをどう生きるかか大切なんだろな。それにしても詩織ちゃんの大人達を見る観察眼はすごいね。

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    2013年05月11日
  • 夏目家順路

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    先々を謀ることなく、今できること、すべきことに一心に取り組む。そうすることで移ろう一瞬に気持ちを宿らせることができると詩織は理解する。
    難しいことのようだが、でも、形は違えどけっこうみんなそうしているようにも思える。できなかったときには後悔することだってある。ゆえに清茂のことをうらやましくも感じるのだと思う。

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    2013年04月30日
  • 静かにしなさい、でないと

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    短編集。
    こんな人間になりたくないなあと思いながら読んでたけど、もしかしたらわたしはすでにこんな人間なのかもしれないと思えてきた。ぞっとするね。

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    2013年03月14日
  • 好かれようとしない

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    薦めがあったので読んでみた。
    なんだか話のテンポがうまくつかめなくて後半からわかってきた。不思議な恋愛小説。

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    2013年01月18日
  • ロコモーション

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    DでBでWくらいの毒っ気が良かったんだけど、いかんせん異世界すぎた。やっと文章に慣れて面白くなってきたかと思えばあの展開。たまにならいいけどやっぱり重くない毒の朝倉かすみの方が良い。

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    2012年12月19日
  • 玩具の言い分

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    文庫版の表紙はビミョウ。 『田村はまだか』の浅倉かすみさんによる短編集。30代半ば~40代前半くらいの女性たちをめぐるお話。意外なことにセックスがらみがテーマになっていて、タイトルの「玩具」というのは、「玩具にされる」ということにつながっているそうで。とはいえ、エロい感じはあまりせず、山田詠美の『学問』における性のような、そういう原始的な感じでした。高校の同級生だった4人が35歳のときと43歳になったときに集まるお話が2篇入っており、それがこの短編集をまとめる風になっています。その4人が、性を本能として理解している風の女性(独身)と、そんな風には受け入れられず頭でっかちで奥手ながらいったん理解

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    2012年11月22日
  • 好かれようとしない

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    同じ作家の本ばかり読んでいるせいかもしれないけど、最初はすごく読みづらかった。言い回しがすっと頭に入ってこないし、何度読んでも理解できない文があったりした。
    それでも最後まで読んだのは、主人公の性格や振る舞いが自分と似ていたからだと思う。最初はだらだら読んでたけど、話が進むにつれ、わくわくしながらページをめくっていた。終わりはすっきりしていて、読後感もよかった。

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    2012年07月17日
  • ともしびマーケット

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    ネタバレ

    連作短編集。「ともしびマーケット」というスーパーと、それに関連した人たちのお話。

    全9章で各章いろんな人物が主役として登場。14歳の中学生から70のじいさんまでバリエーションに富んでいますが、それが各章の好感度の差につながってしまった気がします。

    14歳女子中学生の、中二病ど真ん中の妄想を拡大させながら、悶え苦しみつつ(?)告白するエピソードはとても面白かったですが、うらぶれた中年男女のエピソードはあまり引き込まれず…

    あと、連作の軸となる「ともしびマーケット」があんまり機能していないような… スーパー外でのエピソードが多すぎて存在感が希薄なのに加え、各章の人物たちがさほど密接に絡んでい

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    2012年07月11日
  • 肝、焼ける

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    ネタバレ

    5つの短編が収められた作品。著者のデビュー作のほか、表題の『肝、焼ける』の2つが文学賞を取っていたようです。

    巻末解説の豊崎女史は全作品を絶賛してましたが、個人的には『肝、焼ける』と最後に置かれた『一入』以外は、それほど面白いとは思えず。まぁ、すべての作品において主人公が妙齢の(時に妙齢以上の)独身女性なので、共感して読めということに無理があることを考えると、仕方ないか。

    主人公とされている女性と同じような立場の方が読んだら、どんな印象を持つんだろう、というところが、ちょっと気になりました。共感なのか、同族嫌悪なのか、憐憫なのか。
    それによって、この著者の作品が今後も読まれ続けるかどうかが

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    2012年06月11日
  • 好かれようとしない

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    ネタバレ

    2012/6/10
    ちょいとニヤニヤする本。
    自分が”女の子”するのがとてつもなく恥ずかしいというのに共感。
    私ごときを好きになるような男は嫌だっていうのも非常によくわかる。
    ヒロエ・Oと鍵屋の関係は理解できん。
    「あれこれ思うは人の心、ふっと思うは神の心」は実践したい。
    ふっと思ったことはやろうぜ!私。

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    2012年06月10日
  • 肝、焼ける

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    ネタバレ

    短編集。

    「コマドリさんのこと」は読んでいて辛いほど(でもくせになりそうな)乙女なおばさんの話。
    イタイけど、最後はちょっとだけ未来を感じさせる終わりだったのでよかった。

    「一入」は、コマドリさんの後だからか、妙に幸せな気持ちになった。
    13年つきあった恋人にプロポーズをしたら「考えさせて」と言われ、ショックを受けつつ女友達と温泉旅館へ行く話。

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    2012年04月23日
  • ロコモーション

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    【読書】「ロコモーション」朝倉かすみ(光文社文庫) いきなりこの本はお勧めしません。ティナ・ターナー?って人は特に(笑)分かる方向けか。その前に「田村はまだか」という作品をまずはお勧めします。特にアラフォー世代の方々。是非。それ以外の方でもですが。 

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    2012年03月16日
  • 好かれようとしない

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    主人公と同い年。わたしも頭で考えることが多いなーと感じながら読んだ。
    深く考えるのも大事やけど、ふっと思ったことも大事にしたい。
    恋愛だけじゃなくって、それ以外のときも。
    頭で考えがちな私が、もうちょっと自分の好きなようにしてみようかなぁと思えた一冊。

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    2012年02月11日
  • 好かれようとしない

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    タイトルの「好かれようとしない」とは主人公・風吹の大家による恋の格言で、要するに惚れるより惚れられろってことかな?
    顔がすぐ赤くなる風吹は、男から見るととてもかわいい。きっと国友くんとはいい恋愛が出来ると思う。
    「あれこれ思うはひとの心、ふっと思うは神の心」大家さんの言葉は、いちいち深い。

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    2012年01月24日
  • 好かれようとしない

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    タイトルに惹かれて買った。
    途中から面白くなったけど感情移入は出来なかった。
    『好かれようとしない』理由を自分なりに見付けたかったんだけど
    なるほどねぇ。にはならなかった。

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    2012年01月17日
  • そんなはずない

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    タイトルを裏切る結末。話はまあまあだけど、表現の仕方がうまいなあって文章がところどころにあって、面白かった。

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    2011年11月05日
  • 好かれようとしない

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    この作者独特の行間を読ませる描写に慣れなくて前半難しい小説だなと思ったけど、後半はテンポよく話が進んで面白かった。

    「好かれようとしない」

    今の自分に突き刺さるような言葉でした。

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    2011年08月10日
  • そんなはずない

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    計算高い女の計算間違い。姉妹ってこんな風にお互いを思っているかと思うと怖い。
    朝倉さんは、男を描くと「田村」のようにかっこいい!のに、同性に対しては非常に厳しく容赦ない。

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    2011年06月22日
  • そんなはずない

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    2011/6/1ぐらい。
    ずいぶんほったらかしていた。
    「田村はまだか」を読みたかったのになかったから
    同じ作者の違う作品を読んでみた。
    危なっかしくてハラハラしたけど悪くない着地で満足。
    ただ登場人物がそれほど好きになれないタイプだったので☆3ぐらいかと。
    不幸になってまえ!って程嫌いではないけどさ。

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    2011年06月17日
  • 好かれようとしない

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    タイトルがセンスなさすぎる!
    奥手で赤面症の主人公の行動にはわりと共感できた。
    相手が鍵屋っていう設定をもっとうまく活かせるんじゃないかなー
    なんかもったいない感じ。
    最後の山本ふみえとにこぽんのエピソードは蛇足な気がする。
    全体的になんとなく先が読めちゃうというか、
    気になってぐいぐい読ませるパワーがもうちょっと欲しい。
    映像化するなら風吹は蒼井優

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    2011年06月01日