岡田淳のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ二分間の冒険で、初めて岡田さんの本を読み、面白くて気に入ったので、レビューによく名前が挙がっていたこの本を読んでみた。
こちらもゲーム仕立ての異界の話だが、のっけからいつまでも続く階段、異界になった学校が出てきて怖い話だった。
ゲームに出るキャラクターは、役割以外の部分はなんだったのか、とは面白い着眼点。
一人一人に物語があったはず。
一瞬でやられるザコキャラにも、想いはあり、過去はある。
ハリーの正体はうすうす分かったけど、あとで出会いの場面を読み返したら、ゲームってなんの話?というセリフに涙が出そうになった。知らなかったから、この役割なんだね、、、。
ラストで勇太たちが死んだのにはショ -
Posted by ブクログ
悟にあった時間は、体育館から保健室に行って戻ってくる二分間だけのはずだった。
だが悟は校庭で黒猫ダレカに出会った。
そして魔法の時間、魔法の場所に入り込んだのだ。
黒猫ダレカは悟の頭に語りかける。「ちょっと遊んでくれよ。おれを捕まえたらお前の勝ち。もとの世界に戻してやるよ。時間はたっぷりある。この世界でお前が老人になるかならないかというころに、元の世界ではやっと二分間がすぎるくらいさ。おれの探し方?おれは『この世界で一番確かなもの』の姿をしている。じゃあがんばれよ」
悟が迷い込んだのは深い森だった。出会ったのはクラスメイトと同じ顔と名前を持つ少年少女たち。
この世界では子供だけで暮らしていて -
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Posted by ブクログ
二番目に読んだ岡田淳。これも、長男が寝る前の読み聞かせに用いた。
岡本淳の代表作をいくつか読んだ後であらためて思い出してみると、この作品は時期的に見て、それまでに描かれた岡田作品のある意味、集大成的な位置づけができそうに思われる。
僕の考える岡田さんの基本テーマとは、「みんなの心がばらばらの状態であっても、決してあきらめず、まず一人から行動をはじめれば、
みなの心に共鳴現象が起こり、今までの日常からは考えられないような、不思議な一体感が芽生えてくる」、
というものだ。この作品は特に、ひとりでの日常の地味な「戦い」を、ファンタジー世界での冒険になぞらえるというところに重点が置かれた作品になって