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おさななじみの康男と優樹は、忘れものをとりに、下校時刻を過ぎた学校にしのびこむ。だれもいない教室には、中世の騎士のかっこうをした男がいた。関西弁でしゃべるうさんくさいその男は、ジェラルドとなのり、自分は竜退治の騎士だという。半信半疑のまま、会話をつづける三人の前に、竜があらわれて…。読みおわると心がまるくなるちょっといい話。
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Posted by ブクログ
これは強烈に面白かったです!!これまで子供に読み聞かせを3年半続けて古今東西の名作を読んできた中で一番面白かったかもしれません。少なくともうちの子のウケという意味では最高でした。分量が適度に短めというのもあるけれどとにかく面白いものだから途中でなかなか切り上げることができず4晩で読み聞かせ終わってしまったほどです。物語に演劇がひとつの要素として出てくる通り、ちょうど少人数の劇団の舞台を見ているような感覚がありました。軽妙な関西弁の会話(子供に特にウケた)と、劇団風の芝居がかった台詞、激しいアクションシーンがあることもあって、音読をしていても自分が劇団員になったようですごく楽しくて、音読し甲斐がある作品でした。子供向けの教訓も確かにメッセージには含まれているのですが、それが押し付けがましくなく、だけれどとてもインパクトがあるフレーズで頭にしっかり残るように書かれています。きっと明示的に教訓を垂れるよりもこれの方がよほど子供の頭に残ることでしょう。ただし本書はファンタジーはファンタジーなのですが、同じ著者の作品と比較すると本書には「びりっかすの神さま」要素もちょっと入っていて、「二分間の冒険」や「選ばなかった冒険」ほどファンタジーや冒険物語のテイストは強くないのでそういう本だと先入観を持って期待して読むのはやめた方がいいです。
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小説・文芸
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